小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
「〇〇ちゃんは地域一足が速いんだって。」
「〇〇君は、先生が問題を出した瞬間、計算の答えが出るんだよ。」
「〇〇ちゃんの字は美しすぎる。」
お友達でいることが誇らしくて仕方がない彼女。
自分に持ち合わせないものばかりで、拝みたい気分のようです(笑)。
そんな娘の得意なもの。
正直、これというものがありません。
ただ「〇〇博士」的なものはなくても、彼女にはちょっとした記録がありました。
それは毎週行われる漢字テスト。
一度も間違えることなく4年生の今まできたのですが、先日ついに間違えました(笑)。
しかもこれ、休校中に漢字の読みの宿題として出されたもの。
丸付けをした母が見事に見落とし、間違えたまま丸を付けていたという大失態。
娘はそのまま覚えてしまい、テストでその間違いに気付くことに。
母がモンテッソーリ教育を学ぶ中で、最も難しいと感じたことの一つに「間違いをプラスに捉える」というものがあります。
子どもが間違えてもすぐに指摘をするのではなく、子ども自身に間違いを気付かせる。
その意識を育てることが大人の仕事と聞いても、なかなか自分自身の意識改革が出来ずにいました。
今回、バツのついた娘の答案を見て感じたのは、「あの時、自分が丸付けをもっと丁寧にしていたら…」と悔やまれる気持ち。頭の中でいくらモンテッソーリ教育の理念に共感しても、プラスに捉えることはできませんでした。
当事者の娘はというと…。
次の漢字テストに向けて準備をしている姿を覗くと、以前とは違った様子が…。
休校中に母が丸付けをしたもの、授業中の練習問題でお友達が丸付けをしてくれたもの。
漢字辞典を引きながら、再確認をし始めました(笑)。
漢字が楽しいと小学校入学当初からルンルンで向き合ってきた娘。
長い間同じルーティーンを辿ってきましたが、ここに「再確認」というステップが加わり、さらに定着を深める結果となってきているようです。
きっと、今回のことがなければ、今後加わることはなかったであろう新たなステップ。
間違いなくギフトだと感じています。
「間違いを成長の機会と捉える」
こう言われ続けてきたモンテッソーリ教育における「間違い」の定義を、娘自身が体現してくれて、ちょっぴりホッとした一場面。日々後退していく老いた母とは異なり、子どもは偉大です(笑)。
★★
娘の漢字好きを助長してくれたシリーズはこちら。
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