敏感期を生かした漢字学習 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

前記事「漢字学習の「地図」を手に入れる」 ではたくさんの方々よりメッセージやコメントをいただき、ありがとうございました。日本語の要となる「漢字学習」は、多くの方の共通の関心事であると改めて知り、嬉しくなりました^^バイリンガル育児も試みている我が家ですが、やはり母語あっての第二外国語。今後も漢字の付き合い方については、色々と試行錯誤していくこととなるのでしょう。

環境から自然と覚えていくことが理想ですが、なかなかその「自然なシチュエーション」だけでは習得できないことも事実。でも、なるべく娘にとって楽しく興味を持って学べる方法をと考えたとき、漢字だけには限りませんが、「敏感期を生かす」ということが、我が家においては最も容易く自然である気がしています。

実際、今回娘の漢字熱の引き金となったのは、前回もご紹介したこちらのシリーズのこんな部分からでした。
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漢字がたのしくなる本―500字で漢字のぜんぶがわかる (1)
漢字がたのしくなる本―500字で漢字のぜんぶがわかる (1)

漢字がたのしくなる本 ワーク (1)
漢字がたのしくなる本 ワーク (1)

三度の飯よりも「絵」が好きな娘。3,000年以上も生き続けている「漢字」という「文字」の始まりが、「絵」であったことが、何よりも彼女のスイッチを入れました(笑)。そして描きたいのは、漢字ではなく元の「絵」^^;でも、この元の絵を描き続けるうちに、気付くと漢字ももれなく付いてくる。漢字学習を目的とした時間ではなく、単なる「お絵描き」の時間だからこそ、それは楽しくていつまでも向き合っていたい。敏感期の子どもの特性とも言える空間と時間がそこには存在します。

ひとつひとつの文字が持つ意味、そしてそれらの文字の仲間やつながり、そんな部分が少しだけ見えてきた最近、漢字の成り立ちを体系的に整理する意味も含めて、お世話になりっぱなしなのがこちらのシリーズです。
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小学校6年間で習う漢字のすべてがひとつひとつ絵と共に解説され、どっぷり親子ではまっています。

漢字なりたちブック 全6巻セット: 白川静文字学に学ぶ
漢字なりたちブック 全6巻セット: 白川静文字学に学ぶ

最初は学年ごとに揃えようと考えましたが、漢字の画の種類ごとに漢字に触れている彼女には、「学年」なんて概念は無(笑)。その時出会った漢字を赴くままに探していきます。

漢字なりたちブック 1年生: 白川静文字学に学ぶ
漢字なりたちブック 1年生: 白川静文字学に学ぶ

確かに1年生で習う「雨」も3年生で習う「皿」も現在の彼女には、「難易度」なんて関係ありません。テストのための学びではない今は、漢字という地平線を十分に堪能して欲しいと思います。

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どっぷり漢字の世界に浸かっていたかと思うと、次の瞬間には英会話教室の先生からいただいたアメリカの25セント をアメリカの地図に並べていく娘。行ったことも見たこともない州の名前から、まだ見ぬ遥か彼方の世界を想像しているのか、一人楽しんでいました^^ 
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どこに転がっているのか分からない子どもの敏感期。
どっぷり母語のプールを泳いだ後は、自然と英語へとやってくる。
そんなパターンも最近ちょっと見られるようになってきました。
本人は全く気付いていないでしょうが^^;

面白すぎです(笑)。

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