「クワイエット・プレイス DAY 1」★★★~ドラマ要素けっこう多め | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

『シネマ報告書2024』の掲載にあたって

 
ドラマ要素けっこう多め
★★★
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES
 
(2024年/アメリカ/100分/A Quiet Place: Day One
 
【 製作 】
マイケル・ベイ
アンドリュー・フォーム
ブラッド・フラー
ジョン・クラシンスキー
 
【 監督 】
マイケル・サルノスキ
 
【 出演 】
ルピタ・ニョンゴ

ジョセフ・クイン

アレックス・ウルフ

ジャイモン・フンスー

 


 

【あらすじ】

 

 アメリカの大都市ニューヨーク。

 病を患い治療しながら飼い猫フロドとともに暮らすサミラ。ある日、突如として空から多数の隕石が降り注ぎ、その隕石とともに襲来した凶暴な“何か”が人々を襲い始める。

 物音を敏感に察知し人間に襲い掛かる“何か”。サミラはフロドとともに身を潜めながら街の中を逃げ惑う。

 そこで同じように逃げてきたエリックという男性と出会い、なんとかニューヨークからの脱出を試みる―

 

 

【コメント】

 

 さて、今回劇場で鑑賞したのは、「音を立てたら即死」という触れ込みで大ヒットしたホラー映画、2018年『クワイエット・プレイス』、2019年『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』に続く5年振りの最新作です。

 今回は前2作の発端となった、モンスターが地球に襲来した日を描いた前日譚とのことですが、個人的にはまあビックリ系ホラーにちょっと感動的なドラマをくっつけたホラーものという認識くらいで、さほど印象深い作品ではなかったかなと。

 そんな個人的にはSo-Soなホラーではありますが、満を持しての新作ということでとりあえず観ておこうと「田近シネマシティ」に足を運んだ次第です。

 ちなみに、本作のパンフレットは取り扱いがない模様です。

 

(C)2024 PARAMOUNT PICTURES

 

 うん、まあこんな感じでしょう。物音を立てたとたんに襲ってくるという超耳の良いモンスターから逃げ惑うというシチュエーションはしっかり踏襲しつつ、今回は大都会ニューヨークという大人数がいる場所を舞台に替えつつ、ひとりの病弱な黒人女性と青年との交流を通じて、生き残るために助け合いながら逃避行をするという展開。

 相変わらず心臓に悪いビックリ系のホラーではありましたが、今回はホラー要素よりも泣かせにかかるドラマ的な要素のほうが強かったですね。まあ僕は特段感動はしませんでしたが。

 そんな僕が感じた本作の感想は以下の3つです。

 

1.ドラマ要素けっこう多め

2.相変わらず心臓に悪い

3.まだ続きそうな予感

 

 主役サミラには最近活躍が著しい黒人女優ルピタ・ニョンゴ。癌を患い余命幾許もない生きることを半ば諦めた女性役が見事にマッチしているし、一見頼りなさそうだけど実直で優しい青年エリックの誠実さも良い。クライマックスで二人がバーで繰り広げる展開はドラマチックだし、ラストシーンでサミラの自己を犠牲にしてエリックを助けるシーンも実に印象的。とにかくドラマチックなシーンが多くて、ホラーとの配分も考慮しつつ感動させようとするドラマチックなホラーでしたね。

 

 もっとも、サミラが病弱なわりに随分と体力あんなーとも思ったり、物音だけで人間を襲う耳の良いモンスターが、大雨と落雷のようなどでかい音と一体どうやって聞き分けてんだよという相変わらずの疑問もあるんですが、まあ細けーことはどうでもいいんだよという感じなんでしょうかね。音を出したら即死というのが本シリーズの醍醐味、ビックリ演出の究極と言えば究極のシリーズなんだと思います。

 まあ、舞台や主人公は変われど個人的には前2作とさほど変わり映えしないホラーだったかなと。特段心に響くこともなくあまりインパクトは感じませんでしたかね。

 

(C)2024 PARAMOUNT PICTURES

 

 そんなわけで、日本国内はともかくアメリカではヒットシリーズになっているので、今後も続きそうかなと個人的には思っています。今のところ具体的な企画は立ち上がっていないようですが、感動系ホラーとしてもニーズはまだまだあると思います。

 個人的にはまずまずなシリーズではあるんですが、これから先また新作が公開されたら、なんだかんだでやっぱり観に行ってしまいそうです。

 

 

【2024年度 Myランキング】(6/29時点)

 

 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。

 夏本番ですな。

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:PERFECT DAYS ★★★★★

  2位:DUNE デューン 砂の惑星 PART2 ★★★★☆

  3位:デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 ★★★★

  4位:デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 ★★★★

  5位:マッドマックス:フュリオサ ★★★★

  6位:帰ってきた あぶない刑事 ★★★★

  7位:シティーハンター(未) ★★★★

  8位:ゴールデンカムイ ★★★☆

  9位:カラオケ行こ! ★★★☆

 10位:ライド・オン ★★★☆

  次点:猿の惑星 キングダム ★★★☆

     ネクスト・ゴール・ウィンズ ★★★☆

     ロードハウス 孤独の街(未) ★★★☆

     

     

 (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:ハンガー・ゲーム0 ★★

  2位:ザ・ウォッチャーズ ★★☆

  3位:映画 マイホームヒーロー ★★☆

 

<その他ランク外一覧>

エクスペンダブルズ ニューブラッドコンクリート・ユートピアアクアマン 失われた王国ある閉ざされた雪の山荘でLift リフト(未)バッドランド・ハンターズ(未)哀れなるものたちファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ身代わり忠臣蔵雪山の絆(未)ボーはおそれているマダム・ウェブARGYLLE アーガイル落下の解剖学ポップスが最高に輝いた夜(未)変な家サンクスギビングTALK TO ME トーク・トゥ・ミーゴーストバスターズ フローズン・サマーオッペンハイマーエクソシスト 信じる者恐怖の報酬(未)DIVE ダイブ 海底28メートルの絶望REBEL MOON パート1:炎の子(未)ゴジラ×コング 新たなる帝国EBEL MOON パート2:傷跡を刻む者(未)エレベーター・ゲーム劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血バッド・デイ・ドライブマッチング範馬刃牙VSケンガンアシュラ(未)DOGMAN ドッグマンUltraman:Rising(未)セーヌ川の水面の下に(未)バッドボーイズ RIDE OR DIEクワイエット・プレイス DAY 1

 


 
 
 

『クワイエット・プレイス DAY 1』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

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