「ポップスが最高に輝いた夜」★★★☆~80年代、日本でも洋楽の人気は高かった | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

『シネマ報告書2024』の掲載にあたって

 
80年代、日本でも洋楽の人気は高かった
★★★☆

 

(2024年/アメリカ/97分/The Greatest Night in Pop
 
【 監督 】
バオ・グエン
 
【 出演 】
ライオネル・リッチー
マイケルジャクソン
スティーヴィー・ワンダー
ダイアナ・ロス
ティナ・ターナー
ブルース・スプリングスティーン
ヒューイ・ルイス
シンディ・ローパー
シーラ・E
ボブ・ディラン
クインシー・ジョーンズ
 

 

【あらすじ】

 

 1985年に発表され世界的大ヒットとなった曲「We Are The World」。

 多数の有名アーティストが参加したこの曲の創作から一晩でレコーディングした様子を、当時の映像とインタビューを通してドキュメントする―

 

 

【コメント】

 

 土曜の夜、いつもならレイトショーに足を運んで映画鑑賞。今週も観たい映画が何本かあったんですが、この日はどうしてもリアタイでR-1グランプリを観たかったので、今回は家に籠ってました。

 それでも映画は観たいぞと、ネット映画でお茶を濁しとこうと動画配信サービス「Netflix」を物色していたところ目にとまったのが本作。

 本作は1985年に全世界で大ヒットしたUSA for AFRICAの名曲中の名曲「We Are The World」のレコーディングの様子を、当時の映像とアーティストのインタビューを交えて構成されたドキュメンタリー映画です。

 僕の年代にとってこの曲はまさにドンピシャもドンピシャの世代。 あれから40年もの月日が流れた現在にその様子が観られるということで興味を持ち鑑賞してみた次第です。

 

 

 2024年現在において、日本における洋楽の知名度ってほぼほぼないに等しいですよね。知名度的に最近だとビリー・アイリッシュくらいでしょうか。マネスキンとか知ってるのかなー。

 もう邦楽がそれくらいのクオリティを誇っているし、アイドルグループのような独自の文化もあって、海外といえばK-POPくらいで、洋楽に目を向ける若者は少なくなっているんじゃないでしょうかね。

 そんな僕はHR/HM大好きオッサンなので、洋楽は絶対に欠かせないジャンルだし、今でもライブとかに行けば相応に人は集まってるんですけどね。やっぱり洋楽の知名度が壊滅的なのは、僕としてはちょっと寂しいところです。

 

 でもね、僕が中学時代だった1980年代って邦楽に負けないくらいの人気を誇っていたんです、日本でも。女子がジャニーズやらチェッカーズやらでキャーキャー言ってた中、男子たちの中では洋楽かっけー、洋楽こそ至高、邦楽だせーといった洋楽フリークのやつらが多くいました。マイケル・ジャクソンにマドンナ、シンディ・ローパー、WAM!、ティアーズ・フォー・フィアーズ等々。当時の邦楽と比べてゴージャスでクオリティも高く、民放で洋楽ヒットチャートを放送してたくらいですからね。

 そんな洋楽人気の中で発表されたのが、本作の「We are The World」だったんです。

 

1.80年代、日本でも洋楽の人気は高かった

2.この人たちはやっぱりプロフェッショナル

3.「We Are The World」はやっぱり名曲

 

 感無量。懐かしいなーという気持ちもありつつ、この「We Are The World」という曲がどういった過程で生まれ、これほどの豪華絢爛なアーティストをどうやって参集させたのか、そして、紆余曲折の連続だったレコーディング風景。互いのアーティストのエゴが垣間見えつつ、最終的に最高の曲に仕上げるプロフェッショナルぶりに改めて脱帽です。見応え十分、ミュージシャンってやっぱり凄いわ。

 

 言わずもがなですが、参加アーティストたちも超豪華。80年代オッサンだったらほとんど知ってる人たちじゃないでしょうかね。ライオネル・リッチー、マイケル・ジャクソン、クインシー・ジョーンズを筆頭に、スティーヴィー・ワンダー、レイ・チャールズ、ダイアナ・ロス、ティナ・ターナー、ビリー・ジョエル、ブルース・スプリングスティーン、ケニー・ロギンス、シンディ・ローパー、ホール&オーツにヒューイ・ルイス。周囲との浮きっぷりにちょっと笑ってしまったボブ・ディランまで、今じゃ大御所中の大御所が一つの小さなスタジオに集い曲を仕上げていく。プリンスの不参加は残念なところですが、それでも超豪華なメンバーがそろっていることに違いはない。

 世界に名を誇るアーティストたちがこういうドリームなことを形にした洋楽を改めて大好きになりましたね。

 

 

 いやー、本作で久しぶりにこの曲聴きましたが、改めて名曲だなーとしみじみ感じましたね。これをバタバタと作って、たった一晩で完成させたとは思えないクオリティの高さ。これを実現させるのはもう不可能でしょうね。

 いやでも、シンディ・ローパー可愛いわ~。

 

 

 

【2024年度 Myランキング】(3/9時点)

 

 本作は、本年度のベスト10中5位(暫定)にランクイン。

 3月なのにまだ寒い。

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:PERFECT DAYS ★★★★★

  2位:ゴールデンカムイ ★★★☆

  3位:カラオケ行こ! ★★★☆

  4位:ネクスト・ゴール・ウィンズ ★★★☆

  5位:ポップスが最高に輝いた夜(未) ★★★☆

  6位:

  7位:

  8位:

  9位:

 10位:

 次点:

     

     

     

 

 (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ ★★☆

  2位:

  3位:

 

<その他ランク外一覧>

エクスペンダブルズ ニューブラッドコンクリート・ユートピアアクアマン 失われた王国ある閉ざされた雪の山荘でLift リフト(未)バッドランド・ハンターズ(未)哀れなるものたち身代わり忠臣蔵雪山の絆(未)ボーはおそれているマダム・ウェブARGYLLE アーガイル落下の解剖学

 


 
 
『ポップスが最高に輝いた夜』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

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