「インクレディブル・ファミリー」 ★★★☆~14年振りでも確かな面白さ | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

「『シネマ報告書2018』の掲載にあたって」

 
14年振りでも確かな面白さ
★★★☆
(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
 
(2018年/アメリカ/118分/Incredibles 2
 
【 脚本・監督 】
ブラッド・バード
 
【 声の出演 】
クレイグ・T・ネルソン(三浦友和)
ホリー・ハンター(黒木瞳)
サラ・ボーウェル(綾瀬はるか)
ハック・ミルナー(山崎智史)
サミュエル・L・ジャクソン(斎藤志郎)
ソフィア・ブッシュ(小島瑠璃子)
ブラッド・バード(後藤哲夫)
フィル・ラマール(サンシャイン池崎)
ジョン・ラッツェンバーガー(高田延彦)
 

 

【あらすじ】

 
 かつてヒーローだった“Mr.インクレディブル”ことボブと妻の“イラスティガール”ことヘレン、(ホリー・ハンター)はゴムのように伸縮自在のボディを持つイラスティガール、そして長女ヴァイオレットと長男ダッシュ、そして、能力未知数の赤ちゃんジャック・ジャック。彼らは法律によりヒーロー活動を止められ、静かな日々を過ごしていた。
 そんなある日、富豪の手助けによりヒーロー復活の活動をすることになるが、メインはイラスティガールのみ。Mr.インクレディブルは主夫として家庭を守る側に。
 ともにミッションに悪戦苦闘する中、モニタをジャックして人々を操る謎の敵“スクリーンスレイヴァー”と対峙することになり、インクレディブル・ファミリーに危機が迫る―
 
 

【コメント】

 

 僕にとって夏の一大イベントといえば、なんといっても実家帰省。せわしない毎日を一切忘れノスタルジーに浸りながらひたすらグダる一週間。予定どおり今年も帰省し、ノスタルジックな夏休みを満喫しつつ、映画鑑賞でもしようかと地元の劇場で観たのが本作。

 おなじみピクサーのアニメーションで、実に14年振りの続編ということで、ぶっちゃけ前作の内容を忘れてしまっているにもかかわらず、とりあえず暇つぶしにと地元の劇場「盛岡フォーラム」に足を運んだ次第。ファミリーばっかりの激込みでしたな。

 

 

(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

 

14年振りでも確かな面白さ

 

 いや、面白かった!うろ覚えの前作なんて杞憂、全然1本の映画として十二分に楽しめましたね。14年振りとはいえインターバルを全然感じさせない確かな面白さ、老若男女問わず誰でも楽しめる、さすがディズニー、さすがピクサー作品といったところですね。

 アニメーションとしては118分という若干長めではあるものの、そんな長さなんて全然感じさせないテンポのよさ、滑らかなアニメーションに適度なギャグ、クライマックスの迫力。グダるところなんて1分たりともないワクワクドキドキの118分です。こういう映画こそ誰に紹介しても文句なしの万人受け映画ですね。

 前作を観ていなくとも十分に楽しい映画ですが、フロゾンやエドナのような前作からのキャラも登場するので、事前に前作を観といたほうがより楽しめるでしょう。文句なし、さすがピクサーです。

 

 

アニメはやっぱり吹き替えがベスト

 

 前にも何度か書いていますが、こういった海外アニメーションは日本語吹き替えで観ます。聴きやすいので。映画に登場する看板なんかも日本語になっていたりしてますし、ディズニーの優しさですね。

 今回も引き続きMr.インクレディブルは三浦友和、イラスティガールは黒木瞳、そしてヴァイオレットは綾瀬はるかということで、14年のインターバルだと声もちょっと変わっちゃうんじゃないかと危惧してましたが、そんなことは感じさせないしっくり感で全然違和感はありませんでしたね。

 他にもこじるりやサンシャイン池崎、高田延彦といったゲストが登場してますが、ぶっちゃけエンドロールを見るまで分かりませんでした。こじるりはけっこう出番があったんですけどね。

 とはいえ、やっぱりアニメは吹き替えがベストです。

 

 

本作から見る現代のファミリー体系

 

 本作を観ると、現代のファミリー体系の構図がよく分かりますね。

 社会進出が著しい女性の活躍と、主夫として家族を支える側に回る男。先進国はどこでも一緒なんですかね。おそらくこれは、監督が意図して設定したものだと思います。こういった社会で活躍するスーパーウーマンと、子育てに四苦八苦しながらも家族を支えるパパという世相を取り入れつつ、クオリティも高い。こういったテーマを含みながら楽しませるエンタテイメント映画はやっぱり一味も二味も違います。ピクサー作品が面白いのは、こういったスパイスが効いているからこそだと実感しましたね。

 

 

(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

 

【2018年度 Myランキング】(8/16時点)

 

 本作は、本年度のベスト10中8位(暫定)にランクイン。

 夏の山場は終わったな・・・

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:孤狼の血 ★★★★☆

  2位:アベンジャーズ インフィニティ・ウォー ★★★★☆

  3位:デッドプール2 ★★★★

  4位:万引き家族 ★★★★

  5位:カメラを止めるな! ★★★★

  6位:シェイプ・オブ・ウォーター ★★★☆

  7位:空飛ぶタイヤ ★★★☆

  8位:インクレディブル・ファミリー ★★★☆

  9位:いぬやしき ★★★☆

 10位:リメンバー・ミー ★★★☆

  次点:悪女 AKUJO ★★★☆

     グレイテスト・ショーマン ★★★☆

     レディ・プレイヤー1 ★★★☆

     

     

  (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:パンク侍、斬られて候 ★

  2位:ザ・リング リバース ★☆

  3位:未来のミライ ★★

 

 

<その他ランク外一覧>

キングスマン ゴールデン・サークルジオストーム咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A祈りの幕が下りる時デトロイト羊の木マンハントスリー・ビルボードサニー/32今夜、ロマンス劇場でブラックパンサー15時17分、パリ行き去年の冬、きみと別れちはやふる-結び-マザー!トレイン・ミッションレッド・スパローダンガル きっと、つよくなるパシフィック・リム アップライジングラプラスの魔女ランペイジ 巨獣大乱闘フラットライナーズ恋は雨上がりのように戦狼/ウルフ・オブ・ウォー勝手にふるえてろDESTINY 鎌倉ものがたり探偵はBARにいる37 WISH セブン・ウィッシュネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!ダークタワーハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー不能犯ジュラシック・ワールド 炎の王国人狼ゲーム インフェルノガーディアンズジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングルミッション:インポッシブル フォールアウト


 

『インクレディブル・ファミリー』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

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