「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
チャーリー・ビューリー
シルビア・フークス
ジョシュア・ヘンリー
ディアミッド・マルタ
ディミトリー・レオニダス
ユエン・ブレムナー
J・K・シモンズ
【あらすじ】
【コメント】
さて、今回行きつけのTSUTAYAで手に取った映画が本作。
本作は、年初めに劇場公開されたご存じリュック・ベッソン印のアクション映画のようで、公開当時気にはなっていたものの、ネイビーシールズなるコンテンツにイマイチ気が乗らない僕としては、劇場での鑑賞はスルー。まあ、大して話題にもならなかったしね。
そういう過程を経て、まあどこまで関わってるのか分からないけどリュック・ベッソン印だし、とりあえず観といて損はしないだろうと鑑賞してみた次第です。
(C)2016 EUROPACORP - STUDIO BABELSBERG
う~む、まあそれなりには面白かったとは思いますけどね、「ド派手にやろうぜ!」という宣伝文句のわりにアクションもキャラも全然ド派手じゃありませんでしたな。
まず間違っちゃいけないのは、“ネイビーシールズ”という邦題(原題はRenegades⇒裏切者?)を出しときながら、タイトルらしくミリタリーマニアが泣いて喜ぶような戦闘シーンは冒頭の部分だけで、本作の主軸は“宝探し”であるということ。そう、本作はネイビーシールズの荒くれどもが実行する宝探し映画なんですね。本作を楽しむポイントは、この主軸を見切り、銃器やら爆弾やら戦闘機やら戦車やらのド派手なドンパチの期待を早々に捨てて宝探しの面白さにシフトチェンジできるか否かにかかっています。
このシフトチェンジに成功した(というか予備知識がなかった故に成せた)僕としては、湖の奥底に沈んでいる27トンもの金塊を如何にしてすくい上げ奪還するかという面白さに魅了されたので、そこそこ楽しめましたね。とはいっても、それほど奇抜な奪還方法ではなかったので、全体的な地味さは否めませんでしたが。
主役である荒くれネイビーシールズたちのキャラも、知らない役者ばっかりだったのでイマイチパッとしないし、ラスボスのあっけなさといったらない。本作で唯一目立っていたのはJ・K・シモンズくらいでしょうかね。いかにもな厳しい軍人でありながら、粋な面も見せてスゲーいい奴。キャスティングにもっと力を入れていればもうちょっと良くなったかもですね。
そんなわけで、ミリタリーものとして観ると肩透かしを食らう映画なので、よくよくパッケージを見て判断することをお勧めします。
(C)2016 EUROPACORP - STUDIO BABELSBERG
【2018年度 Myランキング】(6/30時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
暑っ!!!
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:孤狼の血 ★★★★☆
3位:デッドプール2 ★★★★
4位:万引き家族 ★★★★
6位:空飛ぶタイヤ ★★★☆
7位:いぬやしき ★★★☆
(ワースト)… ★★☆以下が基準
2位:マンハント ★★☆
<その他ランク外一覧>
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