「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
ナオミ・ハリス
マリン・アッカーマン
ジェイク・レイシー
ジョー・マンガニエロ
ジェフリー・ディーン・モーガン
P・J・バーン
ブリアンヌ・ヒル
ジャック・クエイド
デミトリアス・グロッセ
ウィル・ユン・リー
マーリー・シェルトン
【あらすじ】
“エナジン社”は、宇宙ステーションで、ある遺伝子実験をしていたが、実験の失敗により研究サンプルが地球に墜落する。
研究サンプルに入っていた病原体により、ゴリラ、オオカミ、ワニが巨大化し街を破壊し始める。霊長類学者オコイエは、巨大化したゴリラのジョージを救うため、かつてエナジン社の遺伝子学者ケイトとともに奔走するが、エナジン社の経営者クレアは病原体を回収するためビルに誘い込もうとする。
そして、巨大化が止まらない動物たちの大乱闘が始まる―
【コメント】
さて、今回は前々から劇場の予告編やTVCMで散々観てきた本作を鑑賞。僕はてっきり、ハリウッド版「ゴジラ」シリーズのユニバース系なのかと思っていたんですが、全く関係ないようです。最近のハリウッドは巨大モノが流行ってんですかね~。
とにもかくにもちょっと気になったんで、さっそく「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
午後ローテイスト満載のB級モンスターアクション
いや~イイですね~このB級感。まさにテレビ東京「午後のロードショー」(通称:午後ロー)で放送するには最適、ピッタリの荒唐無稽なB級モンスターパニックアクションでしたね。
ラットが巨大化してしまうという初っ端からわけわかんない病原体が登場し、それが地球に降り注ぎ、運悪く白ゴリラと狼とワニが巨大化&凶暴化。どう見ても学者には見えないムキムキのゴリマッチョが、暴れまわる友達の白ゴリラを助けるために、タイミングよく登場した遺伝子学者とあれやこれやと行動、軍隊も登場して街は未曽有の大崩壊、クライマックスは白ゴリラVS狼VSワニの大乱闘。そして白ゴリラは正気を取り戻し、ゴリマッチョ先生とともに崩壊したビルから人々を助けてTHE END。これをB級と言わずしてなんと表現しようか。
しかし、このストーリーの面白さを度外視して、あえてご都合主義の展開に終始し、お金をいっぱいかけ、あえてのB級に仕上げるこのテイストこそ本作の最大の見どころ。ここは、この王道のバカ展開にノッて楽しむのが賢い鑑賞方法ですね。
B級アクションなら任せろ!ドウェイン・ジョンソン兄貴
このバカ映画の主人公であるゴリマッチョ先生こそ、昨今のB級アクションには絶対に欠かせないアクションスター、ドウェイン“ザ・ロック”ジョンソン兄貴です。
もういまノリにノッてるスターですな。2002年の『スコーピオン・キング』しかり、ド級のカーアクション「ワイルドスピード」シリーズしかり、未見ですが絶賛公開中の『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』でも主役を張ってますな。
この無駄にムキムキなゴリマッチョに、キリリとしたハンサムなフェイス、いかにもな大味なキャラだけど、兄貴と呼びたくなる頼りがいのある存在感。僕は兄貴主演の映画が午後ローで放送されていたら必ず観ちゃいますね。いつか午後ローでもドウェイン・ジョンソン特集を組んでほしいと思っている今日この頃です。
原作はアーケードゲーム「ランペイジ」
そもそも、本作は1986年にアメリカのゲームセンターで流行ったアーケードゲームが原作になってるようですね。アメリカでは続編も登場するくらい流行ったゲームということですが、日本では鳴かず飛ばずだったようで。
本作がヒットしたら、あるいは続編が製作されるかもですね。
(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【2018年度 Myランキング】(5/19時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
もう夏来たか?
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:孤狼の血 ★★★★☆
4位:いぬやしき ★★★☆
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:マンハント ★★☆
3位:マザー! ★★☆
<その他ランク外一覧>
キングスマン ゴールデン・サークルジオストーム咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A祈りの幕が下りる時デトロイト羊の木スリー・ビルボードサニー/32今夜、ロマンス劇場でブラックパンサー15時17分、パリ行き去年の冬、きみと別れちはやふる-結び-トレイン・ミッションレッド・スパローダンガル きっと、つよくなるラプラスの魔女ランペイジ 巨獣大乱闘