「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
ディエゴ・ルナ
ニーナ・ドブレフ
ジェームズ・ノートン
カーシー・クレモンズ
キーファー・サザーランド
【あらすじ】
医学生のコートニーは、死後に対する好奇心から、仲間のレイやジェイミーらとともに病院内で臨死実験を行う。
死後の世界を垣間見て生き返ったコートニーは、過去に覚えたピアノを鮮やかに演奏したり、一度読んだだけの医学書の細部を覚えていたりと驚くべき能力が覚醒、仲間たちは次々と臨死実験の実験台となり能力を覚醒させる。
しかし、やがて彼らに不可思議な現象が現れ始める。それは、過去に犯した罪が現実となって現れ、彼らを恐怖に陥れるものだった―
【コメント】
さて、ゴールデンウィークで少々散在しすぎたため、節約の意味も込めてしばらくはボチボチレンタルされ始めてきている作品を観ていこうかと行きつけのTSUTAYAを散策していたところ見つけたのが本作。
懐かしいな~。本作は1990年に公開された同名映画の27年振りのリメイクで、公開当時学生だった僕は、それを劇場で鑑賞した記憶がありますが、正直さほど印象に残ってません。
とはいえ、とりあえず興味をそそったので手に取ってみた次第です。
うん、まあこんなもんでしょうな。ぶっちゃけ、元の作品もさほど面白くなかったんですが、それを現代風にリメイクしただけっつーなんの芸もない映画でしたね。
元の作品の展開を正直よく覚えてないんで何とも言えませんが、基本的な展開は変わってないと思われます。そこに、当時はまだなかった最新の医療器やパソコン、スマホなどを効果的に使って現代風にアレンジしていますが、やっぱりどうにも納得がいかないというか、結局はオカルト路線で何の解明もないまま終わってしまい、かつクライマックスもさほど盛り上がらない。
とはいえ、前半はやっぱり面白いと思うんです。よく言われる臨死体験という、まだまだオカルトの域を超えない人間の神秘について医学的・科学的に究明してみようという設定はオカルト好きなら興味をそそりますね。主人公コートニーが映画中盤でまさかの退場にもビックリしましたね。
しかしながら、後半がやっぱり失速しているし何より説明不足。臨死体験をするとなぜ才能が覚醒するのか?なぜ過去に犯してしまった罪が現実となって現れてしまうのか?現代の技術をもってしてもそれは解明できないという意味なのか。だけど、さまざまな事象に理由を求められる現代において本作のうやむやな展開はいささか時代遅れと思われますね。まあでも、ティーン向けの映画と考えればこれくらい大味でもいいのかなと。
ちなみに、元作品で主役だったキーファー・サザーランドが教授役で登場してますね。なんか元作品と関係してくるのかなーと期待してましたが何もなかったですな。
【2018年度 Myランキング】(5/26時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
金欠気味。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:孤狼の血 ★★★★☆
4位:いぬやしき ★★★☆
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:マンハント ★★☆
3位:マザー! ★★☆
<その他ランク外一覧>
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