※※※ 注意 ※※※
「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
「『シネマ報告書2018』の掲載にあたって」
絶望のMCUシリーズ大傑作!!!
★★★★☆
(C)Marvel Studios 2018
(2018年/アメリカ/150分/Avengers: Infinity War)
【 監督 】
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
【 出演 】
ロバート・ダウニー・Jr.
クリス・ヘムズワース
マーク・ラファロ
クリス・エバンス
スカーレット・ヨハンソン
ベネディクト・カンバーバッチ
ドン・チードル
トム・ホランド
チャドウィック・ボーズマン
ポール・ベタニー
エリザベス・オルセン
アンソニー・マッキー
セバスチャン・スタン
トム・ヒドルストン
クリス・プラット
イドリス・エルバ
ピーター・ディンクレイジ
ベネディクト・ウォン
ポム・クレメンティエフ
カレン・ギラン
デイブ・バウティスタ
ゾーイ・サルダナ
グウィネス・パルトロウ
ベニチオ・デル・トロ
ジョシュ・ブローリン
全てのスタッフ・
【あらすじ】
6つすべてを手に入れると全宇宙を支配する強大な力を得ることができる“インフィニティ・ストーン”。それらを手に入れ全宇宙の支配を目論むサノスは、地球に存在するストーンを求め、地球に降臨する。
サノスの野望を阻止するため、アイアンマンら“アベンジャーズ”が集結、地球の存亡をかけた壮絶な戦いが始まる―
【コメント】
さて、2008年公開『アイアンマン』以降、年に2~3本のペースで着々と世界観を構築してきた“マーベル・シネマティック・ユニバース”(通称MCU)。この10年の構築にひとつのピリオドを打つべく、いよいよ公開されたのが本作です。
最初はとりあえずこの“アベンジャーズ祭り”に乗っとこうかと観続けてきた僕ですが、いつの間にやらこのMCUの世界観に引きずり込まれ、本作を非常に楽しみにしておりました。
本作は10年間の総決算の前編ということで、ゴールデンウィーク休みで実家・盛岡に帰省していたので、5月1日の映画デーの日、「盛岡フォーラム」に足を運んだ次第です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180503/16/madkats1024/88/cd/j/o0640033814183068917.jpg?caw=800)
(C)Marvel Studios 2018
絶望のMCUシリーズ大傑作!!!
すげぇ・・・すげぇぞこれは!!!クッソ面白ぇぇぇ!!!とにかく鑑賞後、鳥肌とため息が止まらなかった。まさかこんな展開になるとは・・・よかった・・・MCUシリーズ観続けてきて本当によかったよ、俺。
とにかくですね、MCUひとつの歴史に終止符を打つにふさわしい、というか、予想をはるかに上回った完成度、文句なしのまさにMCUシリーズ大傑作と言えるでしょう!
本作のキーとなるのが、これまでコンスタンスに登場してきた“インフィニティ・ストーン”と、最強のラスボス・サノス。このインフィニティ・ストーンを巡って、宿敵サノスとアベンジャーズたちが戦うというシンプルな構造。アベンジャーズの名にふさわしく、アイアンマンにハルク、ソー、キャプテン・アメリカ、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサー、そしてついにあの愉快な仲間たち、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが合流。監禁されたアントマンとホークアイ以外のヒーローたちが集結。これぞアベンジャーズの醍醐味、これだけでもゾクゾクするわけですが、各ヒーローそれぞれに出番・見せ所があって、影に隠れることがない。このバランスにまず感心しますね。
しかも、本作は単にヒーローとラスボスが戦うわけじゃない。シンプルながら構成が見事で、決戦場所が地球だったり宇宙だったりの交差の連続。そしてラスト、まさかの展開が待っているわけです。これはネタバレできないですが、一言“絶望”。こんな終わり方で一体どうするんだ!?と鑑賞後に叫びたくなる展開が待ち受けている。映画を多く観ている人ほど、おおかたの予想を裏切っていく展開に心震わすこと間違いなしです。
本当に宇宙の暴君なのか?宿敵サノスの真の姿
本作のポイントとして語っておくべきなのは、言わずもがなラスボスとなる宇宙の暴君サノス。2012年『アベンジャーズ』のラストで登場して以来、アベンジャーズのラスボスとなるであろう伏線を張っていたキャラ堂々の登場と相成りました。
しかしながら、本作でのサノスは一筋縄ではいかない。インフィニティ・ストーンを集めるために圧倒的な力でもって容赦ない殺戮を続ける暴君でありながら、ちょっとパーソナルな部分を引き出しているところが本作をさらに面白くしている要因のひとつとも言えますね。
とにかく、サノスは決して殺戮王ではないんです。宇宙を存続させるという強い信念を持ち、それが自身の娘を敵に回そうがブレない。たとえ悪と言われようと、自分のやっていることが全宇宙の生命のためであると信じて疑わない。本作のサノスの姿勢を見ていると、「あれ、サノスって悪い奴じゃないんじゃね?」なんて気持ちまで芽生えてくる。
ラスボスという位置付けに間違いはないものの、いつしかサノスに心を奪われてしまう展開がもどかしいくらい面白いわけです。ラストのサノスの穏やかな表情がこれまたなんともたまらなく感じるわけです。
来年まで待ちきれない!どうなる『アベンジャーズ4』
というわけで、MCU史上、というよりも僕的にはヒーロー映画の最高峰を樹立したと言っても過言ではないと思っている本作。最終作となる本作の続編『アベンジャーズ4』は来年2019年5月に公開予定とのことですが、続きが気になって気になって来年が待ちきれないですね。
しかも、その間に今回登場しなかったアントマンの単独『アントマン&ワスプ』がこの夏に公開されるので、本作の状態で一体どうアントマンをつなげるのか気になるところ。
そして、いちばん気になるのが本作のエンドロール後の特別映像です。久々のニックが登場しましたが、彼があるところに地球の一大事を送信するわけですが、これが実はニューヒーロー『キャプテン・マーベル』ではないかとのこと。キャプテン・マーベルはMCU初の女性ヒーローとなるわけですが、『アベンジャーズ4』の前に単独作品が公開される予定とのことで、このキャプテン・マーベルがどう絡んでくるのか、楽しみで仕方ありません。
とにもかくにもこのアベンジャーズ祭り、最後まで見届けたいと思います!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180503/16/madkats1024/84/d8/j/o0640033814183068979.jpg?caw=800)
(C)Marvel Studios 2018
【2018年度 Myランキング】(5/1時点)
本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。
GWサイコー!
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:アベンジャーズ インフィニティ・ウォー ★★★★☆
2位:シェイプ・オブ・ウォーター ★★★☆
3位:いぬやしき ★★★☆
4位:リメンバー・ミー ★★★☆
5位:悪女 AKUJO ★★★☆
6位:グレイテスト・ショーマン ★★★☆
7位:レディ・プレイヤー1 ★★★☆
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:マンハント ★★☆
2位:パシフィック・リム アップライジング ★★☆
3位:マザー! ★★☆
<その他ランク外一覧>
キングスマン ゴールデン・サークルジオストーム咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A祈りの幕が下りる時デトロイト羊の木スリー・ビルボードサニー/32今夜、ロマンス劇場でブラックパンサー15時17分、パリ行き去年の冬、きみと別れちはやふる-結び-トレイン・ミッションレッド・スパローダンガル きっと、つよくなる
『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の公式サイトはこちら
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