こんにちは!
UMIカウンセラーの かほ です
♡不登校の悩みを解決♡
UMIカウンセリング
2月から3月にかけて
カウンセリング3回コースを受けて下さったNさん
この春から中学3年生になった娘さんが
1年ほど前から学校を行き渋るようになって、
休みながら、時々別室登校をしていて。
心配はもちろんあるけれど、
娘さん本人はマイペースに過ごしていて、
「高校は通信制に進みたい」と話している。
差し迫った問題はないけど、
なーんかモヤモヤが晴れない…
具体的に、何が?かは分からないけど
不安で心がいっぱいになっていて、
スッキリしない…
そして、
この感じは、今に始まったことじゃなく
ずっと心の中に寂しさが横たわっていて、
もっと自分を好きになって
人ともっと深く付き合えるようになりたい、
そんな思いで、申し込んでくださいました。
カウンセリングの中で
Nさんのご両親のことや、
幼少期の体験などについて伺っていたとき、
とても印象的なエピソードがありました。
Nさんが、
小学1年生の頃の出来事でね。
授業参観があって、
お母さんも見に来てくれていて。
国語だったので、
「子どもがUFOに乗って行く」みたいな
ストーリーを読んでいたそうです。
そこで、手を挙げたNさん
「UFOに乗ってるから、
お話ししている声はこっち(読み手側)に
聞こえないんじゃないか」
と発言したんだって。
これを聞いたとき、私は
確かにそうだよね、って
大人には思いつかない
瑞々しい感性だなぁって感心したんだけど…
当時の大人の反応は
そうではなかった。
先生は、一瞬戸惑って
教室がちょっと変な空気になったそうです。
そして、家に帰るとお母さんが
「なんであんなこと言ったの?
恥をかかせて!」
と言いました。
Nさんは
「変なコト言ったつもりないのに…」
と思ったけど、言えなかった。
この時、Nさんが感じたことは、
/
なんでかは分からないけど、
自分が言ったことで
お母さんが恥ずかしい思いをするんだ
自分は、お母さんに迷惑をかける子なんだ
喘息もあるし、
自分は迷惑な子で、ダメな子なんだ
\
ということでした。
このエピソードだけが原因かは分からないけど
この時の出来事が、
Nさんが思考の癖(メンタルブロック)を作る
大きな要因になったのだと思います。
自分が、相手に迷惑をかけてしまう存在だ
と思い込んでいたら、
迷惑をかけて、嫌われちゃったらどうしよう…
って思うのが自然ですからね。
迷惑かけないように、
嫌われないように、
相手に気を遣って過ごすようになるのは
当然のことです。
Nさんが、最初に話してくれたお悩みで
「ずっと寂しい」
「仲良くなりたいのに、深く付き合えない」
とおしゃっていたのは、
この思い込み(メンタルブロック)が理由だったんですね。
お話を聴いている限り、
Nさんも娘さんも、ひといちばい敏感な感性を持つ
HSP、HSCの気質をお持ちです。
※HSP=Highly Sensitive Personひといちばい敏感な大人
HSC=Highly Sensitive Childひといちばい敏感な子ども
HSCの子どもは、
基本的に想像力が豊かで、
他の人が思いつかないような
ユニークな感性を持っていることが多いんですね。
なので、今回のNさんのように
大人が戸惑うような言動が出たりする。
その時に、
「変な子」認定されたり、
否定的なことを言われちゃうと
「自分っておかしいんだ」
「自分ってダメなんだ」
と捉えてしまうんですね。
HSCは、
相手の気持ちを敏感に察するのも特徴なのでね。
それはそれは繊細に感じ取って、
心の奥に刻んでしまうのです。
理想的には、
HSCの独創的な感性を
「そうか~、いいね!」って
そのまんま受け止めてもらえたらベストですが、
私たちが子どもの頃は
そんな特性があるなんて誰も知らなかったし
否定的に捉えられたことで、
「自分はダメな子だ」みたいな
思考の癖を持つHSCの子どもは
少なくないと感じています。
でもね、
もしそういう経験があったとしても、
大人になった今、じっくり向き合って
「それは本当に、あなたがダメだからなの?」
と深くひも解いていけば
思考の癖は変えることができます。
私も、そのステップを踏んで
「私ってダメな子だから…」という捉え癖を
だいぶゆるめることができました。
Nさんも、
カウンセリングの中で向き合って
どんどん手放していかれたので、
その様子などを明日のブログでもご紹介しますね
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