こんにちは!
UMIカウンセラーの かほ です
♡不登校の悩みを解決♡
UMIカウンセリング
不登校の娘さんを持つ
知り合いのお母さんから
卒業式でのエピソードを聞きました。
中学3年生の娘さん。
自分で、
「放課後の、校長室での卒業式に出る」
と決めたそうです。
でも、そこでの
校長先生のお話しが
とても残念なものだったと・・・
それに対して、娘さんは
「残念だったけど、
目を見て話しを聞いてあげたよ」
って言っていたんだって。
この娘さんの言葉を聞いて
なんともやるせない気持ちになりました
娘さん、
どんな思いでこの言葉を言ったのだろう…
大人たちって
私たちの気持ちが分からないんだな
世の中、
大したことない大人ばっかりだな
って思ったかもしれない。
私が新卒で入った会社は
バリバリ昭和気質の会社で、
夫も同じ会社で働いていたんですね。
で、ある時
「会社に”こんな大人になりたいな”って
思えるような上司、いたっけ?」
という話しになりました。
私も夫も、
かろうじて1人か2人、いるかな~?
って感じで
当時、私は
「会社に魂売った奴らばっかり!」
って思ってたんだけどね
それって、
企業人としては、すごく優秀かもしれない。
いかに部下を働かせて
会社の業績を上げるか?
経営陣が求める成果を出せるか?
その成果が、
そのまま自分の存在価値になっている姿に、
私は違和感を感じていたわけで…
これって、
良い悪いじゃなくて、
ジェネレーションギャップですよね。
上司には、上司なりの正義があり
信じているものがあっただけ。
平成の時代でも、
世代間のギャップは確かにあった。
時代の変化の速さが
どんどん早くなっている今
そのギャップも大きくなっているのは当然。
子どもたちの目に
今の大人はどう映っているんだろう?
考えると、
なんだか、ゾッとしませんか?
今の子どもたちって、
生まれた時から情報が当たり前にたくさんあって
価値観も多様な世界を生きてます。
何が本質なのか?
そこを自分の目で見極めないと
情報の渦におぼれてしまうって
危機感もって生まれてきているんじゃないかな。
まして、
不登校になる子どもたちは
感性が鋭かったり
自分の中にある「なんか違う」を見過ごせない子が多い。
そんな子どもたちに
「大人って楽しそうだな」
「あんな大人になりたいな」
って、未来に希望を持ってもらえるような大人、
どのくらいいるんでしょうね。
先述の校長先生が、
なんておっしゃったのかは分かりませんが、
卒業式に来てくれた子達に
せめてもの敬意を示していて欲しいな、と思う。
だって、
不登校の子たちが卒業式のために
放課後、学校に来るって
ものすごい勇気だったと思うから。
長期休暇を取ったあとで、
味方が一人もいない
超アウェイな職場に行くようなものですよ
私なら、
怖くて行けないと思う…
だから、せめて、
/
今日は来てくれて、本当に嬉しい
ありがとう
\
って伝えて欲しかったなぁと思います。
私が、以前の職場で
「こんな大人になりたいな」
って思った唯一の上司は、
私を一人の社会人として
対等に扱ってくれた人です。
経験も知識も少ないけれど、
ちゃんと伝えれば、出来る奴だ、と
信じてくれた人。
今の子どもたちの周りにも
子どもを一人の人間として敬意を持って
信じてあげられる大人が居てくれたらと願います。
そのためには
私たち大人が、自分を大切にして
自分を信じていてあげないとね。
そこを抜きにしては
子どもを信じるなんて
絶対に無理な話しですから。
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