こんにちは！
UMIカウンセラーの かほ です
♡不登校の悩みを解決♡
UMIカウンセリング
2月から3月にかけて
カウンセリングを受けて下さったＳさんのことです。
Ｓさんの娘さんは、
つい先日、中学を卒業したばかり。
中学1年生の頃から
友達関係で悩みを抱えていて
学校を休んだり、別室登校をしていたけれど、
3年生になってから、
学校で体調を崩して病院に運ばれたことをきっかけに
薬の過剰摂取、オーバードーズをしていたことを知ったそうです。
後から考えると、
その頃は進路のことで
娘さんと対立することもあって。
それで、
娘は追い詰められていたのかもしれない…と
おっしゃっていました。
その後も娘さんは
オーバードーズやリストカットがあり、
Ｓさんは、そんな娘さんが
心配でたまらなかった、って。
そりゃ、そうですよね…
大切な娘さんの
苦しそうな姿を見るのは
本当につらかっただろうと思います。
その後Ｓさんは
娘さんの回復のために何か出来る事はないか？と
ブログを読んだり、学校に相談したりしながら、
娘の意志を尊重してあげよう
監視しすぎず、信頼しよう
と取り組まれました。
本人に任せることで、
薬の量が減ったりして、
確かに効果もあったそうです。
でも、ふとした時に
心配でどうしようもない気持ちになったり、
何の問題もなく学校に通っている
近所の子と比べて苦しくなったり…
娘を信じて見守れない自分の方に、
何か原因があるのかもしれない、と
カウンセリングに申し込んでくださいました。
Ｓさんにお話しを伺っていくと、
娘さんがまだ小さい頃に
もっと甘えさせてあげたらよかった
もっと受け入れてあげられたらよかった
という後悔の気持ちが強くあるのが分かりました。
だけど、同時に
幼い娘さんが愛情を求めてくる時に、
Ｓさんの中に、
それを受け入れたくない、という
反発心のようなものもあった、と。
複雑な感情ではあるけれど、
両方の思いがあったんですね。
そしてそれは、
Ｓさんとお母さんの関係に起因していました。
Ｓさんのお母さんは、
教育にとても熱心な人で、
勉強に関しては、厳しくしつけられたそうです。
一方で、
Ｓさんのことを大切にしてくれていて
愛情を注いでくれていたのも感じていた。
だから、
お母さんのことが大好きだったんだけど、
どこか常にお母さんからの評価が気になる、
お母さんの言う通りにしていないと
受け入れてもらえないんじゃないか、
という不安があったんですね。
この漠然とした不安感が、
Ｓさんの心の深いところに横たわっていて、
このままの自分じゃダメ
このままの娘じゃ将来が心配
という思いに繋がっていたんだと思います。
カウンセリングでは、
思い出されたお母さんとの出来事から
当時の自分の気持ちをじっくり感じながら
Ｓさんの心にある不安を
少しずつ解放していきました。
次のカウンセリングまでの間も
ご自分の感情と向き合い、
それをLINEで知らせて下さったＳさん。
取り組むごとに
自分にも、娘さんにも
しっかり寄り添えるようになって行かれました。
そして、
お母さん本人にも
Ｓさんが幼い頃の話を聞いてみたそうなのですが、
それをきっかけに
とても大きな気付きを得られました。
長くなってしまったので、
Ｓさんが見つけた大きな気付きと、
カウンセリングのご感想について、
明日のブログに書きますね～
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