こんにちは
UMIカウンセラーの かほ です。
LINE 夏休み特別企画
先日、
アドラー心理学の勉強会で、
課題の分離を取り上げました。
その時の様子はコチラ↓
課題の分離って、
「これは、誰の問題?」と考えてみて、
親と子の課題を分ける。
そして、
子どもの課題を
親が奪わないこと。
子どもの課題を親が奪い続けると
子どもは自分で考える力が育たないから。
っていうのが
基本的な考え方なんですね。
そこで、
ある参加者さんが
とても良い質問をしてくれました
中学生のお子さんがいるお母さんでね。
不登校になった子どもが、
今は精神的に不安定な状態で、
進路のことを調べたり考えたりする余裕がない様子。
だから、
通信制高校とか、
進路を考えるのに必要なことを
調べてあげているんだけど、
それは、子どもの課題を奪っていることになりますか?
というご質問。
皆さんは、
どう思いますか?
たしかに、
進路をどうするか?は
子どもの問題ですよね。
進路のことを何も考えないでいて、
この先、困るのは子ども自身。
だから、
何も手出しせず、
サポートしない方がいいのか?
迷いますよね・・・
これね、
課題の分離を知ることで生まれる
新たな悩みだよな~と思う。
子どもの課題を奪い続けると
本人が自分で決める力が育たない
って、けっこうなパワーワードだからね…
それは避けたい、
自分が子どもの課題を奪うことはしたくない、
という意識が生まれます。
こうなると
心に不安が広がってくるし
どうしたらいいか迷ってしまうよね…
そんな時は、
いったん子どものことを
赤の他人として見てみますよ。
自分の子どもではない、
赤の他人です。
その人が、
今は精神的に不安定になっているとしたら、
あなたはどうしたいですか?
自然に、
何かサポートしてあげたい、
って思うんじゃないかな?
足を骨折した人に、
自然と手を貸すように…
今は心のエネルギーが枯渇して
不安定になった子どもにも、
子どもが必要なサポートをしてあげるのは
課題を奪うことにはならないと思います
ちょっとややこしんだけど…
自分と子どもを分けて考えられる状態、
境界線が引けているからこそ、
プラスの意識で
必要なサポートができる、
ってことなんですね。
課題の分離に限らず、
不登校の対応で、「こうした方がいい」
っていう情報は、たくさん流れてきます。
その情報を聞いて
そうしなきゃ!と思ったり
出来てないと悩んだり…
ってことも、少なくないよね
そう言う時、
この質問をしてくれた方のように、
「本当にそうした方がいいのかな」
という、自分の中に感じた違和感を
無視しないでいるってすごく大切なことだと思う。
けっこうね、
お母さんの直感は、
当たっていることが多いから
どういう対応がいいのか迷った時は、
信頼できる相談先や、
一緒に考えてくれる人がいるといいですね
相談先の一つとして、
私のカウンセリングもぜひご活用くださいませ~
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