【日本の野鳥#17-19】ヤマシギ(Eurasian Woodcock) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目チドリ科ヤマシギ属

学名 Scolopax rusticola

和名 ヤマシギ

英名 Eurasian Woodcock

 

【分布】

夏にユーラシア大陸の中緯度地域で繁殖。

冬季はヨーロッパやアフリカの地中海沿岸やインド、東南アジア、日本などに渡って越冬。

本州中部以北(中部・東北地方)と伊豆諸島で留鳥、西日本では冬鳥。

 

【生態】

林、草地、農耕地、湿地などに生息。

ほかのシギ類と異なり、森林が主たる生息域になる。

夜行性。夕暮れごろから採食を始める。

食性は動物食。土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食。

 

【サイズ・形態】

全長34‐35㎝ 翼開長56-60㎝。

雌雄同色。

上面は枯れ葉の虫食い模様のような羽衣。

頭頂部から後頚部にかけて黒い帯状の横紋がバーコードのように並ぶ。

過眼線は黒。

頭が長く伸びたような形状。

クチバシは長てまっすぐ。

他の鳥類と比べると目が頭の中心より後方上部に寄っているため、両眼を合わせた視野は、ほぼ360度をカバーしている。

首と尾は短く、足も他のシギにくらべて短い。

 

【その他】

狩猟鳥として指定されているが、自治体によっては狩猟禁止の条例が指定された例もある(京都府など)

フランス料理では最高級のジビエとして珍重され、乱獲で数が減少、禁猟になった。

 

アメリカン・コッカー・スパニエルはCocker=ヤマシギの狩猟犬がルーツの犬種。

 

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<ここから鳥の写真>

『ヤマシギ(Eurasian Woodcock)』

キノコ採りや山菜採りをしていて、森を歩いていると

いきなり足元から「ブブッ」と声を立てて飛び立ちます。

そう、それが本種。

 

スローモーな動きに似合わず、飛ぶ際は、林を縫うように器用に飛んで逃げていきます。

 

本種は夜行性といわれています。

日中でも見ることはかないますが、なかなか有名な観察ポイント以外で

撮影に至るのは難しいです。

 

初めて見たのは、横浜の有名な観察ポイントの公園

次は信州の高原の沢筋の公園

そのあとは、ナイトバーディングしていて偶然出会っているパターンです。

 

 

冬の夜の散歩でも会いました。

結構、土手にはいると思われる。

 

これが初見の時のデジスコ写真。

これが長男と信州の公園で見つけた個体。

後頭部のバーコード(^^)

※順番的には、次はアマミヤマシギですが、まだ見ただけで、撮影出来ていないので、スキップします。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。