ー四季ごよみー

 

 連日、昼夜を問わずうだるような蒸し暑い”狂暑”が続いていますが、既に、暦のうえでは、二十四節気「大暑」の次候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」(三十五候/七十二候)(7/28~8/1)にかわり、末候「大雨時行(たいうときどきふる)」(三十六候/七十二候)(8/2~8/6)を迎えています。夕方近くに遠雷の音が聞えたと思ったら、あっという間に暗雲が広がり、地面を叩き付ける様な土砂降りとなることも間々ありますが、雨後は、しばし涼やかな時間が訪れます。

 

ー撮影後記ー

 

ササゴイ

 

 透明性の高い河川の流域で、オイカワ狩りをする1羽のササゴイの姿がありました。いつもながら夏バテ知らずの大食漢ぶりには驚かされます。

 

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

 大潮と重なった休日を利用して、満潮から干潮にいたる大海原に面した河口干潟を歩いてみました。干潮が進むにつれ、露出した泥に気泡が付着してはじける「プチップチッ」という、微かな音があちらこちらから聞こえていました。満潮時には小さな船の往来もあった河口ですが、牡蠣殻がへばりついた岩礁や川底が露出し、無数の小さな蟹がわいていました。

 

 満潮時には、近くの小さな漁港の船の往来もあります。

 

 

 干潮が進むにつれ、次第に河口干潟が目の前に広がってきます。(満潮から約3時間が経過した河口左岸の様子です。約6時間後には、中央部に大きな砂洲が広がります。)

 

 

 泥には、海水の浄化にとって重要な役割を担う多くの気泡が付着し、周囲から小さな蟹が無数にわいていました。

 

 

 

 その蟹を目当てに、10数羽のキアシシギの集団が2羽一組の単位で一定の間隔を取りながら、波打ち際に沿って採餌する光景に出会いました。これまでは、単発での出会いでしたが、本格的な秋の渡り(シギチ類)シーズン到来を告げるものでした。

 

 

 

ー撮影後記ー

 

セイタカシギ

 

 ジリジリと肌を焦がすような炎天下、満潮を迎えた河口干潟の浅瀬に、久しぶりにセイタカシギの姿がありました。か細い長い脚で気持ちよさそうに頭をボリボリしていました。「痒い所に”手”が届く」ならぬ「痒い所に”脚”が届く」といったところでしょうか。それにしても素晴らしいバランス感覚です。

 その光景を見ていて、1960年代にモデル兼シンガーとしてデビューし、その華奢な体型から木の小枝を意味する“ツイッギー”という愛称で親しまれ、カラフルでモードな当時のファッション界を象徴する存在だったツイッギーを、ふと思い出しました。「ピクシーショート」と呼ばれるボーイッシュなショートヘアに、人形のように幾重にも重ねられたバサバサまつ毛がトレードマークの「ミニスカートの女王」と呼ばれ、当時の若い女性から羨望の的とされました。

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

ササゴイ

 

 蒸し暑さの中にあっても、すでにどことなく秋の気配が感じられる潮が満ちてきた河口干潟で、薄雲から差し込む夕日を受けて1羽のササゴイが目の前を飛んでいきました。

 

 

 

 

ー撮影後記ー

 

トビ(親鳥と幼鳥)

 

 幼鳥が、親鳥の姿を見るなり、餌のおねだりで、再三にわたって親鳥に猛アタックする光景に出会いました。でも、すでにこの頃になると、親鳥は、独り立ちを迎えた幼鳥に餌を与えることはせず、自力で狩をすることを促しているようにみえました。向かって左が親鳥、右が幼鳥です。