ー編集後記ー
麗らかな春の日の昼下がり、澄み渡った青空に向けて鳴きながら天空に飛び立ち、上空で止まり賑やかにさえずる”揚げ雲雀”の姿がありました。
のどかな田園風景に響き渡るそのさえずりは、故郷の野山で過ごした小さき頃の思い出とともに郷愁を呼び覚ませます。
「うつくしや雲雀の鳴きし迹(あと)の空」(小林一茶)
「一日(ひとひ)ゝ麦あからみて啼(なく)雲雀(ひばり)」(松尾芭蕉)
ヒバリ
ー編集後記ー
麗らかな春の日の昼下がり、澄み渡った青空に向けて鳴きながら天空に飛び立ち、上空で止まり賑やかにさえずる”揚げ雲雀”の姿がありました。
のどかな田園風景に響き渡るそのさえずりは、故郷の野山で過ごした小さき頃の思い出とともに郷愁を呼び覚ませます。
「うつくしや雲雀の鳴きし迹(あと)の空」(小林一茶)
「一日(ひとひ)ゝ麦あからみて啼(なく)雲雀(ひばり)」(松尾芭蕉)
ヒバリ
ー四季ごよみー
季節は巡り、4月15日から二十四節気「清明」の末候「虹始見(にじはじめてあらわる)」(十五候/七十二候)(4/15~4/19)に入りました。しとしと降った春雨の雨上がりの「初虹」は、春も終盤に近づき、夏に一歩づつ近づいていることを教えてくれます。また、4月17日~5月4日の「立夏」前の春の終わりの約18日間は「春の土用」にも当たります。「土用」の期間は「季節の変わり目」ということもあり、健康管理に十分留意し過ごすことが肝要です。
ー撮影後記ー
都市部中心の一角にありながら、渡りの鳥達にとって山と海を結ぶ通過地点に位置し、毎年春と秋の渡りの時期には、いろいろな季節の鳥に出会うことができる都市公園に久しぶりに足を運んでみました。月日の経過とともに園内の様子も随分変わっていましたが、例年のように春の渡りing(現在進行中)を迎えていました。
早速、花が散った桜の樹などの周囲で虫探しに飛び回る「夏鳥」の代表格ともいえるオオルリ(オス)に出会えました。虫の動きを見逃すまいと目を大きく見開きキョロキョロしていました。
蛇足ですが、ツバメ同様、オオルリも主に空中を飛翔する虫を捕まえては枝に戻る動作を繰り返す「フライキャッチ」で採餌をします。古(いにしえ)より「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」ということわざがありますが、餌となる虫は、湿度が高くなると羽に水分がついて飛びづらくなるので比較的低い所を飛び、それに合わせてオオルリなども比較的低い位置で飛翔するようです。
オオルリ(成鳥オス)
ー撮影後記ー
すっかり暖かな春の陽気に包まれた田んぼのくぼ地のわずかな水たまりで、田園地帯の春を存分に満喫?して水浴びをする「冬鳥」の1羽のタヒバリに出会いました。「住めば都」というけれど、もうそろそろ繁殖で北に向けて還らないとね。
タヒバリ
ー撮影後記ー
春風そよぐ昼下がり、飛びながら「ヒッヒッヒッ」と鳴いていた一番乗りのセッカが、畑一面青く萌え出た麦畑に突然舞いおりてきました。
もうそろそろ春も終盤、早くも夏に一歩近づいたように感じました。
セッカ
ー四季ごよみー
時節は巡り、4月10日より二十四節気「清明」の次候「鴻雁北(こうがんかえる)」(十四候/七十二候)(4/10~4/14)を迎えています。暦の上では、春に飛来する代表的なツバメと入れ替わるように、日本で冬を越した雁(がん)が北国へ去っていく頃とされています。「来たる者あれば去る者あり」で人間社会とどこか符合します。
ー撮影後記ー
海に程近い小さな池で夏羽に換羽中のツルシギに出会いました。
ツルシギは、春と秋に繁殖地と越冬地を行き来する「旅鳥」で、春一番に渡ってくるシギとして、通称”春の使者”とも言われているそうです。
冬羽は、上面が灰褐色で、全体的に白っぽく見える色合いですが、夏羽になると上面及び下面が黒づくめとなり、とても同じ鳥とは思えないほど羽衣の変化が顕著です。
ツルシギに代表されるように、年齢や季節によって羽衣が変化するのが、シギチ類の魅力のひとつです。
ツルシギ
上のツルシギは 冬羽の状態を色濃く残していますが、下のツルシギは、既に上面が黒ずんで、夏羽への換羽がかなりすすんでいます。