皆さま

 

やっとの思いで、活躍していく

ちゃまみつ、そんなときこそ

どうやって生きてゆくのでしょうか。

 

辛そうな時期も長かったし、

活躍できて、よかったな~。

心からうれしく思います。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語

 

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「オウムの一生物語」

~㉑飛躍したときこそ謙虚に生きる~

 

前回までのお話しはこちらです。

【第一部①~⑩話/人生の課題が作られる】

~①生まれる前に大切なことを決めてきた~

~②決めてきた家族との出会い~

~③残った不思議な感覚と父との別れ~

~④妹の誕生と母との因縁~

~⑤決めてきたはずの左羽の不具合~

~⑥異常なまでの母からの心配~

~⑦いつか飛べなくなると信じた代償~

~⑧もう誰かを信じることはやめようと決めた~

~⑨自分と固く約束した家を出る~

~⑩自分の得意なことを仕事にした自立への道~

【第二部⑪~⑮話/人生の課題と向き合う】

~⑪夜な夜な襲われる不安感の正体~

~⑫師匠からの大切な提言、愛と家族~

~⑬家族とのことを振り返る、湧いてくる感情~

~⑭今を見て、過去を許していく~

~⑮過去を許し、感謝に変えてゆく~

【第三部⑯話~/自分らしく生きて、使命を果たす】

~⑯自分らしく生き始め、自分を表現する~

~⑰自分で決めてきた不具合を受け入れる~

~⑱不具合も含めて自分の個性~

~⑲個性を発揮するために必要なこと~

~⑳思い切り自己表現する~

 

思い切り自己表現ができるように

なったちゃまみつの書く看板は、

あまりの躍動感が宿り、とても

評判を呼ぶようになります。

 

「雲十郎看板店」の看板も

ちゃまみつが書いたことで、

地域のオウムたちも見に来る

ようになったのです。

 

そのちゃまみつの活躍ぶりは、

師匠雲十郎も予想していません

でした。

 

「ちゃまみつに書いて欲しい」

 

古くからのお客さんたちも、そうして

ちゃまみつを指名するほどにも

なったのです。

 

ちゃまみつのおかげで、雲十郎看板店は

売り上げも上げていきました。

 

ちゃまみつは、そんな周囲からの

期待にも静かに応え続けるのです。

 

「大きく飛躍した」と表現しても

差支えありませんでしたが、

ちゃまみつは、決して態度を

変えることがなかったのでした。

 

生きていて、大金をつかんだり、

その才能を認められた時、

多くの場合、傲慢になって

しまうことも見られます。

 

傲慢になり過ぎることで、他の

オウムたちに強く出てしまう、

上からモノを言ってしまう、

お金こそ全てだと思ってしまう、

傷つけてしまう、なんてことも

考えられました。

 

でも、ちゃまみつは、そうは

ならなかったのです。

 

それは、幼少期に幼稚園や

学校で仲間たちにいじめられた

ことなど、傷を付けられた経験が

あったからなのかもしれません。

 

ちゃまみつは、傷つけられるという

経験をしていたため、「痛み」が

どういったものかも理解していました。

 

だから、大きく飛躍したちゃまみつが、

心を崩すことは選択肢にさえなかったのです。

 

よくある人気が出ると昔からのお客さんが、

離れてゆくなんてこともほとんどありません。

 

それは、ちゃまみつが謙虚であり続ける

ことができたからかもしれません。

 

ちゃまみつは、今日も注文の入った

看板をひとつずつ丁寧に、向き合いながら

自分を思い切り表現して、書き続けるの

でした。

 

【続く】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。