皆さま
ちゃまみつは、知らず知らずのうちに
許せなくなっていた過去を見事に
許すことができました。
その経験は、本当に尊いものです。
おめでとう!ちゃまみつ!
今回はその後のお話しです。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「オウムの一生物語」
~⑮今を見て、過去を許していく~
前回までのお話しはこちらです。
【第一部①~⑩話/人生の課題が作られる】
【第二部⑪話~/人生の課題と向き合う】
看板屋で看板を書く仕事に就いた
オウムのちゃまみつでしたが、
どうしても納得のいく作品を
書くことができませんでした。
ちゃまみつは、小さい頃から
書くことが得意だったし、好きなのです。
それは、ちゃまみつが生まれる前に
決めてきたちょっとした自分への
プレゼントでした。
その好きなこと「書くこと」を使って、
自分で人生を切り開こうと決めて
来ていたのです。
でも、その「書くこと」で自分をうまく
表現できなくなっていました。
それこそが、過去を許せていない
状態だったからなのです。
師匠雲十郎は、そのことに気が付いて
いたため、ちゃまみつをその方向へ
導くことができました。
過去にあった家族との別れ、
家族との不仲、とても辛いことを
ちゃまみつはひとつずつ許して
いったのです。
そう、ちゃまみつにとってはその過去は
れっきとした闇でした。
でも、その出来事があったからこそ、
自分は「愛を知ることができた」
そう心の底から悟ることができたのです。
だから、父ユクオにも母トモコにも
感謝しました。
もちろん、妹のアヤコにもです。
「とても辛い闇の過去」→「感謝できる光の出来事」
ちゃまみつにとって、このように
解釈が完全に入れ替わったのでした。
それこそが、ちゃまみつがオウムとして、
魂として、大きな学び、成長となったのです。
そうなったとき、ちゃまみつが書く
看板に変化が表れていきます。
それは、ちゃまみつが過去に視点を
向けるのではなく、今に視点を向けたからこそ
過去の解釈を変えることができたのです。
今やりたいことをやるために、
行動をし始めると、必要なことが
起きてくるわけです。
それをちゃまみつは、甘んじて受け入れました。
いよいよ、これからオウムである
ちゃまみつは、「書くこと」で
大いに自分を表現していくことになります。
【続く】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。