皆さま

 

お金を落としたと思って、

「しまった!」「心配だ」と

右往左往しそうになりました。

 

でも、ここで「心配」から「大丈夫」を

選ぶことにしたのです。

 

そうしたら、たまたまなのか

本当にそうなったのかは、

わかりませんが、どこからともなく

落としたと思ったお金が出てきました。

 

そんな風に「心配」から「大丈夫」を

選んでみると、起きる現実も変わったり

するのですね。

 

そのことを森の中を疾走する

リスが教えてくれました。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「心配を選ぶも大丈夫を選ぶも自由な物語」

~餌を運ぶリスが選んだ~

 

鳥のさえずりがどこまでも響く

森の中にリスの一家がありました。

 

リスはお父さん、お母さん子どもたち3匹の

計5匹の家族でした。

 

この日はお母さんが、森の奥へ

家族全員分の餌を獲りに行きます。

 

お父さんは、家で子どもたちを

守りながら、遊ぶ日でした。

 

お母さんは、森の奥でやっとの思いで

家族全員分の餌、5個を見つけて

口の中に保存して、家に帰っていきます。

 

木の枝を疾走しながら、お母さんリスは、

いろいろと想像していました。

 

「子どもたちがご飯を食べるの楽しみにしているだろうな」

「みんなで食べるご飯は楽しいだろうな」

「お父さんも日頃の疲れを癒せるだろうな」

「子どもたち、お父さんの笑顔を見られるのが楽しみだな」

 

そんな想像をしていたら、お母さんリスの

口元は自然と笑みがこぼれています。

 

すると、口元が緩んでしまったのか、

餌がひとつポロっと落ちていったのです。

 

お母さんリスは、疾走していますが、

「しまった!」「餌が落ちた」そんな

感覚を覚えました。

 

でも、ここで止まって、木から降りて

餌を探したら真っ暗になってしまいます。

 

お母さんリスは、疾走し続けました。

 

お母さんリスの心の中は、心配が

蔓延しようとしているのです。

 

「誰かのご飯が足りないかもしれない」

「きっと、みんな残念がるわね」

「あー、もっと口元を閉じていれば」

「一匹だけ食べられないなんて、悲しいわ」

「私だけ食べなければいいけど、きっと、みんな心配するわね」

「あー、どうしよう」

 

お母さんリスの頭と心の中は

心配でいっぱいになっていました。

 

そんな心配をどうにか振り払おうと

しているのかどうか、お母さんリスは

疾走し続けています。

 

すると、疾走するお母さんリスと

並走するかのように、黒くて

青くメタルに光る大きな蝶々が

飛んできました。

 

黒い蝶々は、お母さんリスに

伝わるように耳元でお話しします。

 

「心配しているようだね」

「心配も、もちろんいいんだけど」

「大丈夫!って思ってみるのもいいよ」

「心配を選んでも大丈夫を選んでも自由だからね」

「心配を選べば心配なこと、大丈夫を選べば大丈夫なこと・・・」

「まあ、好きに自由にやってみて」

 

そこまで蝶々は言うと、そのまま

方向転換して、お母さんリスの元を

去っていきました。

 

お母さんリスは、疾走しながら

「そうか、大丈夫!か」

 

お母さんリスは、素直に大丈夫!と

思う方を選ぶことにしたのです。

 

「餌を落としたかもしれないけど、きっと大丈夫!」

 

しばらく木の上を疾走すると、

お父さんと子どもたちが待つ家に

到着しました。

 

無事に真っ暗になる前に家に

着くことができたのです。

 

お母さんリスは、肩を上下に小さく

揺らしながら息を吸ったり吐いたり

しています。

 

「ただいま」

「おかえり」

 

お母さんリスは、正直に

家族に言うことにしました。

 

「ご飯を5つ持って帰ってきたんだけど」

「途中で、ひとつ落としちゃったみたい」

「お母さん、ドジね、みんなごめんね」

 

お父さんも子どもたちも、お母さんを

責めたり、罵ったりすることなど

決してありませんでした。

 

「そうなの?じゃあ、みんなで分けて食べよう」

「お父さんの分、少しずつ分けてもいいぞ」

「お母さんは、いっぱい走ったからたくさん食べてね」

 

お母さんは、とても優しい言葉を

家族みんなにかけられました。

 

「やっぱり、大丈夫だったんだね」

 

お母さんリスは、黒い大きな蝶々を思い出し、

そんな風に心の中で呟きます。

 

「あれ、ご飯ちゃんと5つあるよ!」

 

そう言ったのは子どもリスの一匹でした。

 

なんと、ご飯を落としたと思っていた

お母さんリスでしたが、ちゃんと

ご飯は5つあったようなのです。

 

もしかしたら、本当に餌を落としたかも

しれませんし、落としてないかもしれません。

 

もしかしたら、間違えて6つのご飯を

運んでいたかもしれないし、5つの

まんまだったかもしれません。

 

真相は誰にもわかりませんが、

結果的には大丈夫だったのです。

 

5匹のリスたちは、ひとつずつ

ご飯を食べて、楽しくお話しをして

過ごすことができました。

 

お父さんリスも、3匹の子どもたちも

お母さんに「ありがとう」と思っています。

 

お母さんリスも、こんな風に家族で

ご飯を食べることができて、

「ありがとう」と思っています。

 

そうして、お母さんリスは、眠る直前に

黒い蝶々を思い出し、

「教えてくれてありがとう」と心の中で

伝えました。

 

「大丈夫!」

 

お母さんリスは、疲れた体を

癒すようにゆっくりと眠りに就きます。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。