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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年7月のこと、彼女と丸の内のシュラスコ店、『バルバッコア・クラシコ』で過ごす楽しい午後の続き。

 

たっぷり肉を食べ、ワインを飲んだあとは、デザートの時間。

 

彼女は、ケーキとフルーツとアイスクリーム。

 

私はケーキはパスし、ストロベリーアイスクリームとバニラアイスクリームを2スクープずつ。

 

フルーツは、ルビー・グレープフルーツ、オレンジ、キウイ、パイナップル。

 

〆の飲み物は、私は砂糖を1/3で作ってもらったカイピリーニャ。

彼女は驚いたことに、マンゴージュース。

 

今回もお腹いっぱい肉を食べ、ワインをたくさん飲んで満足。

小林支配人と山内ホール主任に見送られ、店をあとにする。

 

お化粧室に行くには、『ブルディガラ・マルノウチ ザ・レストラン』の前を通る。

前身の『メゾン・バルサック』の時にはここに木製のシマウマが置かれていたことを懐かしく思い出す。

 

お隣の『エリックス バイ エリック・トロション』の大塚店長と目が合ってしまった。

「今日はお隣ですか」と『ブルディガラ』を手で指し示しながら聞かれたので、「いえ、今日は『バルバッコア』です」と上を指し示しながら答える。

『エリック・トロション』には約三週間後に予約を入れている。

 

腹ごなしに地下道を歩いて向かったのは、日比谷アーケード。

 

次の予定は、「東京ミッドタウン日比谷」の中。

 

1階のアトリウムにはパリ・オリンピックのパブリックビューイング。

 

4階のTOHOシネマズ日比谷に着いた時には、上映開始時間の5分前。

急いでアイスコーヒーを買い、スクリーンに向かう。

 

今日の映画は、「キングダム 大将軍の帰還」。

 

スクリーンは、プレミアムな”IMAX”を選んだ。

 

上映予定作品の予告編を観ながら入館。

席は発売開始と共にネットで中央の良い席を購入しておいた。

 

アイスコーヒーを飲みながら上演開始を待つ。

映画のお供は何時もは生ビールなのだが、今日は既にワインを飲み過ぎている。

 

今回の作品も楽しかった。

邦画はほとんど観ることがないのだが、「ゴジラ」と「キングダム」だけは観ている。

 

トランスフォーマーの新作が来るようだ。

(昨年7月の記事です。)

彼女と過ごす、丸の内と日比谷での楽しい半日でした。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、彼女と丸の内のシュラスコ店、『バルバッコア・クラシコ』で過ごす楽しい午後の続き。

 

メダルを緑に裏返すと、肉が届き始める。

ピッカーニャ(イチボ)の次は、フラウジィニア(カイノミ)。

この焼き色が堪らない。

 

ガーリックステーキ。

 

1個の大きさがかなり大きい。

部位はピッカーニャ(イチボ)。

 

焼きチーズは彼女はいらないというので、私だけ一切れもらう。

すると、やっぱり少し食べたいと言って1/3を撮影前に切り取られてしまった。

 

ソーヴィニヨン・ブランの次は、濃厚なシャルドネ。

アルゼンチンを代表するワイナリー、ボデガス・カテナ・サパータが造る、カテナ、シャルドネ、2022年。

支配人の小林さんが来られたので、「小林さんはカテナに行かれたことがあるんだよ」と彼女に紹介する。

すると小林さんはスマホを出され、「これがカテナを訪問した時の写真です」と彼女に見せてくれる。

 

自社畑のシャルドネ100%を、フレンチオークの樽(新樽比率35%)で、シュールリーで10ヶ月熟成。

シトラスやトロピカルフルーツ、花梨の香り。

強い果実味、酸、ミネラルのバランスが素晴らしい。

やはりカテナは美味い。

 

ビッフェ・デ・チョリゾー(サーロイン)も焼き色が素晴らしく、美味い。

 

再びフラウジィニア(カイノミ)。

 

次のワインは、カリフォルニアの赤。

デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズが造る、ナーリーヘッド1924、バーボン・エイジド・ダブル・ブラック、カベルネ、2022年。

デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズはシチリア出身の家族経営のワイナリーで、アメリカの最優秀ワイナリーに何度も選ばれている名門。

1924は、禁酒法時代に密かに造られ続けていたワインへのオマージュのシリーズ。

禁酒法下でもバーボンは医薬品として認められ、医師の処方箋があれば買うことができた。

このワインはバーボンの名を冠することで禁酒法時代を生き抜いたワインなのだ。

 

濃いガーネット。

プルーン、カシスに加え、バーボン樽由来の甘いスモーキーな香り。

バーボン樽は、内側を火で焼いて焦がしている。

黒果実の濃密な果実味とまろやかなタンニン。

ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨン100%で、フレンチ&アメリカン・オークの樽で8ヶ月熟成後、バーボン・バレルで最低4か月熟成。

 

焦点が合っていないが、ペッパーステーキ。

これも部位はピッカーニャ(イチボ)。

 

目先を変えて、ハツももらう。

 

続く赤ワインは、シャルドネと同じくアルゼンチンのボデガス・カテナ・サパータが造る、カテナ、マルベック、2020年。

 

アルゼンチンのワインの聖地、メンドーサで造られる、アルゼンチンの赤ワインを代表する品種、マルベック。

黒果実の凝縮感、綺麗な酸とタンニン、バラやスミレのニュアンス、そして長い余韻。

やはりカテナのマルベックは美味い。

 

今日初めて食べる、アルカトラ(ランプ)と、焼きパイナップル。

 

肉の〆は、大好きなピッカーニャ(イチボ)。

 

記憶にないが、マルベックを飲み干すと、何故かスプマンテをまた飲んでいる。

 

飲んでいるのは、イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリが造る、ロータリ、ブリュット、メトード・クラッシコ。

 

満席だった店内にも空席が目立ち始めている。

私たちも食後のデザートを選びに行く。

 

フェイジョアーダやカレーもあるが、何時も肉だけでお腹がいっぱいになるので一度も食べたことがない。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、彼女がガッツリ肉を食べたいというので、シュラスコを食べに行くことにする。

 

向かったのは、「新丸ビル」。

お昼時と言うことで、地下にも多くの人。

エレベーターに乗ろうと思ったが、長い行列で断念。

 

エスカレーターを乗り継いで6階まで向かう。

 

予約しているお店は、『バルバッコア・クラシコ』。

お店の前で彼女と合流すると、入店。

 

入り口の壁にある牛の頭は、本物の牛の剝製なのだそうだ。

 

小林支配人がテーブルに来てくれ、「最初はスプマンテですね」と、グラスに注いでくれる。

 

イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリが造る、ロータリ、ブリュット、メトード・クラッシコ。

シャルドネ100%、瓶内二次発酵で造られ、瓶内熟成期間は24ヶ月以上と長い。

キレと熟成感を兼ね備えた素晴らしいスプマンテだ。

 

まずはサラダバーへ。

 

ぐるっと一回りして、何を皿に盛るかイメージを作り上げる。

 

沢山取り過ぎると肉を食べられなくなるので、かなり控えめな選択。

でも、パルミットとパルミジャーノ・レッジャーノは外せない。

 

彼女の皿はと見ると、「え、それだけしか食べないの」と思わず声に出してしまうほどの少量。

 

ランチで出される肉は、ディナーよりも種類が少ない。

でも好きな肉はほとんど入っているので問題ない。

 

肉の薬味、モーリョは二種。

野菜のモーリョと醤油のモーリョ。

 

彼女がサラダバーからガーリックチップスとホースラディッシュを持ってきてくれた。

 

ポンデケージョも届く。

ミナス・ジェライス州発祥のチーズパンは美味い。

でも、食べ過ぎ注意。

 

肉用のナイフは、ブラジル製のトラモンティーナ。

”バルバッコア”の名前入り。

 

テーブル上のメダルは赤。

 

裏返して緑にすると、肉が届き始める。

 

鶏とソーセージはパスし、大好きなピッカーニャ(イチボ)を二切れ。

 

スプマンテの次には、オーストラリアの白ワイン。

西オーストラリア州のアルクーミ・ワインズが造る、アルクーミ、グレイジング・コレクション、セミヨン/ソーヴィニヨン・ブラン、2023年。

アルクーミは、西オーストラリア州で最大の家族経営のワイナリー。

”アルクーミ”は、アボリジニの言葉で”我らが選びし地”の意味。

 

セミヨン/ソーヴィニヨン・ブランの組み合わせは、ボルドー・ブレンド。

ワイナリーがある西オーストラリア州のグレートサザンはボルドーに気候が似ているのだそうだ。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、ちぃさんと表参道のフレンチ・イタリアン、『タバーン バイ・ザ・グリーン』で過ごす素敵な夜の続き。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー。

飲んでいるシャンパーニュは、、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのバロン・アルベールが造る、ルイ・ブーヴィエ、ブリュットの二本目。

今夜も飲むペースが速過ぎる。

    

ちぃさんのプリモピアットは、ヤリイカとオレンジのアーリオ・オーリオ冷製カッペリーニ、梅肉レリッシュ、ルッコラのジェノベーゼ。

        

ヤリイカとオレンジに加え、ルビーのグレープフルーツも入っている。

 

ルッコラの葉の下には、梅肉ソースがたっぷり。

 

私のポワソンは、メカジキのレモンハーブマリネ、ブラックバーニャカウダソース、生春巻き、チリソース。

 

マリネされたメカジキのグリルはヴォリュームがある。

二種のソースの色合いが美しい。

 

7種の付け合わせの野菜は生春巻きとなっている。

この生春巻きにはチリソースが合う。

 

私はパンをお代わり。

再び四種類のパンが届く。

 

ちぃさんは、気に入ったレーズンパンを三切れ。

 

ちぃさんのセコンド、私のヴィアンドは同じ料理を選択。

バターミルクチキン、キャロライナ・マスタード BBQ ソース。

ズッキーニのフリット、ミント・ヨーグルト、茗荷と胡瓜のレリッシュ。

ズッキーニのフリットが大きな三角形になっている。

 

チキンの上には、茗荷と胡瓜のレリッシュ。

ソースは、左手前がミント・ヨーグルト、右奥がキャロライナ・マスタード BBQ ソース

 

大きなバターミルクチキンが二切れ。

柔らかくて美味しいが、ヴォリュームが半端ない。

 

メイン料理にもシャンパーニュ。

既に二本目を飲み干し、三本目に突入している。

 

パンを食べ過ぎたためか、お腹がいっぱいで最後の二切れを食べるのに四苦八苦。

でも美味しく完食。

 

ちぃさんの食後の飲み物は、紅茶。

 

TWGのアールグレイ。

 

私はホットコーヒー。

 

ゆっくり食事をしていたので、賑わっていた店内に残る客は僅かとなってしまった。

 

来るときは階段を上がってきたが、帰りはエレベーターホールに出て下ることにする。

 

一階の『ゼルコヴァ』も客で賑わっていたと思うが、今は空席が目立つ。

 

何度来てもこのアングルで撮影してしまう。

 

今夜のディナーも素晴らしかった。

やはり「ザ・ストリングス表参道」のお店は好きだ。

ちぃさんと過ごす、表参道での楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、ちぃさんと表参道で待ち合わせ。

 

夕方の雨が通り過ぎた後の路面は濡れていて、少し気温も下がったようだ。

 

今夜のディナーの場所は、この結婚式場「ザ・ストリングス」に併設されたレストラン。

 

「ザ・ストリングス」には、一階に『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』、二階に『タバーン バイ・ザ・グリーン』の二つのレストランがある。

 

館内に歩を進めると、正面には『ゼルコヴァ』のカフェ・コーナー。

 

今夜のディナーのお店は、二階の『タバーン バイ・ザ・グリーン』。

 

開店時間丁度に到着。

このアプローチの右側には個室、左側にはメインダイニング。

 

開店したばかりなのでメインダイニングには他に客は居ない。

でも一時間後には多くのテーブルが埋まった。

 

表参道に面したガラス張りの個室では、早い時間から大人数の着席パーティが開かれている。

出席者は若く、皆さん白いワイシャツ姿なので、どこかの会社の新入社員なのかもしれない。

 

私たちのテーブルは何時ものとおり、店の一番奥にある重厚なソファー席。

このテーブルは、店内に二つだけある特別席。

 

テーブルセッティングは斜向かいにされていたが、移動させて向かい合わせにする。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー、早速冷えたシャンパーニュを抜栓。

 

フランス、シャンパーニュ地方、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのバロン・アルベールが造る、ルイ・ブーヴィエ、ブリュット。

バロン・アルベールは三代続く家族経営のメゾンで、自社畑のぶどうのみを用いて造るシャンパーニュの品質の高さに定評がある。

 

このシャンパーニュを飲むのは初めてなので、ミュズレはコレクションに加えることとしよう。

 

ちぃさんと、今夜もいっぱい飲みましょうの乾杯。

細かな勢いのある泡立ち。

シトラスや青りんごの香り、果実味に酸が綺麗に溶け込み、後味にはブリオッシュや炒ったナッツのニュアンス。

セパージュは、ピノ・ムニエ90%、ピノ・ノワール5%、シャルドネ5%。

 

パンが届く。

 

パンは4種。

 

パンのお供は、塩麹とレモンのホイップバターとE.V.オリーブオイル。

 

今夜のディナーは、プリフィックス形式。

アントレは二人とも同じものを選んだ。

 

鹿児島県産カンパチのマリネ、パッションフルーツとタマリンドのソース、パイナップルと茄子のサラダスリランカスタイル、焼き茄子チーズクリーム。

 

カンパチの中には、パイナップルと茄子のサラダ。

井澤シェフの料理は、スパイスやシーズニング、そして素材の組み合わせが面白くて楽しい。

ちぃさんと過ごす、表参道の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、友人たちと桜木町のイタリアン、『オレンジ・ブランチ』で過ごす楽しい午後の続き。

今日は、KEiさんが企画してくれたワイン15種類フリーフローの会。

メンバーは、Altamiraさん、KEiさん、しづちゃん、mayuさん、そして私。

 

天使の海老のガーリックオイル煮。

 

アヒージョにはパンは必須。

 

ガーリックの香りをまとった大きな天使の海老が美味い。

 

フリーフローの四種類目のワインも白。

 

イタリア、カンパーニャ州のラーヴァが造る、ベネヴェンターノ、ファランギーナ、2022年。

ラーヴァ(Lava)は溶岩の意味で、ヴェスヴィオ火山に由来する。

 

ぶどうの凝縮感、活き活きとしたミネラルが心地良い。

ぶどうはファランギーナ100%。

 

五種類目のワインは、赤。

 

アルゼンチン、メンドシーノのカテナが造る、アラモス、セレクシオン、ピノ・ノワール、2021年。

綺麗な果実味を持つミディアム・ボディ。

カテナのワインは品質が高くて好きだ。

 

肉料理は、豚ロース肉のグリエ。

 

ほんのり赤みが残った豚肉が柔らかく、甘みのある脂身まで美味い。

 

六種類目も赤ワイン。

 

フランス、ラングドックのドメーヌ・ポール・マスが造る、レ・タンヌ・オクシタン、メルロー、2022年。

エチケットには現在の4代目の当主、ジャン・クロード・マスの名前。

ジャン・クロードの代になりワイナリーは大きく発展し、世界にその名を知られるスター・ドメーヌとなっている。

 

お隣のmayuさんと乾杯。

ジャン・クロード・マスのワインは間違いなく美味い。

 

パスタは、キャベツと桜エビのアーリオオーリオペペロンチーノ。

 

桜エビの香りが食欲をそそる。

 

七種類目も赤ワイン。

 

カリフォルニアのボーリュー・ヴィンヤードが造る、BV カベルネ・ソーヴィニヨン、2021年。

 

ボーリュー・ヴィンヤードはまさにナパ・ヴァレーを代表するワイナリーの一つ。

1900年に創業し、1939年にはナパ最初の”カルトワイン”のカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出している。

そのBVがフリーフローで出されるとは、この店の意識の高さを感じる。

 

八種類目のワインも赤。

 

フランス、ラングドックのd.A.ワイナリー(ジャン・クロード・マス)が造る、ヴィニウス、シラー(クラシック)、2022年。

クラシックは樽熟成のシリーズ。

果実の強い凝縮感を持つ、フルボディ。

やはりジャン・クロード・マスのワインは美味い。

 

ここでハピバプレートの登場。

 

お誕生日のお祝いは、お二人。

 

Altamiraさんのプレート。

 

そして、しづちゃんのプレート。

 

残りの三人には、大きなアイスクリーム。

 

お祝いには、スパークリングワインで乾杯。

 

抜栓したボトルは、モンムソー、クレマン・ド・ロワール。

5人いると、一本がすぐに空になってしまう。

 

5人で記念撮影。

 

気が付くと、満席だった店内に残る客は私たちだけとなってしまった。

とてもフリーフローとは思えないワインの品揃えだった。

企画してくれたKEiさんに感謝し、店をあとにする。

 

友人たちとお話ししながら、桜木町駅に歩を進める。

このあとどの経路で帰宅したのか記憶が薄い。

でも、怪我一つせずに帰宅することが出来た。

友人たちと過ごす、桜木町での楽しい午後でした。

 

Altamiraさんの記事はこちら。

 

KEiさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、しづちゃんと神楽坂の『ぼっちりや』で日本酒でアペロをしたあと電車で向かったのは、桜木町。

 

今日は、KEiさんが企画してくれた”ワインのフリーフロー会”。

 

KEiさんが予約してくれたお店は、イタリアンの『オレンジ・ブランチ』。

 

店内は満席。

人気のお店のようだ。

 

私たちのテーブルは店の一番奥の窓際。

壁には素敵なカードや可愛い置物。

 

お一人が遅れるとのことで、まずは四人で乾杯。

 

選んだワインは、フランス、ロワールのモンムソーが造る、クレマン・ド・ロワール。

地下カーヴで熟成された、高品質のクレマン。

セパージュは、シュナン・ブラン58%、シャルドネ30%、カベルネ・フラン12%。

 

15種類のワインがフリーフローという素敵なプラン。

 

アンティパストミストが届く。

 

パテ・ド・カンパーニュ、モルタデッラ、カポナータ、鰯と赤キャベツのマリネ。

 

メンバーが揃い、改めて乾杯。

今日のメンバーは、Altamiraさん、KEiさん、しづちゃん、mayuさん、そして私。

 

真鯛のカルパッチョ。

 

二杯目のワインもスパークリング。

 

イタリア、ヴェネト州のグルッポ・イタリアーノ・ヴィーニが造る、トゥラ、スプマンテ、エクストラ・ドライ。

ぶどうは、グレーラ。

イタリアで人気のスプマンテで、日本でもサクラアワードの金賞を受賞している。

 

生ハムのサラダ。

 

葉っぱが元気で結構ワイルド。

 

ここでmayuさんから素敵なワインのプレゼント。

 

北海道三笠市のTAKIZAWA WINERYが造る、旅路、スパークリング・ロゼ、2021年。

 

使用ぶどうは、北海道固有品種の旅路とのこと。

旅路というぶどうは初見で、もちろん飲むのも初めて。

 

とてもフレッシュ&ナチュラルな軽発泡ワインで、ぶどうの果実味をそのまま味わうことが出来る。

自然酵母を用いて発酵、無濾過で亜硫酸塩無添加。

こんな貴重なワインを飲めるとは、mayuさんに感謝。

 

しらすと生海苔のピッツァ。

 

素晴らしいことに、綺麗に5等分されている。

お供はグリーン・ハバネロ・ペッパー・ソース。

 

mayuさんの旅路のボトルを飲み干すと、お店のワインの三種類目は白ワイン。

 

イタリア、ヴェネト州のジャンニテッサーリが造る、ソアーヴェ、2022年。

フリーフローでこんな良いワインが出されるのは嬉しい驚き。

 

柑橘系の素晴らしい香り。

セパージュは、ガルガーネガ90%、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ10%。

 

この店のオーナーは猫好きのようだ。

コースターの絵が可愛い。

 

エアコンの能力不足で、満席の室内はかなり暑い。

お店の方が「よろしければお使いください」とくれた団扇の絵も、可愛い猫ちゃん。

友人たちと過ごす、桜木町の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、友人たちと横浜でワインのフリーフロー会の約束。

でもその前に神楽坂で日本酒でアペロをすることに。

 

神楽坂に来たら、赤城神社にご挨拶。

夏らしく浴衣の女性がいると思ったら、韓国からの観光客だった。

神楽坂にもレンタル着物のサービスがあるのだろうか。

 

神楽坂通り(早稲田通り)には神楽坂祭りの提灯。

街が一層華やいで見える。

 

待ち合わせの店は、高知の物産や酒の専門店、『ぼっちりや』。

”ぼっちり”とは土佐弁で”丁度良い”という意味。

ガラス戸に私が思いっきり映っている。

 

店内にはイートインスペースがあり、昼から飲める飲兵衛の味方。

 

しづちゃんと店内で合流。

既に多くの昼飲み客で賑わっている。

一番奥の女性は常連さんで、以前ここに来たときには一緒に記念撮影をさせてもらった。

 

今日ここに来たのは、一週間前に訪問した土佐酒造の桂月を飲むため。

この日は三種類の桂月があった。

この三種類とも土佐酒造を訪問した時に試飲している。

 

土佐酒造訪問記事は、こちら。

 

 

 

桂月 吟の夢 純米大吟醸 50。

土佐酒造がある嶺北地方で栽培された酒造好適米、吟の夢を50%まで磨いて醸された酒。

 

フランスで開催されている日本酒コンクール、Kure Masterで、2017年、2018年、2022年に金賞を受賞。

 

桂月 超辛口 特別純米酒 60。

吟の夢を60%まで磨いて醸された酒。

 

日本酒度は+11の辛口。

ロンドンで開催されるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)SAKE部門で、2023年シルバーメダルを受賞。

 

桂月 にごり 純米大吟醸 50。

吟の夢または山田錦を50%まで磨いて醸された、純米大吟醸のにごり酒。

 

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)SAKE部門の純米大吟醸部門で、2022年、2023年、2024年と三年連続でゴールドメダルを受賞。

 

しづちゃんと乾杯。

 

おつまみは、四万十の手長海老と胡瓜の煮物。

 

手長海老が思いのほか大きい。

 

もう一品は、キビナゴ。

 

どちらも酒が進む、土佐の酒の肴だ。

 

オーナーの石元さんと記念撮影。

石元さんと土佐酒造の佐竹杜氏は仲良しなのだ。

佐竹さんに、飲んだ桂月の写真とこの写真を送ると、とても喜んでくれた。

 

『ぼっちりや』は何時来ても楽しい店だ。

 

次の目的地は桜木町。

神楽坂を下り、飯田橋駅に向かう。

 

善國寺、通称毘沙門天にもお祭りの提灯。

 

今日も、赤城神社と毘沙門天の両方にご挨拶をすることが出来た。

神楽坂から桜木町へ、楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

2月のこと、友人たちと北千住で過ごす楽しい夜の続き。

『激太鳥』でアペロをし、『能登割烹とぐち』で能登応援会食をしたあとは、もう少し飲んで帰りましょうと北千住の街をほろ酔い気分で歩く。

今夜のメンバーは、ちぃさん、茶目子さん、ノンベェさん、そして私。

 

ノンベェさんが馴染みの店、『千住の永見』に案内してくれた。

 

店内は満席の賑わい。

でも、ノンベェさんが言うところの一番奥の常連席は空いていて、すんなりと座ることが出来た。

 

古のポスターが壁を飾る。

居酒屋には滅多に来ないので、このメニューが楽しい。

 

まずは各自、好きな飲み物を注文。

ちぃさんのハイボールの色が濃い。

茶目子さんは、柚子ハイボール。

ノンベェさんは、熱燗。

そして私は、北海道旭川市の男山を冷酒で。

 

四人で乾杯。

 

この大きな器には正一合が入っている。

器もキンキンに冷やされているのが素晴らしい。

 

酒のアテは、『永見』の看板メニューから選ぶことにする。

 

まぐろのぶつ。

 

千住揚げはにんにく入りで。

 

これは手羽元なのだろうか。

 

ノンベェさんによると、ここのアジフライは美味しいのだそうだ。

 

私の二杯目の酒は、京都市伏見区の玉乃光酒造が醸す、玉乃光 純米吟醸。

ノンベェさんの二杯目は、新潟県佐渡市の北雪酒造が醸す、北雪。

 

何だかお腹が空いてきたので、焼きおにぎりを注文。

これがとても美味い。

 

皆さんあまり食べられないので、私がせっせと口に運ぶ。

酔った頭で、「今夜は食べ過ぎ飲み過ぎだ」と認識はしている。

 

満席だった店内にも少しずつ空席が増えてきた。

そろそろ帰途に就くことにしよう。

 

今夜はかなり飲み過ぎてしまった。

でも、少しは能登応援になったと思うと嬉しい。

友人達と過ごす、北千住の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

2月のこと、友人たちと『能登割烹とぐち』で過ごす、楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、ちぃさん、茶目子さん、ノンベェさん、そして私。

 

今夜は能登半島応援会食。

能登の酒をどんどん飲んでいる。

中能登町の鳥屋酒造の池月の次は、珠洲市の宗玄酒造が醸す、宗玄 しぼりたて生原酒。

宗玄酒造は能登杜氏発祥の蔵。

 

冬季の季節限定酒。

使用米は五百万石他で、精米歩合は65%、アルコール度数は19%と高い。

 

ぶりかまが焼きあがった。

写真ではわかりにくいが、かなり巨大。

 

かまと言いながら、身がたっぷりついていて美味い。

やはり寒鰤は最高だ。

 

四種類目の酒も宗玄。

宗玄酒造も大きな地震被害を受けたが、復興に向け力強く歩み続けている。

 

2024年3月14日の日本名門酒会のYouTube記事を貼り付けておく。

 

宗玄 純米 能登乃国 山田錦。

 

使用米は兵庫県産山田錦、精米歩合は65%。

アルコール度数15%、日本酒度+4と、実にバランスが良い飲み飽きしない酒だ。

 

もみいか天。

ちょっと塩分が強いが、酒の肴として最適。

 

もみいかの説明もアップ。

 

海老と野菜の天麩羅は塩で。

日本酒をたくさん飲むときは、油分のある料理が悪酔い防止に効果がある。

 

この塩は珠洲市の天然塩なのだそうだ。

 

五種類目の酒は、能登半島地震で蔵が大きな被害を受けた、能登町の数馬酒造の酒。

竹葉 しぼりたて生原酒。

これも冬季の季節限定酒。

 

使用米は能登産五百万石他、精米歩合は67%、アルコール度数は18%。

地震で取水設備が破壊されて従来の仕込み水が使えないため、海洋深層水で仕込んでいる。

数馬酒造も地震と豪雨災害に見舞われながらも、自社蔵での酒造りを復活させている。


関連記事はこちら。

 

 

能登の酒をたっぷり飲んだあとの六種類目は、再び縁起物の立春朝搾り。

長野県北安曇郡池田町の大雪渓酒造が醸す、大雪渓 純米吟醸 生原酒 令和七年乙巳(きのとみ)二月三日 立春朝搾り。

 

使用米は長野県産山恵錦、精米歩合は55%、酵母は協会1801号と1001号のダブル使用。

 

そして〆の酒は最初に飲んだ、栃木県佐野市の第一酒造が醸す、開華 純米吟醸 生原酒 令和七年乙巳二月三日 立春朝搾り。

使用米は五百万石と美山錦、精米歩合は55%。

四合瓶を飲み干してしまった。

 

立春朝搾りについて詳しく知りたい方は、こちらから。

 

 

ところで話は変わるが、ここのお化粧室に掛けられたこの額が気に入っている。

入店した時は一番乗りで他に客は居なかったが、今はもう満席となっている。

能登の酒と立春朝搾りの祝い酒をたっぷり飲み、大将に今夜の礼を述べ、満腹満足で店をあとにする。

友人達と過ごす、北千住の楽しい夜は続きます。