今夜のアップは時系列を飛び越えて、お花見記事。
今年も予約受付開始と同時に、大横川のお花見クルーズを予約。
まだ寒い季節に予約するので、今年の開花予想日は発表になっていない。
それに春は天候が目まぐるしく変わるので、予約日が晴れるかは運任せ。
ちぃさんと門前仲町で待ち合わせると、黒船橋に向かう。
開花後雨の日が続いたが、幸いなことに今日は天候に恵まれ、絶好のお花見日和。
大横川の川岸には多くのソメイヨシノ。
今年は開花が早く桜は満開を少し過ぎているが、充分に花は残っており問題ない。
今年は行動制限もなく、久し振りにさくらまつりが開催されている。
お江戸深川では色々な催しが行われている。
私達が来たのは、①の黒船橋乗船場。
ここからお花見クルーズ船に乗るのだ。
ここには深川カヌー倶楽部の艇庫もあり、川面には何艘かのカヌーが係留されている。
川面に落ちた花弁はどんどん流されていくが、カヌーの間には少し花筏が出来ている。
植え込みの上には、花びらではなく花がそのまま幾つも落ちている。
これは鳥がついばんで落したもの。
植え込みの上を見上げると、桜の枝に何羽かのハクセキレイ。
犯人を撮影したつもりだったが、写真を見ると何処にもハクセキレイの姿が見えない。
お花見クルーズの乗船手続きを済ませ、出航を待つ。
大横川はお花見クルーズのメッカ。
色々な運行会社のクルーズ船が次々と訪れる。
私達が乗船する船が戻ってきた。
今日は全ての便が満席の予約。
乗船準備が整うまで列に並んで待つ。
予約順の乗船なので、私達はポールポジションを確保。
先頭の席に座ると、舳先に私のバックパックを置く。
中には、保冷剤を詰めて冷やしているシャンパーニュと、シャンパーニュグラスが二つ。
クルーズ中は船が揺れてグラスを置くことができない。
そこでグラスを箱ごと持ってきた。
飲んでいる間もグラスをこの箱に立てて置くことができるので便利。
ルイ・ドレーク、シャンパーニュ、ブリュット。
ルイ・ドレークは四代続く家族経営のメゾンで、ルイ・ロデレールにプルミエ・クリュのぶどうを供給する傍ら、自らシャンパーニュ造りを行っている。
セパージュは、ピノ・ムニエ70%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ10%で、平均樹齢は30~40年と古い。
ちぃさんと乾杯。
お隣に座った方から、「準備がいいねえ」と驚かれた。
折角なので、記念撮影。
今日は、花見の時にしか着用しないピンクのジャケット。
ちぃさんが持って来てくれたシャンパーニュのお供。
船は黒船橋乗船場を出航すると、一度隅田川に出る。
永代橋の向こうにはスカイツリー。
大川端リバーシティー21の足元にも桜のピンクの帯。
再び大横川に戻る。
隅田川と大横川の合流点にある水門には「大島川水門」と書かれている。
実はこの水門が造られた時にはこの川の名前は大島川。
その後1965年(昭和40年)の河川法改正時に上流の大横川と名前が統一されたのだそうだ。
左右に連なる満開の桜を愛でながら飲むシャンパーニュは美味い。
桜の枝が川面に垂れているので、目の前に花を観ることができる。
黒船橋まで戻ってきた。
橋の欄干には”お江戸深川さくらまつり”の横断幕。
延々と続く桜並木。
これは私が持ってきた、イカ姿フライ。
昨年もこのクルーズ船に乗船したが、今年も満開の良い天気の日に来られて良かった。
橋を通過する時には、橋の上の人が手を振ってくれる。
黒船橋乗船場まで戻ってきた。
急いでシャンパーニュの最後の一杯を飲み干す。
今年も楽しいお花見クルーズだった。
お腹が空いてきたので、予約しているレストランに向かうことにする。
ちぃさんと過ごす、楽しい午後は続きます。