昨年8月のこと、ちぃさんと天麩羅の名店、『つな八 銀座』で過ごす楽しい夜の続き。
今夜の席もカウンターの一番奥、竹本店長の前の席。
目の前で店長が揚げてくれる天麩羅が次々と届く。
これは、茗荷。
トウモロコシ。
糖度が高く、まるでスイーツのよう。
帆立。
ミディアムレアといった感じで美味い。
ちぃさんに、浦霞と司牡丹 船中八策のどちらが好みかと尋ねたら、浦霞とのこと。
超辛口の船中八策はドライすぎるようだ。
宮城県塩竈市の佐浦が醸す、浦霞 純米酒。
使用米はまなむすめ、精米歩合は65%。
何かと思ったら、ポロ葱。
「これがポワロです」と見せてくれる。
「ポワロはフランス語。英語だとリーキですね」と私。
このポロ葱はニュージーランド産なのだそうだ。
口直しのもずく酢。
とても繊細な細さで美味い。
巨大な穴子。
実物は大穴子に違いない。
〆はかき揚げ丼。
前回は天茶漬けにしたので、今回は天丼を選択。
ちぃさんは前回も今回も天丼。
お腹がいっぱいとのことで、ご飯を小盛でお願いしている。
たっぷりつゆを吸ったかき揚げが美味い。
中には海老がごろごろ。
味噌汁も良い味が出ている。
香の物は、胡瓜の浅漬けと柴漬け。
満腹満足で店をあとにする。
何時もと同じコースだが、今夜は苦しいほどお腹がいっぱいになった。
「あの穴子が巨大だったせいよ」と、ちぃさん。
「松屋 銀座」では、にいさとる氏の漫画、「WIND BREAKER」の展覧会が開催されている。
そして8月20日にオープンしたばかりのバカラ・ショップの宣伝も。
お腹はいっぱいだけど、少しワインを飲んでから帰ろうということで、向かったのは「銀座東急プラザ」。
「松屋銀座」から地下道を通って地上に出ることなく行けるのは便利。
目的の場所は、「グランマルシェ・デュ・ヴァン」。
ワインなどの輸入会社、徳岡が経営するワイン・ショップ。
白ワイン、赤ワイン、と本日のグラスワインを色々見たうえでの結論は、”暑い夏にはやっぱシャンパーニュ”。
何だか最近はシャンパーニュばかり飲んでいる。
コート・デ・バールのデ・バルフォンタルクが造る、バルフォンタルク、トラディション、ブリュット。
デ・バルフォンタルクは1962年設立の生産者協同組合、C.M.(コーペラティヴ・マニピュラン)。
セパージュは、ピノ・ノワール76%、シャルドネ24%。
二杯目も同じシャンパーニュ。
最初のグラスはアンリオだったが、今度のグラスはアヤラ。
ここではボルドーの五大銘醸やオーパスワンなどの高級ワインを、10ml、30ml、50mlで1,000円台から数千円の範囲で試飲することができる。
オーパスワンは現役の頃は普通に飲んでいたが、アメリカで飲むと250~300ドル、日本でも45,000円位で飲めていた。
それが今や2018VTで93,500円とは驚き。
色々なワインについて、ちぃさんに説明するのも楽しい。
ちぃさんと過ごす、銀座の楽しい夜でした。