皆さま、おはようございます!

 

今朝は、昨年のお盆休みに訪れました津軽線の終点、

三厩(みんまや)駅の訪問記です。

津軽線・三厩駅

個人的には「みうまや」の駅名に馴染みある駅でしたが、

平成3年に現在の駅名に改称されたみたいで、知らんかった…

地域名が「みんまや」なので、それに合わせた改称なのでしょうね。

 

実は自分、三厩駅に来たのは今回が2度目で、

高校生の頃、当時の国鉄が催していたキャンペーン

「いい旅チャレンジ20,000km」の津軽線踏破目的で

ここを訪れてたのです。

今から35年前かな?

仙台から青春18きっぷを駆使して青森にやって来ました。

駅の写真も撮ってたはずなのですけど写真が見当たらず…

出てきたのは駅前で撮ったと思われる、

倉庫代わりの廃コンテナの写真だけでしたの。

何てことしてくれたの、自分よぉ。

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このコンテナが今も三厩駅の駅前にあれば、

それはそれで感動出来てたのかもしれませんが、

ここを訪れたのは今から35年前の話、さすがに残っていませんでした。

「いい旅チャレンジ20,000km」がきっかけで

駅趣味にハマった人、きっと多いのではないでしょうかね?

 

それにしても、8月の真っただ中だというのに

気温が25度にも満たないなんて、さすが津軽半島最北端の駅です。

津軽線・三厩駅

三厩駅は、汗っかきのコデブな自分にも優しい駅でした。

 

それではさっそく駅のチェックを開始します。

津軽線・三厩駅

三厩駅は昭和33年に開設された駅で

駅舎は開業当時に建てられたモノだそうです。

手前にある雪除室がいかにも北国の駅って感じですね。

 

駅舎内はこんな感じ。

直営駅で出札窓口も営業をしているのですが、

三厩駅に到着する列車は1日5往復しかありませんので注意が必要です。

津軽線・三厩駅

 

それに対し、ここから有名観光地である竜飛崎までは

7往復のバスが運行されてる模様。

津軽線・三厩駅

うち5往復のバスが列車と接続しているみたいです。

青森駅=(津軽線)=三厩駅=(バス移動)=竜飛崎 …

竜飛崎観光のデフォな経路かと思いましたけど、

このルートで向かうには片道2時間半ほどの所要時間がかかるらしく。

地元の方から「多くの観光客がレンタカーを利用してる」

とお聞きしましたけど、なんとなくその理由がわかった気がしましたよ。

 

待合室スペースはこんな感じです。

津軽線・三厩駅

 

ここで嬉しかったのが「わたしの旅駅スタンプ」が残っていたこと。

実は自分、35年に前に訪れた時にもこのスタンプを押してたのです。

津軽線・三厩駅

書庫に置きっぱなしのスタンプノートの画像は

近々UPすることにしまして…

 

このスタンプを押すこと、硬券入場券を買うこと、

そして「いい旅チャレンジ20,000km」の津軽線踏破ほ証明する

「駅名標と一緒の自撮り写真」を撮ることが目的でここに来てたのでした。

津軽線・三厩駅

宿泊代を浮かすために

青森駅構内の青函連絡船待合室(24時間開放されてました)で

夜を過ごしたのも、今となっては懐かしい思い出です。

 

それでは構内踏切を渡ってホームに入ります。

津軽線・三厩駅

 

三厩駅は列車の退避が可能な島式ホーム1面2線構造でしたよ。

津軽線・三厩駅津軽線・三厩駅

 

こちらが津軽線の終端部。

奥に車庫が見えますけど、

津軽線では三厩駅で夜間停泊するダイヤが組まれているらしく、

そのためのモノらしい。

津軽線・三厩駅

 

国鉄時代は車庫の奥に転車台があるらしいのですが、

ひょっとして今でも草むらの中にあるのかな?

下は昭和50年に撮影された航空写真ですが、

車庫の奥に転車台が写ってますよね。

駅の北東側にセメントを積み下ろすための荷役線が見えますけど、

青函トンネル建設真っ只中だった頃は

ここから資材を搬入していたそうです。

三厩駅の写真どこに行っちゃったのよ~!

 

ホームにいると気づきにくいですけど、

三厩駅は三厩湾に近い場所にある駅で

500メートルほど歩けば海岸線に出ることが出来ます。

吹き抜ける潮風が気持ちよかったので

駅を楽しんだ後はしばらく海を眺めてました。

津軽線・三厩駅

 

カモメも気持ちよさそうですね。

津軽線・三厩駅

…ってかコイツ、1メートル先に自分がいるのに全然逃げない。

野生動物なのに人馴れしていてビックリです。

 

集積所にゴミを捨てに来たおばちゃんに

「何を見ているの?」と聞かれ、

津軽半島の絶景を楽しんでた旨を伝えたところ、

「こんな場所で満足せんで端っこまで行かんと」と返されました。津軽線・三厩駅

 

ここから津軽半島の先端にある竜飛崎までは車で40分です。

津軽線・三厩駅

 

この日は駅巡り目当てで三厩駅に来たので

本当はここで折り返して青森市内に戻る予定でしたが、

おばちゃんに促されたこと、

そして何よりもコレがあるのに気づいたことから

行程を変え竜飛崎に向かうことにしたのですよ。

津軽線・三厩駅

青函トンネル記念館でした!

この日の記念館の様子は以前のブログにUPしてますので、

チェック頂けると有難いです。

青函トンネル記念館に行ってきた。〈前編〉(平成29年8月15日)
青函トンネル記念館に行ってきた。〈後編〉(平成29年8月15日)

 

そしてここには有名なコレもありまして…

階段国道!

国内で唯一、車両が進入出来ない”階段”を持つ

国道(国道339号線)でした。

コデブな自分が階段国道を歩くことは無謀にも感じましたが、

竜飛崎なんてそう何回も来れる場所じゃありません。

竜飛崎の頂上にある駐車場にレンタカーを停めて

階段国道を往復することにしたのですよ。

 

その様子ですが、長くなりましたので次回に続きます。

(こちらをチェックくださいませ)

国内で唯一!階段国道の国道339号線を歩いてみた。(前編) 

国内で唯一!階段国道の国道339号線を歩いてみた。(後編)

 

 

訪問駅リスト(JR線)
津軽線

 

↑(青森駅方面)

油川駅(平成29年8月15日)

津軽宮田駅(平成29年8月15日)

奥内駅(平成29年8月15日)

左堰駅(平成29年8月15日)

後潟駅(平成29年8月15日)

中沢駅(平成29年8月15日)

蓮田駅(平成29年8月15日)

郷沢駅(平成29年8月15日)

瀬辺地駅(平成29年8月15日)

蟹田駅(平成29年8月15日)

中小国駅(平成29年8月15日)

大平駅(平成29年8月15日)

津軽二股駅(平成29年8月15日)

大川平駅(平成29年8月15日)

今別駅(平成29年8月15日)

津軽浜名駅(平成29年8月15日)

三厩駅(平成29年8月15日)

 

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