皆さま、こんにちは!

 

我が地元の仙台は雨が止み、夏らしい天気になってきました。

旅に出られるお盆休みが待ち遠しいです。

昨年のお盆は青森県内を旅しましたが、

今日はその中からこちらの駅の訪問記でした。

津軽線・大川平(おおかわだい)駅です!

普段は雨男の自分なのに、

こんな好天の中の無人駅に立てるなんて最高の気分でいましたよ。

大川平駅は津軽線が開通した昭和33年に開設された駅だそうです。

 

駅周辺はどこを見ても長閑という感じ。

自分がここを訪れたのはお盆の真っ只中です。

さすがに人気(ひとけ)はありませんでしたね。

 

確かに駅周辺には人気はなかったのですけど…

実はこの時、駅の中には撮り鉄さんがいらっしゃいまして、

津軽線を行き交う(この区間は5往復の列車しかありませんが)

キハ48を撮影されてたようです。

撮り鉄じゃない自分は遠慮しながら駅の外から写真を撮りました。

いかん、キハ48が全然写ってない。

 

大川平駅を発車した列車を見送りました。

この長閑さいいのよねぇ。

列車が視界からいなくなると、

ホームで写真を撮ってた撮り鉄さんが

「ありがとうございました」と会釈してクルマで帰られたのです。

どうやら、こちらが遠慮していたのがわかってたみたいですね。

 

自分が旅先で出会う撮り鉄さんはみんなマナーが良い方なのに、

一部の暴徒が印象を悪くしてるのが非常に残念というか…

先日訪れたばかりの北条鉄道の駅でも

線路に降りて写真を撮ってるバカタレがおりました。

歳は60近く?

最近は若者よりも熟年の方が暴走気味に感じるのは自分だけかな?

 

さてさて、誰もいなくなったところで大川平駅のチェックを開始します。

大川平駅は単式ホームが1本あるだけの停留所タイプの駅でした。

花壇のお花が素晴らしいですけど、

地元の皆さんがお手入れされてたモノでしょうか?

 

待合室の中は少々殺風景な印象でした。

待合室は広めに感じますが、大川平駅は国鉄時代、

乗車客数は1日に70人弱も(昭和58年の統計)あったようです。

今じゃ想像できないくらい多めの利用者がいたのですね。

当時はこの待合室が人で埋まっていたのかもしれません。

 

ホームから見渡す景色は田んぼだらけ。

都会の雑踏に疲れた方はここに来てみんしゃい。

きっと癒されるはずですから。

 

近くに観光地でもあるのかと、

駅前に立つ観光案内を眺めてみたのですが…

観光案内というか、お店の紹介っぽかったです。

本州で見る「北海道新幹線」の表記はどこか新鮮ですね。

 

大川平駅のチェックを終えて駅前の通りを進むと、

廃校らしき建物が目に入ってきました。

 

建物のすぐそばに立っていた記念碑によれば、

ここは平成16年に閉校した今別町立大川平小学校の校舎らしい。

 

現在はこの廃校舎を利用して、

地元の郷土芸能「荒馬(あらま)」を伝承する

「荒馬の里資料館」が入居しているそうですよ。

ここでは「大川平荒馬」で使う太鼓や衣装の展示のほか、

荒馬の様子を映像で見ることが出来るそうです。

残念ながら自分が来たお盆はさすがにお休みでしたね。

 

それにしても…

うむ。

 

お、おぅ。

このペイントは必要だったのかしら?

下はどう見ても「ごめんなさい」なのですけど。

 

昔は大川平駅も大勢の子供たちで賑わてたのだろうなぁ…

などと考えながらこの地を後にしました。

津軽線沿線は海と山の両方が楽しめる本当にいい所です。

今年の盆もちょこっとだけ滞在する予定、

これで青森県内の駅はすべて周り終えられる…かな?

 

 

訪問駅リスト(JR線)
津軽線

 

↑(青森駅方面)

油川駅(平成29年8月15日)

津軽宮田駅(平成29年8月15日)

奥内駅(平成29年8月15日)

左堰駅(平成29年8月15日)

後潟駅(平成29年8月15日)

中沢駅(平成29年8月15日)

蓮田駅(平成29年8月15日)

郷沢駅(平成29年8月15日)

瀬辺地駅(平成29年8月15日)

蟹田駅(平成29年8月15日)

中小国駅(平成29年8月15日)

大平駅(平成29年8月15日)

津軽二股駅(平成29年8月15日)

大川平駅(平成29年8月15日)

今別駅(平成29年8月15日)

津軽浜名駅(平成29年8月15日)

三厩駅(平成29年8月15日)

 

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