皆さま、おはようございます!
今日から10月がスタートですね。
相変わらず駅ネタばかりが続くブログですが
今月もお付き合いくださいませ。
さて、今年の10月21日は津軽線が全線開業して60周年とのこと。
おめでとうございます!
それに合わせて各地で様々なイベントが催されるそうですけど、
自分、今月は仕事の繁忙期なんすよね…めっちゃ悔しい!
津軽線への想いを込めて、
今朝は昨年の夏に訪れました中沢(なかざわ)駅の訪問記ですが、
その前に…
画像の背後に見えるのが今回の主役の中沢駅。
周囲を水田に囲まれた駅でした。
駅の周りにお花がいっぱい咲いていて、
当時流行った「インスタ映え」(インスタグラムはしてません)を
狙って撮影してみたのですが…
お花が毒々しく見えてしまうのはナゼでしょ?
自分に撮影のセンスが無いのは百も承知なのですけど。
こちらが中沢駅の出入り口です。
駅舎はなく、ホームとそれを結ぶ跨線橋からなる駅でした。
中沢駅は昭和34年に開業した駅で、
開業当初は、同時期に開設された左堰駅と同じ
単式ホームが1本あるだけの簡素な造りの駅だったそうですけど、
青函トンネル開通時に列車が行き違えるように改修。
現在は相対式&島式ホーム2面3線を持つ
構内規模が大きな駅に変わったみたいです。
こちらが中沢駅のホームでしたよ。
島式ホームは狭い敷地内に増設されたために、かなり細身ですね。
さてさて、中沢駅の構内にはとてもユニークな造りが見れるのです。
こちらは跨線橋の上から見た構内全景ですが、
ホームの中央真下に川が流れているのがわかりますかしら?
こちらの方が見やすいかな?
ホームのど真ん中に川を渡るための鉄橋が架けられてるのですよ。
こちらですが青森市と蓬田村の境界となる川だそうです。
それではなぜ川の真上に駅が設けられたのか?
宮脇俊三先生の著書によると、
中沢駅が開設される際に両地区で誘致合戦が行われたらしく、
妥協案として川の上にホームを造ったとのこと。
駅の中心が青森市側にあるため、所在は青森市内の駅ですけど、
駅名の「中沢」は蓬田村側にある地名らしいですよ。
当時の誘致合戦の激しさを物語るエピソードですけど、
その結果、田んぼのど真ん中に駅が出来て…
これで良かったのでしょうかね?
2本のホームを繋ぐ跨線橋を見ます。
跨線橋と待合室は青函トンネル開通時に設けられたモノでした。
…というか、線路もほぼ敷き直しされてますので、
事実上、新しく造り直されたと言った方が正しいかもしれません。
最後に、JR東日本盛岡支社のプレスに
津軽線全線開業60周年記念関連のモノが上げられてました。
各駅ではこんなノボリが上げられてるみたいですが…
「蟹゛線」って何ですのん?
まさか津軽線の新しい愛称とか?
えっ!? 地元の皆さんは既に津軽線のことをこう呼んでるのです?
やっぱり、いろいろ確かめに津軽線に行きたい!
↑(青森駅方面)
中沢駅(平成29年8月15日)
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れる読者登録をお願いします!