皆さま、おはようございます!

 

こちらは昨年夏に竜飛崎を旅した際、

帰り道で通った松前街道(国道280号線)でした。

津軽線・瀬辺地駅

今になって知ったのですけど、”松前”街道の名称って、

北海道の松前町から由来してたのですね。

ここが本州~北海道を結ぶ重要な交通路だった頃の名残だそうです。

こういうエピソードって、ロマンちっくだわぁ。

 

ちなみにこの付近の地域名は「外ヶ浜町」。

津軽線・瀬辺地駅

外ヶ浜町と聞いて「あれっ?」っと思った自分。

…といいますのも、津軽半島の先端である

竜飛崎がある付近も外ヶ浜町なのです。

その間、今別町を通過してきたばかりなのに…

と思いましたら、外ヶ浜町は今別町を挟んで地域が二分されてる

「飛び地の町」だそうですよ。

全国的に見ても珍しい形状の町なのではないでしょうかね?

 

それにしても、海が見える景色にはハズレがありませんな。

津軽線・瀬辺地駅

 

津軽線はこの付近で国道と並走します。

津軽線・瀬辺地駅

タイミングよく列車が通過していたら、

きっとカッコいい鉄道写真が撮れてたのじゃないかしら?

 

こんな絶景ポイントから、程よい近さにある駅がコチラでしたよ。

津軽線・瀬辺地駅

津軽線・瀬辺地(せへじ)駅です!

昭和26年、津軽線の開通とともに開設された駅でした。

 

平成12年に現在の簡易駅舎に改築されるまでは、

開業当時から使われていた木造駅舎が残っていたそうですよ。

旧駅舎の名残りがないか、辺りを探して見たのですけど…

津軽線・瀬辺地駅

残念ながら基礎すらも確認できず。

唯一あったとすれば電話ボックスの位置かな?

大きな駅舎が取り払われ、小さな駅舎に代わったために

電話ボックスが広場にポツンと取り残されてました。

 

瀬辺地駅の無人駅化は意外に早く、

国鉄時代の昭和58年に施行されてたとのこと。

その際に、駅舎の待合室部分以外はすべて閉鎖されたために、

便所が駅舎の外に新たに設けられたようで。

この便所は今でも現役で使われてましたよ。

津軽線・瀬辺地駅

津軽線・瀬辺地駅

便所の設置年は無人駅化直後の昭和59年。

こんなモノからも駅の歴史を垣間見ることが出来るから、

駅探訪って面白いのです。

 

こちらの階段を昇ってホームに入りますが…

なんか停まってる?

津軽線・瀬辺地駅

 

瀬辺地駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。

津軽線・瀬辺地駅

津軽線・瀬辺地駅

 

ホームの裏手に保線車両が留置されてましたけど、

こんな留置線は国鉄時代には無かったような…?

津軽線・瀬辺地駅

青函トンネルの開通(昭和63年)に合わせて

津軽線の各駅が改修されてますので、

その際に設けられた留置線かもしれませんね。

 

最後は簡易駅舎のバックショットで〆ます。

津軽線・瀬辺地駅

それにしても、大湊線といい、青い森鉄道線といい、

青森県内の駅舎はこのデザインの駅舎が多すぎ。

もう少し個性があると訪れた甲斐があるのですけどね…

駅ファンのために駅舎を設計してるわけじゃないことは重々理解しているのですが。

 

 

訪問駅リスト(JR線)
津軽線

 

↑(青森駅方面)

油川駅(平成29年8月15日)

津軽宮田駅(平成29年8月15日)

奥内駅(平成29年8月15日)

左堰駅(平成29年8月15日)

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蓮田駅(平成29年8月15日)

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瀬辺地駅(平成29年8月15日)

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大平駅(平成29年8月15日)

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大川平駅(平成29年8月15日)

今別駅(平成29年8月15日)

津軽浜名駅(平成29年8月15日)

三厩駅(平成29年8月15日)

 

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