皆さま、こんにちは!
青い森鉄道の青森駅方面行き電車に乗って野辺地駅を出発すると、
右手側には陸奥湾の壮大な景色が見えてきます。
今日は、そんな景色を身近に楽しむことが出来る、
こちらの駅のことを書きたいと思いますよ。
青い森鉄道・狩場沢(かりばさわ)駅です!
明治27年1月に開業した駅です。
平成10年前後までは、
有人駅時代の大きな木造駅舎があったんですけど、
現在は撤去されてしまい、
それにしてもこの日、狩場沢駅を撮影したのは朝5時50分のこと。
朝陽が眩しすぎるぜ。
狩場沢駅は相対式と島式ホームによる複合2面3線構造です。
国鉄時代に待避線として使用されていた中線、
一度は撤去されたはずなのですが、
最近になって敷き直しされたようで。
線路こそは本線と繋がっているものの、
架線は当然のことながら、繋がっておりません。
国鉄時代の中線はこんな場所で分岐せずに、もっと先まで線路が延びていたはずなのですが…
そうそう、狩場沢駅の跨線橋を見ると、
待合室とは反対側にも取って付けたように、
通路が延びているのがわかります。
この奥、左側には何があるんでしょう?
ありゃ?何もない。
何も無いというか、とっても牛臭いです。
この林を抜けると、牧場でもあるんでしょうかね?
地面もぬかっていたので、この先に進むのは断念したのですが、
この林の先にはちょっとした住宅地があって、
ここの住民さんのために、この跨線橋はあったようです。
地図を見て知りました。
そしてこの林、
実は東北本線の前身である日本鉄道が19世紀末期に植林した、
鉄道防雪林の一部なんですって。
鉄道防雪林と言えば、
鉄道記念物に指定された野辺地駅の物が有名ですが、
水沢駅~小湊駅間には他にも38か所、
50ヘクタールもの防雪林が植えられているそうで(Wikipedia調べ)、
駅を降りると、すぐ目の前でこれが見れる出来る点では、
狩場沢駅のモノは、なかなか見どころが高いと感じました。
肝心の陸奥湾の壮大な景色ですが、
朝陽が眩しすぎて、
逆光で撮れませんでしたのよ (ノ∀`)アチャー
そんなことで、
後は行ってからのお楽しみということで。
青い森鉄道
↑(目時駅方面)
野辺地駅(平成24年9月8日)
狩場沢駅(平成24年10月14日)
清水川駅(平成24年10月14日)
小湊駅(平成24年10月14日)
青森駅(平成24年8月26日)