40代からの体脂肪燃焼ダイエット -47ページ目

健康的なダイエット


健康的にダイエットするということは、単に体重だけを下げることではありません。

体重は、筋肉や臓器類、水分、脂肪、骨などの総計です。
肥満や太る というのは、体内の成分のうち、脂肪量が増えることであり、
筋肉などの体主要成分が増えても太ったことにはなりません。

ですから、健康的なダイエットとは、増えた脂肪量を年代に合った適正な量
調節することです。


健康的にダイエットする際の基準には「BMI」と「体脂肪率」があります。

※右の『基礎代謝量の算出』で
年齢・性別に沿った
自分の基礎代謝量を算出してみましょう


BMIの基準は「22」です。
しかし、この体格指数には年齢の要素が加味されていません。

ですから、20歳代の人と50、60歳代の人を同じ基準で判断することに
なります。はたしてこの判断は妥当でしょうか。

理想(標準)体重


身長    計算式   理想体重
-----------------------------
140cm  1.4×1.4×22  43.1kg
150cm  1.5×1.5×22  49.5kg
160cm  1.6×1.6×22  56.3kg
170cm  1.7×1.7×22  63.6kg
180cm  1.8×1.8×22  71.3kg
-----------------------------

※BMI「22」の程度の体格の人が一番病気が少ない



内臓脂肪型肥満に関しては、BMIが「22」だからよいとは限りませんし、
若い女性に多い「隠れ肥満」に関しても理想体重よりも少ないからといって
安心とは言えません。

基準値に振り回されるよりも、日常の食生活や習慣を
見直し、「心と体によい食べ方 」を身につける方がはるかに賢明です。


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なぜ太る?

そもそも人はなぜ太ってしまうのでしょう?  

簡単にいえば、

摂取カロリーより消費カロリーが少なく、余分なエネルギーが脂肪 として
蓄えられて
しまうこと。「肥満」とは、その収支が黒字続きの状態をいいます。  

その原因としては (5つ)

過食
過食によって摂取エネルギーが過剰になると
体に代謝異常がなくても、エネルギーの貯蓄を増やすように
働き、体脂肪が増えます


誤った食事の摂り方
食事回数や食事時間が「肥満」に影響します。
1日2食の欠食型 や一日の食事量の半分以上を夜にとる
夜食型が肥満につながるようです。


遺伝
肥満という形質が遺伝するのではなく、
体脂肪をある一定量まで蓄えられるという能力が遺伝します。
そのため、太りうる遺伝因子を持った人が栄養を摂り過ぎると
初めから肥満体になります。


運動不足
運動不足になると、基礎代謝が低下し、貯蔵エネルギーが増えやすく
なります。またインスリンの分泌状態も乱れ、エネルギーの貯蓄に
傾いた代謝状態が作られるため「肥満」となります。
基礎代謝を上げる運動


エネルギー消費障害 
脂肪細胞には、エネルギーの貯蔵庫として働く白色脂肪細胞と
エネルギー消費を行う褐色脂肪細胞とがあります。
この褐色脂肪細胞が適切に働かないと、エネルギー消費の少ない
基礎代謝率が低い体質となって、貯蔵エネルギーが増えるので
体脂肪が増えます。


脂肪を燃焼させないとダイエットは成功しません。


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問題は体脂肪です!

体脂肪はどうやって増える?


体脂肪そのものは悪いものではありません。逆に少なすぎても困ります。


体脂肪は寒さや熱から身を守ってくれますし、臓器を支えたり振動や衝撃から
内臓を守る役目も果たしています。コレステロールや中性脂肪ですら、
それ自体は悪いものじゃありません。


問題はいずれも多すぎる場合です。

体脂肪には 「皮下脂肪」 「内臓脂肪」 の2種類があります。


皮下脂肪は皮膚と筋肉の間にたまる脂肪で、太ももやお尻 二の腕などに
ついています。内臓脂肪は文字通り内臓のまわりにつく脂肪で、
太るとお腹のまわりについてくるのもそうです。


では、体脂肪はどのようにして増えるのでしょうか。


それは中性脂肪が増えることと同義と考えていいでしょう。


食物として体内に取り込まれた中性脂肪は、口や小腸でいったん消化分解
されます。小腸壁をくぐると小腸の細胞の中で再び中性脂肪に姿を変えます。
それが血液の中を通って、体中に運ばれ、筋肉や細胞でエネルギーとして
使用されます。 その使用量が少なかったり口からの摂取が過剰だったり
(飲みすぎ・食べ過ぎ)すると、中性脂肪は余分なものとして体脂肪となり
脂肪組織や肝臓に貯蔵され、体内に蓄積されていくのです。


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