きゅうりの馬となすの牛... | みたか 鷹場そば

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蕎麦鑑定士1級&野菜ソムリエ&唎酒師のいる            石臼で挽きたて打ちたて茹でたての蕎麦屋          
純水仕込つゆ みたか野菜と卵                

~お盆のきゅうり・なす~

三鷹市役所前 挽きたて“石臼挽自家製粉”そば  【増田屋】

お盆は13日から16日地方によって違いがあります。

 

先祖の霊が家に帰ってくるといわれ、

 

13日には道中が暗くないように「迎え火」を焚き

 

早く帰ってこられるように串などで足をつけて

 

早馬に見立てたきゅうりを供えます。

 

16日に先祖が帰るときは「送り火」を焚き

 

ゆっくりと引き留めたい気持ちを込めて、

 

歩みののろい牛に見立てたなすを供えます。

 

これはその昔、神々の乗り物として供えられたきゅうり馬、

 

なす牛が、しだいにお盆の乗り物へと

 

引き継がれたからといわれています。


地域によっては「お迎えは馬で、お送りは牛で」とするところや、

 

「ご先祖さまは馬の背に乗って、荷物は牛の背にのせて」

 

とするところもあります。いずれにしても、

 

当時最高の乗り物であった牛と馬に乗せて送り迎えしようという、

 

ご先祖さまへの敬意が込められているんですね。

 

また、お盆は昔から、商家などの奉公人や嫁いだ女性が

 

実家に帰ることができる数少ない休日で、

 

家族や親族が集まって亡き祖先をしのびながら食事をし、

 

憩う貴重な時間でもありました。

 

現在でもお盆休みに家族や親戚で集まり、

 

過ごす方が多いのはその名残でしょう。

なすおじさんなす takabasoba.com なすなす

 

 《みたか de ひとナスの思い出 そば》