友達や同僚に対して
ちゃんとしてよ！
普通はこうするでしょ！
そう思ってイライラすることないですか？
息子がよく友達を家に呼んで遊ぶんですが
約束していたのに連絡もなしに来ないことってよくあって
それにいつもモヤモヤしていた私。
連絡してくれたっていいじゃん。
だったら最初から行くって言わないでよ。
とか思ってしまう。
小学生あるあるだとわかっているんですけど
わかってるだけに
これって私が求めすぎなんだよね。
とも思う。
友達が来なかったことを不安に思う私が
かわいそうに見える息子に気を使い
息子がイライラして喧嘩になることもしょっちゅうでした。
このね
もっとちゃんとしてほしい
ちゃんと応えてほしい
そう思う気持ちって誰でもあって
否定するものではないと思うんです。
でもこれが
ちゃんとするべき
応えるべき
になってくると
相手に怒りを感じたり
自分も苦しいよね。
これってね
ちゃんとしてくれない相手に
自分の感じたくない思いを感じさせられそうになるから怖いし不安なんだと思うんです。
だからそうならないために
相手に怒りをぶつけてごまかしたり
自分が求めすぎかもと自責の思いで我慢したりすると
私ばっかり！って思ったり
距離がうまく取れなくなったり
こじらせたりするよね。
こういうときは
なんでちゃんとしてくれないの？
普通もっとこうするよね？
どうせ私が悪いよね。
とその状況に注目するのではなく
その状況に対して自分がどう思っているか
自分の心に注目してあげるといい。
怒りや自責の念でごまかしてる
感じないようにしてる不安とか悲しみとか寂しさとかがあるその心。
軽く扱われてるようで悲しい
大切にされないようで悲しい
どうでもいいと思われてるみたいで寂しい
そして
そんな思いを
おそらく子供の頃にも感じていたんだと思うんです。
親に対して。
でも
親に自分の思いを伝えられなかったり
そう思う自分が悪いと思い込んだりして
その感情を押し込めてきた。
それを感じさせようと目の前の出来事は起こってるってことです。
なので
その心に注目してあげないと
同じことが繰り返されるってことですね。
あとね
ちゃんと
しっかり
きちんと
普通は
こういう言葉を使ってるときって
そこも見てあげるといい。
ちゃんとってどういうこと？
例えば私の場合の
ちゃんとしなさい！は
自分は嫌でも相手の好意に応えること
とか
自分はやりたくなくても相手のためにやってあげること
とかありました。
それが当たり前だと思っていたので
子供たちにもそうするように言ってきたんです。
他にも
普通はすぐに返信するよね、そのくらいの時間がないわけない。
とか
もしかしたら
自分だけの常識かもしれない。
今思うと
自分を犠牲にして相手に尽くすのがちゃんとすることっておかしいってわかるんですが
ただ
ずっと自分がそれを守ってきてるのでなかなか気づけないんです。
だから
「ちゃんと」
「普通は」というのを具体的にしてみるといい。
それでも
いやいや普通はそうでしょ！
と思うなら
そうしないと怖いことが起こると思ってるので
その不安や恐怖を見ていってあげる。
何が怖いんだろう。
何が不安なんだろう。
そして
自分の心で感じてること
感じたくないと恐れてること
そこをわかってあげるといい。
そうすると
○○してくれないしか見えてなかった世界が変わってくるかもしれません。
UMIカウンセラー
くのあきこ
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