前回まで

いじめっ子だったTちゃんとそのママのお話をしましたが





 その話はこちら。


 



今回はTちゃんと娘の関係についてお話したいと思います。

 

 


Tちゃんの支配的な言動に言いなりだった娘。

 

 


起こらせたら何をするかわからない。

Tちゃんの言うことは絶対。

 

 

 


普通に考えたらTちゃんが一方的に悪い気がするのですが
やっぱり娘がその立ち位置になるには理由があるんですよね。

 

 

 


Tちゃんはママとの関係がそのまま友達関係に反映していたんですが
娘もまた私との親子関係がそのまま反映していたんです。

 




 




Tちゃんのように支配的に育児をしていた私とそれに服従する娘。

 

 

 


母親の言うことは絶対で
母親の言う通りにしておけば間違いないと有無も言わされなかった娘。

 

 

 


それ以外のコミュニケーションの取り方を知らなかった。

 

 

 


愛されるためには相手の言いなりになること
相手を怒らせないようにふるまうこと

それが当たり前だったのかもしれません。

 

 

 

 


娘もTちゃんと同じように欠乏感を抱えていたんです。

 

 

 


その二人がパズルのピースが合うようにかみあってしまった。

 

 

 

 

支配することによって受け入れてもらおうとするTちゃん。
支配されることによって受け入れてもらおうとする娘。

 

 

 


でもね

本当に楽しそうにラブラブで遊んでる二人の姿もたくさん見てきました。

 

 

 


 

娘は

Tちゃんの言う通りにすることで満たされていた。

 

 

 


Tちゃんも
自分の望み通りにしてくれる娘に満たされた。

 

 

 


でもまやかしでしかないその一時的な充足感ははかなくて

常に満たそうとお互いにどんどんエスカレートしていったのかもしれない。

 

 

 

 


支配される側も支配する側も形は違っても求めるものは同じなんです。

 

 

 

 

 


自分の存在意義だったり価値だったり愛情だったり。

 

 


凸も凹も求めるのはきれいな四角。

 

 

 


支配する側がされる側になったり逆もしかり
いつでも反転する可能性があるんです。

 

 

 


ここから抜けるには気づいたときにマイナスのやり取りをやめる。

 

 

 


親が自分の欠乏感を受容して手放していく。
子供から奪わないようにすれば子供も奪う必要がなくなります。






欠乏感についてはこちらにも書いてます。

 

 

 

 

 

 


ちなみに子供の欠乏感はなくさないといけないわけではありません。

 

 

 

 

これがあるから目標に向かって頑張れたり

人に優しくなれたりそれぞれの個性を出すことができます。

 

 

 


ただ強すぎるとやっぱり生きずらい。

 

 

 

 


私はUMIに出会って自分の欠乏感から少しずつ脱却できるようになってきましたがもちろんなくなったわけじゃない。

 

 

 

 


でも

 

 

 

 

娘からエネルギーを奪うことが格段に減っていき

娘はTちゃんとの関係を解消することができました。

 

 

 

 

一緒に遊ぶことがあっても

Tちゃんの言動にとらわれなくなったり

Tちゃんも娘に固執しなくなったんです。

 

 

 


誰かがマイナスのやり取りをやめることで現実はかわります。

 

 

 

 


今はもう会わなくなりましたが
Tちゃんが支配的なかかわり方をしなくても

自分は愛されていると気づける日をつい願ってしまう。

 

 

 

 

欠乏感が大きければ大きいほど

愛に気づいたときの感動は計り知れないから。

 

 

 

 

UMIカウンセラー(勉強中)

くのあきこ

 

 

 















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