娘が小学生に入り仲良くなったお友達Ｔちゃんがいました。
もうね
お互い大好きでいつも一緒。
私もママと仲良くなり
学校以外でも休日に親子で一緒に出かけたりするようになったんです。
でもね
数年後にわかったことがありました。
実は
めちゃくちゃいじめっ子だったＴちゃん。
私からみると
控えめで可愛らしく
でも
娘といる時は
楽しそうにハツラツとしていて天真爛漫な感じでした。
それが時々ね
乱暴な言葉を使う。
耳を疑うような
二度見してしまうような言い方をする。
どうやら
娘を含むクラスの女子の一部を支配下においていたようでした。
機嫌が悪いときとか
言う通りにしないとか
なんか気に入らないとか
仲間外れはもちろん
〇〇ちゃんを嫌いな人、集まってー！
私がいいと言うまで
休み時間は遊ばないでずっと席に座ってて！
転んで泣いてる友達に向かって
泣いてる人とはもう遊ばないからあっちにいって！
などなど
私を怒らせないで！
とよく言っていたので
言う通りにしないと怖くて怖くて
実は怒らせないように必死だったと娘が話してくれました。
信じられないようなエピソードがたくさんあったのですが
なぜＴちゃんはそんなことをするのか？
このね
Ｔちゃんのお母さん
めちゃくちゃ優しくていい人なんです。
ほんわかしてて
でもどこか天然で
周りからの好意も遠慮なく受け取る
素直で素敵な愛されシングルマザーでした。
でも
もしかしたら
家ではめっちゃ怖くて暴言吐いてるかも？笑
(私みたいに？！)
と思ってみるけど
そんな様子は微塵もない。
たしかにＴちゃんは
月曜から土曜まで学童でしかも延長でいつも最後まで居る子だったけど
大事なのは量より質。
一緒にいる時間は短いかもしれないけど
Ｔちゃんをとても可愛がり大事に育ててるようにしか見えない。
不思議だったんです。
でもね
今ならわかる。
このＴちゃんママね
全然怒らないんです。
ダメよー。
やめてー。
と言うことはあるし
ママも困ってるんだけど
結局Ｔちゃんを止めることは出来ない。
目の前でＴちゃんが娘やお友達に暴言を吐いても
口が悪くてごめんねー。
機嫌が悪くてごめんねー。
とめちゃくちゃ低姿勢で謝るんだけど
Ｔちゃんに叱ることをしない。
とくにママには
常に君臨していてママの注意は蚊に刺されるより痛くも痒くもない感じだったんです。
絶対的服従。
私の勝手な予想でしかないですが
Ｔちゃんママ
寂しい思いをさせてるとか何かわからないですが
罪悪感があり
Ｔちゃんの言いなりだったんじゃないかと思うんですね。
欲しがるから…ってよく言っていましたが
とにかく何でも買ってあげてて
さらにＴちゃんが望むからと娘はたくさんのお揃いの洋服やグッズをプレゼントしてもらい
Ｔちゃんがこうしたいと言えば
一度言い出すと聞かないのよーと
結局他のお友達やママが気を使って譲ってくれるまで待っていたり
これを私は
Ｔちゃんの意思を尊重する素敵なママだと思っていた。
青いなぁ私。半分どころか全身。笑
罪悪感で子供に接していると
子供は不快を感じています。
子供の言いなりになって
機嫌をとってる行為は
子供のエネルギーを奪いますからね。
こんな記事もあります。
奪われたＴちゃんは
Ｔちゃんママやウチの娘などのお友達をコントロールすることによって
エネルギーを奪いかえしていたんだと思います。
もちろん
それもうまくはいかないので
Ｔちゃんはまたエネルギーを奪われて
言う通りにしないお友達に罰を与えるような
ますます奪うような負のスパイラルになる。
ママはＴちゃんの態度にまた自分を責めて
なんとかしなきゃ！
とＴちゃんのエネルギーを奪う。
奪ったら奪われるを繰り返して
どんどんエスカレートしていくんです。
Ｔちゃんがやったことは
多くのお友達を傷つけたかもしれない。
でもね私
Ｔちゃんの気持ちがわかるんです。
続きはこちら。
UMIカウンセラー(勉強中)
くのあきこ
変化したこと・気づいたことの記事