働く女を救うのは何なのか?(「大奥」評 2) | 35歳から婚活14年・アラフィフで結婚しました

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仲里依紗の評価爆上がりだわよ




綱吉になぜこんなに惹かれるのか?を

考察してみた。

 

 

 

 

よしながふみ先生の原作では

そこまで思ってなかったのに

仲里依紗の的確な解釈と演技力で

魅力がより増幅して立体化された

綱吉像はかなり好きだ。

 

image

 

好きな理由を考えてみたら

辿り着いたのはいささか

私のマニアックな領域…そう。

働く女子への愛ドキドキ

であった爆笑ウケる〜!

 

 

 

 

 

そもそも「大奥」とは、必ずしも

なりたくてなった訳じゃない

徳川の女将軍たちの成長物語SF

Bildungsromanなのよね。

 

女将軍=top of 働く女

と言って過言ではなかろう。

 

 

そこに身を投じる前提で

初めて花開くこと

ってあるよね。

 

 

そういう意味で言うと

構造がこちらと似てると思うのは

私だけであろうか。

 

 

原作者のよしながふみさんは

BL同人誌出身の漫画家で

彼女の偏愛of偏愛な漫画が

「ベルサイユのばら」である。

私もベルばらは座右の書だけに

大奥の綱吉・右衛門佐編の展開に

改めてベルばらフラグを感じずには

いられなかった。

何を隠そう、私はよしなが先生の

ベルばら同人誌のコピーを所持しておる♡

 

 

 

 

 

ご存知かもしれないが

ベルばらはヒロインが二人いる

二人の背景はこの通りだ。

 

 

 

 

ピンク薔薇マリー・アントワネット

→初恋を知らぬまま政略結婚し

世継ぎを産まなくてはならない宿命。

男性不妊を乗り越え出産するが

長男を7歳にして病で失う。

おそらくbe系であろう彼女は

“好きな男に可愛がられたいドキドキ

これが人生最大の望みだったと思うが

大国の王妃は荷が重すぎたせいか

満たされない思いから浪費に走り

結婚してからフェルゼンと出会い

心から愛し合うが、不倫であるゆえ

国民に失望され革命の契機となる。

最後にはフランス王妃としての

運命を受け入れ断頭台に散る。

 

 

 

 

赤薔薇オスカル・フランソワ

名門将軍である父の跡継ぎとして

女ながら男として育てられた麗人。

職務を通じて階級制度に疑問を覚え

平民側に加担し革命に身を投じる。
過酷に働くストレスと飲酒のせいか

終盤は吐血、迫る死期が匂わされていた。

最終的には自分を愛し支え続けてくれた

身分違いのアンドレの愛を受け入れる。

 

オスカルも一時は婿を取らされる勢いがあり

もし、父の跡目を継ぐことがあれば

跡取りを産む必要はあったであろう。

 

 

 

 

キャラは全くこの二人とは異なるが

「大奥」の徳川綱吉の設定は

当代一の天下人でありながら

アントワネットとオスカルの

人生の苛烈さを併せ持つヒロインだ。

※二人と綱吉との共通点を赤字にした

 

 

 

 

だから好きなのね〜びっくり!!

納得グッ

 

 

 

 

綱吉がベルばらちっくな設定なら

ドン底な綱吉を救うただ一人の男

山本耕史が演じる右衛門佐は

これまたフェルゼンとアンドレを

足して2で割ったようなヒーロー

だなーと改めて感じる。

彼は主君の綱吉に仕える身なので

どちらかというと若干アンドレ寄り

ですかね。

 

 

 

 

ちなみに

フェルゼンの王妃への愛を

ハイスペック一途

アンドレのオスカルへの愛を

ロースペック一途

と命名した中田あっちゃんniceキラキラ

 

 

 

大の男がベルばらを真剣に熱く語る

この動画についても今度綴りたい

 

 

 

 

結局、女子を救うのは
男の一途な愛

なのである。

ただし、do系は好みの男に限るが🤣

 

 

 

 

アンドレの何がいいって

ロースペだろうがなんだろーが笑

(教養もあり地頭いい設定だが)

いつも身を挺して守ってくれる上

一人の人として(個性的な生き方の)

オスカルを理解しようとしてくれて

なんでも対等に話ができるとこじゃない?

それでいて、彼側が異性として愛するって

なかなか、有り得ない設定よね。

この設定が綱吉・右衛門佐編でも近い。

 

 

 

 

右衛門佐が綱吉と結ばれたのは

自己肯定感ズタボロになった綱吉を

上司ではなく、一人の女性として

彼が求めたことが契機になっている。

 

 

 

 

 

綱吉が

将軍として生まれたのに

私は何ひとつ役割を果たせず

世継ぎも産めず善政も敷けず

もう何のために生きているのか

分からん、疲れた悲しい

涙しながら右衛門佐に訴えるのは

 

 

オスカルのこれと構造が一緒よね

怒涛の愛の告白に至るプロローグ

 

 

 

働く女子たるもの(デキる子ほど)

己の無力さ

脆さの吐露がmust

ということが

お分かりいただけたであろうか。

be系はそんなことないんだけど

do系は本気でこれが苦手って方が

多いので名作から学んでね。

※ちなみに、be度も鍛えているdo系ならできる

 

 

 

 

 

彼に

自分を守る役割を与えて

ヒーローにさせてナンボ

 

 

 

 

女子を救うのは男子の一途な愛

なのだ、やっぱり。

 

 

心から綱吉をいたわしく思うのが

言葉がなくてもありありと分かる

山本耕史の目にもってかれたわ泣くうさぎ

 

 

 

 

 

加えて、右衛門佐自身も

自分の死期が遠くない予感があって

ずっと恋していた身分違いの女性と

一度だけ本懐を遂げたいと願うのは

モロにベルばらフラグかと思う。

その後の展開も含めてね。

 

 

 

 

 

そもそも、よしなが先生の

大奥を知らなくて

池田理代子先生の

ベルばらにも詳しくない方は

何のこっちゃ???

な話ですまん爆笑

 

 

 

 

 

オスカルにアンドレがいなければ

綱吉に右衛門佐がいなければ

彼女たちの人生の意味は

まるで違うものになっただろう。

 

 

 

 

 

働く女の人生

仕事だけでいいのか⁉️

 

いんや、よくないえーん‼️

否ーーーッッ‼️

という思いで

恋愛に不器用な働く女子のために

この仕事してるとこあるわね🤣

婚活14年するほど誰よりも不器用なのは私w

 

 

 

 

だって、人生一度きり。

せっかく

女に産まれたんですもの

 

 

 

 

 

愛に生きなくて

どーする?

 

 

 

 

 

ビジネスとか生産性の高さ

とかを論じるより

愛についてウダウダ考えるのが

私はやっぱり好き飛び出すハート

 

 

 

 

 

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