-----------2015/4/24-----------------------------------
【近畿から中国各地で地鳴り】
ここ数年、全国で起きている地震や火山噴火。
しかし、その増加傾向に対して不気味なほどの静けさを保っているのが四国沖の「南海トラフ」です。
ところが、今年に入ってから少し意識はしておくべき事象がおきています。
2月の9日に起きた徳島でのM5.5クラスの地震のあと、和歌山の紀ノ川沿いの一地域で「地鳴り」があったと私のブログに報告をいただいた人がいました。
それだけなら、「どうでしょうなぇ・・・」と言っていたきんのすけでしたが、4月に入って三重県の津市の地鳴り、それと関連するかのような和歌山県南部でのイルカの湾内大量避難。さらに兵庫県と広島県起きた地鳴り。そして桜島の噴火。
どうもここまで聞くと無視するわけにはいかなくなると思います。
地鳴りというのは「ゴゴゴゴゴ」という音がするのもで、東北大震災と同じくして起きた長野県の地震でも地鳴りの後に地震が発生したそうです。
地鳴りは、どうも地殻変動の振動が縦揺れ(P波)の時に音として発生しやすくなるのだそうで、規模の大小を問わず、何らかの地殻変動によるものではないかといわれているみたいですね。
下の図に黄色のマークで印をつけてみて思ったのですが、どうも私には南海地震ではなく、阪神大震災と同系統の地震が起きる可能性があるかもしれないと感じるわけです。
私なりの見識ですが、これらは、南海トラフとは関係がなく、むしろ中央構造線(下の薄い赤色の部分)から枝葉になったところで起きている気がするのです。
時を同じくして爆発した桜島も中央構造線がらみ。
これはずっと北に行くと千葉県から茨城県のあたりまであるはずなので、先日のイルカ大量死がありましたよね。(まぁ、これはさすがに拡張解釈かな)
専門家の間では、中央構造線は太古の話なので地殻変動は考えられないと言っていますが、その節はわたしはっ全然信じていません。
地面と地面がくっついたわけですから、コンクリートのようにぴったりというわけには行かないだろうし、ぶつかったときは周辺にかなりの亀裂が入ったはずです。
そこには、大きな空洞が出来ていたり、そこに水が溜まっていたり、それらが、軽い地殻変動で崩れたり割れ目が出来て地下水が下にドーッと落ちたりするときに「地鳴り」がするのではないかと思うのです。
いずれにしても、大なり小なり地殻変動があるはずです。
起きている場所も中央構造線の枝葉と思われるあたりですので、専門家の方はちょっと本腰を入れて調査してほしいですね。
-----------2015/2/9------------------------------------
今日の10時半前に、徳島でマグニチュード5.0を超える地震がありました。
大阪で仕事をしていた私も、その地震を感じました。
丁度有名なサーフィンポイントの近くですね。
関西の地震は、私が見ているに、中央構造線を挟んで上下に近いところで多く発生しています。
調べたわけではありませんが、中央構造線から走っている亀裂が断層となって、何かが原因でその断層が軋んで地震が発生しているような気がしてならないのです。
では、南海トラフの地震がはじまろうとしているのかと言えば、私は否定的です。
むしろ阪神大震災と同種の地震に近いと思います。
下の画像は東北大震災の3.11以降、注意して見ているのですが、赤い四角枠の中では不思議なことにほとんど地震がないのです。
だから今回の地震は南海トラフではない地震だと感じています。
中央構造線は下の画像では薄いオレンジで描いていますが、大きな断層はそこから枝分かれするように走っているのがわかると思います。
ここ数年の大阪近辺の地震は、全てといっていいほど、この枝葉の周りで起きています。
中央構造線が動いているのか、周りからのゆっくりとした圧力によって中央構造線にひずみができかけているのか。
イスラム国といい地震と言い、だんだんと未来のことが読めない世の中になりつつあるのでしょうか。
そうであっても、備えや心構えは少しでも意識しておくのは大事かもしれません。
-----------2013/6/9------------------------------------
学者や専門家の先生に一度検証してほしい
私の仮説
「南海トラフに地震が少ないのは、中央構造線の亀裂がクッションになっているから」
これが、ここ2,3年で思った私の考えです。
中央構造線は大分県から愛媛、香川、和歌山を通って、あまり知られていませんが埼玉から千葉県まである大きな亀裂です。
その経緯は下方の記事に載せてありますので読んでみてください。
この中央構造線付近で起きた大きな地震は、ご存じの阪神大震災。
中国四国関西そして埼玉千葉あたりでは、この中央構造線にかかわる亀裂部分で起きたのではないかと言う地震が多発しています。
和歌山県での小規模群発地震も中央構造線と関わりがあると思うのですが。
下の画像を見てください。
四国や和歌山などスカイブルーの部分は、プレートで言えばユーラシアプレートの一部になるわけでしょうが、大昔は下記に説明している通り南海の島が大陸に引っ付いた部分なのです。
だから純粋なユーラシアプレートではない訳です。
2011年の3.11大地震や、長野新潟地方の地震、そして日本海の秋田沖の地震はほとんど全て北米プレートの境界線付近で発生していた地震でした。
(東北の内陸で起こっていた小規模地震は火山性地震でした)
こうやって、地震情報を収集して見ていると、南海トラフは不気味なほど地震がないのがわかります。
しかし、和歌山や阪神淡路、瀬戸内海ではそこそこ大きな地震がありました。
そこは中央構造線の時に出来た亀裂が断層になっている部分ではないかと言うのが私の仮説です。
中央構造線付近に地震が多い事は間違いない。
だから、私は南海トラフが地震が少ない原因は、中央構造線がフィリピン海プレートとユーラシアプレートの間のクッションの役割をになっているからだ
と感じています。
それは良い事か?
よくは無いですよ。だって中央構造線付近で大きな地震が起きると阪神大震災のようになるからです。埼玉県でも地震がありましたが震源地が地下50キロと深かったから被害が少なかっただけでしょう。千葉県にまで来ると地下10キロの震源になりますから結構被害はあったはずです。
しかし、もし南海トラフで地震が起きるとしたら
中央構造線のクッションでは耐えきれないほどの大規模なものになるのではないか?
と思っています。
過去に起こった津波の堆積物から逆算すると、80mもの津波が起こったのではないかとも言われている南海地震。
私のこの仮説は、かなり自信がありますが、専門家の人がだれか調べてくれないかな。
-----------以下は 2011/12/6 に投稿した記事です---------
地震分布 活発な地域や危険断層を確認しておこう 2012年3月
この記事は書き直し記事です
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2011/07/31までの集計はこちら
2011/10/31までの集計はこちら
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【中央構造線と北米プレートの地震】
3.11の東北地方太平洋大地震以来、震度1以上なら数千回の地震がありましたが、そのほとんどは北米プレートの境界線で起こっていました。
それに対して直接の因果関係は不明ながらも、和歌山県や阪神大震災で起こった地震はプレート型の地震ではなく中央構造線上かその近辺での地震でした。
中央構造線とは、一体何なのでしょうか。
言葉は聞いたことがあると思います。昔、学校でフォッサマグナという言葉も聞いたことがあります。
どんなものかを簡潔にまとめてみました。
【島国日本が出来るまで】
大昔、ジュラ紀と呼ばれていた1億3000万年前の日本は、ほとんどがユーラシア大陸にひっついていました。
この頃は朝鮮半島も日本海も大陸の中でした。
海の方から細長い島が大陸に近づきます。今で言えば千葉県房総半島や静岡、愛知、紀伊半島、四国そして鹿児島や宮崎の部分です。
そして、白亜紀と呼ばれる7000万年前に、大陸にくっついてしまいます。
さらに説明を続けます。
そして2500万年前に今の大陸から離れます。九州のほうから開くように離れてゆきます。
このとき、日本海はまだ陥没しておらず、海にはなっていませんでした。朝鮮半島もまだありません。
1500万年前になると、島は今の日本とほぼ同じ位置に来ます。
北海道や樺太はややこしいので描いていませんのであしからず。
ここで終わりかというと違います。
関東伊北と関西以西が、逆「く」の字に折れ曲がるのです。
この時に、日本はポキッと折れてしまいます。
それがフォッサマグナです。
そして500万年前に、太平洋に浮かぶひとつの島が、フィリピンプレートに乗っかって移動し、神奈川地方にぶつかってくっつきます。
それが伊豆半島。
3.11大地震が世界でも指折りの大きな地震だったので、これ以上大きな地震は来ないという専門家の声を聞いたことがありますが、絶対に嘘です。この頃の地震は天地がひっくり返る程に揺れていたはずです。
けれどもこんな時代に人間は誕生すらしていませんでした。
しかしプレデターはいたかもしれません。
なぜ痕跡がないかというと、プレデターは証拠を隠滅する「ザ・クリーナー」というプレデターがいて、存在の痕跡を消したからです。(笑)
・・・・冗談はこれくらいにして、話を続けます。
その後地盤の陥没と氷河期を超えた時の水位上昇で日本海ができました。
3.11以降の地震は北米プレートの境界線でおこっているのに対して、阪神大震災や和歌山の地震は中央構造線上か、その周辺で起こった地震になります。
7000万年前に出来た「傷」が疼いたのでしょうか。
中央構造線は歴史が余りにも古い場所なのですが、専門家の間では地震エネルギーがかなり溜まって来ていると言われています。
上の画像はGOOGLERATHで、中央構造線の部分を薄いオレンジに塗ってみたものです。
最近の和歌山の地震とは少しずれていますが、数千年前に引っ付いた後なので亀裂とかがどうなっているかはわかりません。
阪神大震災や和歌山地震は中央構造線を挟んでほぼ対照的な場所で起こっていますから、素人目には何か関係がありそうに思えます。
不思議なのは、四角で囲んだ地域、つまり南海トラフのある場所です。
周辺では大きな地震があるのに、この地域は不気味なほど静かなのです。
上の画像では右下の平らな海底がフィリピン海プレートで右方向に動いています。
その上一帯は四国中国・九州、韓国、中国と続く巨大なユーラシアプレートです。
今回の東日本大震災では。韓国で5センチ動いたと聞きますので右下方向に5センチ動いているかもしれません。
ともあれ3.11以降発生している大きな地震は考えようによっては、和歌山の地震だけではなく、静岡北部や新潟県中越地方、長野県北部の地震は、北米プレートではなくて、フォッサマグナや中央構造線での地震だったのかもしれません。
中央構造線と、四国沖にあり大地震・大津波の可能性を秘める「南海トラフ」と呼ばれる海溝(ユーラシアプレートとフィリピンプレートの境界線)は、因果関係がないかもしれませんが・・・。
それにしても繰り返しますが、北米プレート境界(秋田沖、北海道、東日本大震災)、フォッサマグナ(新潟中越、長野地震、静岡、相模トラフ)、中央構造線近辺(和歌山、淡路阪神大震災)、火山性地震(広島、島根、山形置場、霧島、宮崎)、沖縄トラフ(奄美大島近海から沖縄)と、これだけの地震が発生しているにもかかわらず、四国沖の南海トラフではM5.0以上の地震は今年一回だけという静けさが帰って不気味でしょうがありません。
関西や四国も、心の準備だけは必要があるかもしれません。
もう一度、地震の時のために、大事なものをすぐに持ち出せるように、どこに避難すればいいかもふくめて頭の中でシミュレーションをしておくのは、無駄ではないと思います。