(日本気象協会,地震,地震集計,地震グラフ,東北地方太平洋沖地震,南海トラフ,相模トラフ)
【2011年10月までの集計結果】
今年の10月までに日本列島で起きた震度1以上の体感地震は
5441回
でした。(日本気象協会資料より集計)
そのうち、中・大規模の地震は
306回
と、300回を超えました。
しかし、毎月の発生回数は確実に減ってきています。(グラフ参照)
とは言え、今年の1月2月が正常な状態なので、まだ正常時より3,4倍多いわけです。
【最近の地震】
最近になってフィリピン海プレートの動きが早くなっているというニュースが出ていました。
下図のフィリピン海プレートはオレンジの部分ですが北(真上)に向かって動いているプレートで、静岡から東京そして三宅島など小笠原諸島が境界線になっています。
一番上が北米プレートで、今年の大地震がこのプレートの境界線で多く発生しています。
その下がフィリピン海プレート、その下がユーラシアプレートで一番下が太平洋プレート。
太平洋プレートとフィリピン海プレートが活発に動いているプレートです。
小笠原諸島はプレートの境界線なのですが、小さな地震が慢性的に発生していて、それがガス抜きになっています。しかし、どこかで障害物があったらそこで大きな地震が起こる可能性は否定できませんね。
そのことを昨日だったかのニュースで言っていました。
今はフォッサマグナや中央構造線近辺そして沖縄諸島と北海道日高沖近辺でもチョコチョコと発生しています。
その他の内陸地震は火山性地震が多いという感じですね。
まだ、気を緩めるわけにはいかなさそうです。
中央構造線が出来るまでについては
でまとめていますのでよかったら見てください。