「主権回復の日」の祝賀式典開催を私はあえて歓迎する | 思うように資金調達ができない方へ

「主権回復の日」の祝賀式典開催を私はあえて歓迎する

思うように資金調達ができない方へ 思うように資金調達ができない方へ

3月8日

今日の記事のタイトルは、リベラル派の中で一番現実派ではないかと思う天木直人氏のブログの記事のタイトルです。

誰とは言いませんが、現状、リベラル勢力が大崩壊してしまったのに、いまだ理想論を掲げて、安倍批判一色の人物とは大違いで、私は支持しています。

今日の記事もよく読めば、とても現実的な話で共感を覚えます。

ご一読ください。

   

「主権回復の日」の祝賀式典開催を私はあえて歓迎する

 きょう3月7日の産経新聞がスクープ報道していた。 政府が今年の4月28日を「主権回復の日」と位置づけて都内で祝賀式典を開くことが6日にわかったと。

 月内にも閣議決定し、正式に開催が決まる見通しだという。

 いかにも愛国・保守の産経がスクープしそうな記事だ。

 しかし私はこのスクープ記事を興味深く読んだ。

 そこには次のような記述があったからだ。

 「・・・式典は『日本が主権を喪失・回復するに至った近現代史を学び直し、未来へ思いを致す』(自民党幹部)ことを趣旨として開催。衆参両院議長や閣僚のほか、与野党各党にも出席を呼びかける・・・」

 「日本が主権を喪失・回復するに至った近・現代史を学び直す」

 これこそが私が常に強調していることだ。

 もし日本国民の一人でも多くが近・現代史を正しく知るようになれば、「主権回復の日」を祝うどころか、日本はいまだ戦後70年近くたっても主権を回復できていない事を知ることになる。

 そしてその原因がサンフランシスコ講和条約と同じ日に結ばれた日米安保条約とその根幹をなす日米地位協定(旧日米行政協定)という密約にあることを知る。

 すべての出発点はこの正しい歴史的事実を知ることから始まる。

 オスプレイの強行飛行といい、TPP交渉参加問題といい、あれだけのフクシマ原発事故が起きても脱原発に切り替える事が出来ないことといい、いま日本が直面している大問題はすべて日本がいまだ主権を回復できず米国の占領下にあることに起因しているのである。

 この事を、これまでのどの本も果たしえなかったほど、包括的、体系的、具体的に説明した本が2月末に発売された。

 「日米地位協定入門」(創元社)がそれだ。 この本は「戦後史の正体」に続く創元社の「戦後再発見」シリーズの第二弾であるが、その内容は「戦後史の正体」をはるかに凌ぐ日本国民必読の書である。 4月28日に開催される「主権回復の日」にあわせて、国民がそれを読み、そしてなによりもその式典の主催者である安倍首相に熟読させたい本である。

本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2)/創元社
¥1,575Amazon.co.jp
   
   
自立する国家へ! (ベスト新書)/ベストセラーズ
¥840Amazon.co.jp

 私と田母神氏との共著である「自立する国家へ!」(KKベストセラーズ」とともに、この「日米地位協定入門」は、安倍首相に対するこの上ない応援歌なのである。
 この本を読めば、「主権回復の日」は、ただちに「米国の占領から日本の主権回復を目指す日」という事になること間違いない。
 私はこの「日米地位協定入門」という書について著者の前泊博盛沖縄国際大学教授と先日3月5日に東京都内で語りあった。
 その時の模様が早ければ明日3月8日にもユーチューブで流される。
 「主権回復の日」を祝うにふさわしい動画となるだろう。乞うご期待!
 
私だって、このブログを長く読んでいただいている方であればお分かりと思いますが、対米従属政治が正しいとはまったく思っていません。
アメリカの弱体化を見るにつけ、余計にそう思います。
でも、この記事にも書かれているように、日本がいまだ主権を回復できず米国の占領下にあるのは事実です。
だから、これも記事のように、TPP、原発、オスプレイのような問題が起きてしまうのです。
このようなことに対して、多少は抵抗する首相もいたし、野田のように全く抵抗しない首相もいました。
でも言えるのは、対米自立を志向する首相も、現実的には、アメリカと全面対決することは、自らの政治生命をなくすことになるという厳然たる事実が存在しています。
この点で、私たちは一回学習したと思います。
2009年、アメリカと対米自立を志向する鳩山民主党政権ができました。
でも、その結果は見事にアメリカに逆襲され、結果として、アメリカに無抵抗な野田政権と言う結果で終わってしまいました。
要は、現状のまま、勇ましくアメリカと全面対決をしても、対米自立政権の樹立はできないと言うことを学習させられたと思います。
一直線に、対米自立と叫んでも、まだアメリカによる資本の戦後支配が終わっていないから、対米自立政治は現実化しないのです。
おまけに、このようなアメリカの逆襲により変質した民主党に抵抗して離党した小沢一郎をはじめとするグループに相当な期待はしたものの、アメリカの裏工作があったのかどうかは分かりませんが、訳が分からない社民のような日本未来などと合流して総選挙で大惨敗しました。
要は、言うことは正しくても、現実的に政治を変える能力が、野田や菅はもちろん、鳩山や小沢にも存在しないことが分かったのです。
能力はある程度あるかもしれないけれど、そんな一直線に対米自立を図ること自体に無理があったのではないかと思います。
新しいリベラルの台頭は待ちたいと思いますが、現実的には、リベラル派大惨敗を受けて、自公を中心とする保守しか、現実的に対米自立を目指すことができないことが分かったと思います。
   
なぜかと言えば、自公勢力にも二つの勢力があります。
それは、まだ明確に二つに明確に分かれているわけではないけれど、対米従属を由とし、政治は官僚に任せようとするグループと、親米的対米自立で、官僚とは友好的な関係は持つものの、可能な限り官僚には好き勝手にさせないグループです。
安倍は後者と私は見ています。
実は私の周辺には安倍やそのグループと親しくする人物が複数人いるから、そこからくる情報も加味して、安倍は親米的対米自立派の政治家と思っています。
前者は石破や谷垣や林などだと思っています。
このように考えると、バリバリのリベラルで政治力を併せ持つ政治家や勢力が台頭しない限り、現時点では、経済や震災復興だけでなく、対米自立、脱官僚も安倍に期待するしかないのです。
違和感を持つ方も多いかと思いますが、安倍は自公勢力の中では対米自立、脱官僚派になるのです。
要は、保守本流は本来的に日本のDNAを守ろうとするグループのはずですから、いずれは対米自立は当然ですし、そもそも、官僚が自分たちの利権団体の様な存在に落ちた今、安倍は当然ながら官僚の暴走を由とはしないはずなのです。
そう考えると、特にTPPは日本、そして日本人から主権を、外資も含めた大資本が分捕って、日本国民の不利益などお構いなしに、大資本の利益を最大化しようとするためのものですから、安倍はTPPに参加したいと思っているはずはないのです。
でも、大資本に首根っ子を抑えられているオバマのTPPへの誘いに逆らうことは、安倍の政治生命をなくすことだから、現実的な対応として、現在の状況があると考えています。
だから、大マスコミのミスリードのようなことが起きるのです。
このような状況を、今日の記事を書く天木氏は分かっているからこそ、記事中の、「私と田母神氏との共著である「自立する国家へ!」(KKベストセラーズ」とともに、この「日米地位協定入門」は、安倍首相に対するこの上ない応援歌なのである。」と言うような記述になるのだと思います。
だから、 「主権回復の日」の祝賀式典開催を右寄りだからなんてミスリードに騙されず、日本が主権を取り戻すきっかけだと考えたいと思います。

思うように資金調達ができない方へ       

    

良識派 vs 常識派で徹底分析 これが日本経済<<世界「超」最強>>の仕組み なぜ日本は世界と.../ヒカルランド
¥1,680Amazon.co.jp  

      

ファイナンスアレンジメント&ビジネスサービス情報

債権譲渡禁止特約と第三保証人融資 続編

債権譲渡禁止特約と第三保証人融資

金融円滑化法2

債務超過

金融円滑化法対策になる中小企業緊急雇用調整助成金
金融円滑化法

無担保無保証融資 第三者保証人の保証融資の留意点
不動産担保ローン実務のご案内

現在サポートが可能な資金調達

戸建ファイナンス or ブリッジファイナンス スキーム図

戸建業者、アパート開発業者向けファイナンス 続編 ブリッジファイナンスなど

戸建業者、アパート開発業者向けファイナンス
資金調達サポート会 再募集

ファイナンス情報近況

手形10回分割で中古遊技台が購入できる

金融円滑化法
あらゆるファイナンスがNGになった時の資金調達は
パチンコ業界向けファイナンス近況
できない資金調達&できる資金調達③

できない資金調達&できる資金調達②
できない資金調達&できる資金調達①

信用調査会社の評点のファイナンスへの影響   

最近の金融の状況と資金調達サポート会の現況

クレジットカード債権などの流動化とファクタリングの追加情報
ファクタリングを再認識しよう

美術品ファイナンス

資金調達サポート会の続報
根抵当権で不動産担保ローンができない
「思うように資金調達ができない方へ」資金調達サポート会
今、可能な急ぎの資金調達

ラオスのレンタルオフィス

遊技台メーカーの販売拡大サポート
できない資金調達を、できる資金調達にする方法は③
できない資金調達を、できる資金調達にする方法は ②
できない資金調達を、できる資金調達にする方法は
非常に難しいファイナンスが可能になっています
ファイナンスの話題2題
運送業者向けリースバックサービス
従来よりも低コストのパチンコホール向けファイナンス
仕入資金調達支援サービス
運送業界向けファイナンスが完成しました
不動産担保ローンと住宅ローン系アパートローンの審査ポイントの違い
戸建業者に格好なファイナンス
新しいファイナンスサービス
木造の収益物件のファイナンス

与信が厳しくなった会社向けファイナンス
仕入れ資金に困ったときの資金調達
現在スムーズにお手伝いできる資金調達のサービス
既存取引先
どんな業種でも条件が合うとできる資金調達
返済義務がない中小企業緊急雇用安定助成金の話
割引できない手形を割り引くサービス
流動資産健全化プラン
不動産開発会社、レジャーホテル向けファイナンスと地方もOKの不動産担保ローン
運送業界向けのファイナンス
手形(当座預金)について
新年に力を入れるファイナンスアレンジメント
飲食業の店舗開発のためのファイナンスなど
新しい資金調達 与信が低く、スムーズに改装や機械など設備投資ができない会社向けサービス
少ない自己資金の流出で高い効果が見込める、税を繰り延べられる保険商品
年末の資金調達などの情報
ファイナンスの話
不動産担保ローン実例
創業融資
多くの会社にご利用いただける、リース与信を使った運転資金の調達
現在可能な現実的ファイナンスサービス
不動産担保ローンの案件はご相談ください。




これから世界はどうなるか: 米国衰退と日本 (ちくま新書)/筑摩書房
¥840Amazon.co.jp





いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由 (WAC BOOK)/ワック
¥980Amazon.co.jp