今、可能な急ぎの資金調達 | 思うように資金調達ができない方へ

今、可能な急ぎの資金調達

思うように資金調達ができない方へ
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8月4日

8月は夏季休暇もあって、一番急ぎの資金調達がやりにくい時期です。

今日は可能な急ぎの資金調達を案内します。

  

まずは急ぎの資金調達が可能になる理由を書きます。

それは、急ぎの資金調達を可能にさせるのは、金融機関や貸金業者が、簡単に判断できることが必要条件です。

たとえば、与信とか事業計画とか、判断するのが難しかったり時間がかかることを前提とするファイナンスは、急ぎの資金調達では不可能です。。

なぜ、こんな当たり前のことを書くかと言うと、お客様を見ていていつも思うのです。

それは、急いでいるのに、貸し手が急いで判断できないファイナンスを希望する方が非常に多いのです。

たとえば、1週間しかないのに、与信とか事業計画を判断しないとできない無担保の低利で長期の資金を調達しょうとしても、それは無理です。

だから、ファイナンスの出し手が判断しやすく、しかも何かあった時、保全ができるファイナンスでないと、急ぎのファイナンスでは無理なのです。

では、どのようなファイナンスなら早くできるのかご案内します。

      

①手形割引

商取引に裏打ちされた受取手形があれば、まずこの割引を検討してください。

取引銀行で割り引いてくれれば、何も苦労はないわけですが、最近の銀行の対応はとにかく腰が引けていることが多いから、急に割引けないなんてことを言われることも多々あるかと思います。

このような時は、2日もあれば全国対応できる、非常に真っ当な割引業者があるので、お困りの時はご連絡ください。

ただ、現在取引している銀行よりコストが高くなるのは当然なのでご了承ください。

ここで、オプションです。

受取手形はないけれど、売掛金はあると言うケースです。

もし、売掛先が手形振出が可能な場合は、売掛金をサイト6か月以内の受取手形で回収できれば、この手形を割引くのが一番簡単にできる急ぐ場合の資金調達が可能です。

      

手形割引に関して注意事項は次の通りです。(手形割引業者の場合)

・融通手形は絶対にNG

・割引く会社の与信はほぼ不問

・振出企業の与信がすべて

    

②売掛債権

ここでは旧ガリアプラスがやっていた売掛金担保融資は時間がかかるのでここでは触れません。

まず一番早くできるのは、売掛債権譲渡承諾書を売掛先から取っていただくことです。

言い換えれば、売掛債権を貸金業者に譲渡し、売掛先から貸金業者が回収する方法です。

この方法なら数日あれば、ファイナンスは実行可能です。

ただこの方法は、多くの場合、お客様は売掛先に配慮して、なかなか踏み切れないことが多いのが実情です。

ただ最近は銀行が中小企業の日々の資金繰りへの協力体勢は消極的ですし、短期資金を融資するノンバンクや貸金業者も少なくなって、中小企業の金融環境は最悪です。

だからからか、以前と比較すれば、この方法にチャレンジされるお客様は増えています。

     

そして、2週間ほど時間があれば、譲渡登記のみでファイナンスができるケースもありますが、ハードルは債権譲渡の方法と比較すると難易度は相当高くなります。

譲渡登記のみで、売掛債権担保融資が可能になるための条件は、債務者、つまり資金調達をする会社の与信が必要です。

なお、譲渡登記については http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/i_saiken.html  をご覧ください。

つまり、債権譲渡の方法なら、与信のない会社でOKですが、譲渡登記のみのファイナンスは、それ相当の与信がないとできません。

とにかく、急ぎの場合は、債権譲渡であれば、5日もあれば問題なく資金調達ができることを覚えておいてください。

 

③不動産担保

不動産があれば、誰も苦労しないと言われそうですが、急ぎの資金調達で、一番低コストでできるのは、やはり、不動産担保です。

大手ノンバンクの不動産担保ローンでも、1週間~10日ほどあれば可能です。

ただ、融資期間が3か月と言った短期間であれば、金利は年利換算15%ですが、事務手数料(大手ノンバンクで融資額の2%程度)がない貸金業者がありますので、ご相談ください。

ただ、担保になる不動産は、急ぎの場合次のようなものはNGですのでご注意ください。

    

・一都三県以外の不動産

・一番抵当が銀行でない不動産

・調整区域にある不動産

・山林など宅地化されていない不動産(ゴルフ場も含む)

・道路付けに問題がある不動産

・相続問題の絡む不動産 など

 

④その他資産

流動性がある出来高の多い上場企業の株式、ゴルフ場の会員権など、価値があって、価値評価のしやすい有価証券があれば担保になりファイナンスが可能になります。

また、自動車を除く、価値評価の出しやすく流動性がある機械設備も可能です。

この方法についても5日もあればできる貸金業者があります。

    

⑤無担保融資、第三保証人による保証付き融資

会社も代表者も、金融機関などの債務の利払いにまったく遅れがない場合は、短期間の審査で無担保融資を行う貸金業者があります。

利払いに遅れがある場合は、無担保融資はNGで、第三保証人による保証が必要になります。

無担保融資も第三保証人の保証付き融資も、数多くの案件をやってきましたが、その融資額は、最高で1000万円、普通は500万円ぐらいまでが現実的です。

       

⑥パチンコホール向けファイナンス

特殊な業界の話ですが、8月中の実行が可能な、手持ちの遊技台を流動化する方法によるパチンコホール向けファイナンスもあります。

    

以上、今、可能な急ぎの資金調達のご案内です。

ご相談は bhycom@gmail.com まで。

 

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