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2009-11-23 18:16:54

金融庁は信用保証協会にも目を向けて

テーマ:資金調達


思うように資金調達ができない方へ

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11月23日

返済猶予をしても不良債権と認定せず正常債権として、場合によっては新規の融資も受けることが出来るように金融庁は金融機関の検査マニュアルの緩和を検討をしているようで、これはとても中小零細企業の資金調達にとって重要なことで、これがなされるかどうかで今回の返済猶予法案(中小企業等金融円滑化法)の値打ちが変わります。関連記事をどうぞ。


大塚耕平・金融担当副大臣は18日、金融機関が貸し出し条件を変更する際に中小企業に作成を求める経営再建計画について、作成を1年間猶予する緩和措置をとる方針を示した。不良債権と分類されない範囲を広げるのが目的で、金融機関の検査マニュアルを見直す。衆院財務金融委員会で、近藤和也氏(民主)の質問に答えた。

 返済猶予といった貸し出し条件の変更時に不良債権と見なされないためには、借り手の中小企業は抜本的な経営再建計画をつくることが求められる。大塚副大臣は「事業者には計画をつくる余裕がなく、1年間は作成を猶予するなどの改善を考えている」と述べた。計画づくりの負担を減らし、金融機関も条件変更に応じやすくする考えだ。

 金融庁は、金融機関に返済猶予を求める中小企業等金融円滑化法の施行に合わせ、検査マニュアルを変更する方針。再建の可能性があって金利分の支払いを続けていれば不良債権に認定しないようにするなど、ほかにも基準の緩和を検討している。

 

ただ、この金融庁の方針には賛成ですが、金融庁は、的確に適正な運用がなされているか、金融機関をよくチェックしていく必要があると私は思います。

要するに、ただ法律を作ったり、検査マニュアルの基準緩和を発表しただけでは意味がないと思います。

さもなければ、銀行に判断を委ねられているから、危なくてしょうがないと感じるのです。

罰則規定があるから、いままでよりはまともな対応をすると思いますが、でも、本当にいまの銀行は信用が出来ないから、抜け道を探して、顧客である中小零細企業よりは自らのためになるように中小企業等金融円滑化法の主旨を歪めてしまう懸念を感じますね。

 

ただ、もっと心配なのは、中小零細企業への実質的な融資のキャスティングボードを握っているのは、各地にある信用保証協会で、いくら銀行がこの金融庁の方針に従って正常債権と判断しても、信用保証協会がNOを出せば、銀行は中小零細企業に融資をしないから、金融庁は銀行の監督も必要ですが信用保証協会の保証状況にも目を配らないと、本当の中小企業円滑法案の趣旨が全うできないと心配してしまいます。

銀行の正常債権と、信用保証協会の正常保証先との判断が大きく違うことが多いから、本当に心配ですね。

   

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2009-11-21 17:10:20

官房機密費、衆院選直後に2.5億円 前政権が支出

テーマ:日々のことから

思うように資金調達ができない方へ

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11月22日
官房機密費についての記事ですが、正直なところ驚きましたね。
麻生政権の末期の末期とも言える、政権交代が確定した直後に、いつもより多い2億5千万円が引き出されていたことを、
現政権の官房長官が明らかにした記事です。

平野博文官房長官は20日午後の記者会見で、内閣官房機密費(報償費)について、2004年4月から今年10月までの月別支出額を公表した。通常の支出額は月1億円だった。自民党惨敗で政権交代が確定した先の衆院選投開票日の2日後の9月1日に、麻生前政権下で2億5000万円が国庫から引き出されたことも明らかになった。

 平野長官は会見で、自公政権の分を含め、機密費の経緯や使途を解明しない考えを示した。「相手のあることだし、今後の情報収集にはね返ってくる」と理由を語った。

 公表資料によると、毎年4月に2億円ずつ、5月から翌年2月までは毎月ほぼ1億円を支出。機密費予算は毎年度14億円以上を計上しているが、年間の支出総額は12億円前後だった。差額に関し、平野長官は「内閣情報調査室に(費用として)出ている部分が2億数千万円ある」と説明した。
    

 福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)は21日午前のTBS番組で、先の衆院選直後に麻生前政権下で内閣官房機密費(報償費)2億5000万円が国庫から引き出されていたことについて「選挙のために使われたとしたら大問題だ。自民党は説明すべきだ」と指摘した。機密費の情報公開のあり方については「透明度を少しずつ高める必要がある」との考えを示した。

   

福島民社党党首が言うように、引き出された官房機密費が選挙資金の精算にでも充当されたのかどうかは不明ですが、忌憚なく言って政権がなくなる直前に官房機密費がいつもより多額に引き出されていたことは、常識からしてすごく違和感を感じてしまいませんか?
でも、難しい問題ですね。
こんな違和感のある使い方をされていると、その内容を開示して欲しい気持ちにもなりますが、ただ、官房機密費の完全な情報開示については、官房機密費自体の性格からして無理とは思います。
それは、公開するぐらいなら、官房機密費自体が不要な話になるからで、このお金の使い方については、首相や官房官房長官たちの良心に委ねるしかないのですが・・・・・、
でも今回の記事の官房機密費に使い方にはやはり納得しにくいですね。
でもでも、前官房長官を証人喚問するわけには行かないし・・・・
ただ、自民党ってどんな政党だったのかとは思ってしまいますね・・・
2009-11-21 00:01:36

なぜ反対?返済猶予法案にたいする自公

テーマ:日々のことから

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11月20日
返済猶予法案が結果として自公抜きの与党の強行採決と言う形になりましたが?次の記事などを読んでも、自公が何に反対しているか分かりません。
関連議事をどうぞ。

『衆院財務金融委員会(玄葉光一郎委員長)は19日、金融機関に中小企業向け融資や住宅ローン返済猶予を促す中小企業者等金融円滑化臨時措置法案について、自民、公明両党委員が欠席のまま採決を行い、民主、共産両党の賛成多数で可決した。鳩山政権発足後、初の強行採決。民主、社民、国民新の与党3党は同日午後の衆院本会議に法案を緊急上程し、与党の賛成多数で可決し衆院通過を図る方針だ。

 衆院財金委は19日午前の理事会で、金融円滑化法案を同日採決する日程を委員長職権で決めた。自民党の川崎二郎、公明党の漆原良夫両国対委員長は同日、横路孝弘議長に国会正常化に向けた仲介を要請。自民党は、玄葉氏に対する解任決議案を提出し、与野党対立が緊迫している。

 金融円滑化法案は11年3月末までの時限立法で、金融機関に貸し付け条件変更などへの努力規定を定める。玄葉氏は19日午前、記者団に「日程を考えると、今日採決しないと会期内に成立しない。(強行採決は)本意ではないが、やむを得ない」との考えを示した。

 川崎氏は19日の自民党国対の会合で「各常任委員長の解任決議案、また議運委員長の解任決議案も検討しなければならない」と強調。同日の衆院本会議に金融円滑化法案が緊急上程されれば、衆院議運委の松本剛明委員長の解任決議案も提出する意向を表明した。』

            


この記事を読んだ限りでは、自公が何に反対して、協議に応じなかったのが分かりません。
この法案はいろんな意見を言う人もいますが、ないよりは絶対にあったほうが中小零細企業にとってはメリットがあると私は思っていて、特に年末、期末をこれから迎えるこの時期は、スピード感が非常に大事なのに、政局か何か知りませんが、くだらないことで時間をかけるのは止めて欲しいと思います。
マジで自公は反対するセンスがないと思ってしまいます。
もっと、バリバリのイデオロギーがプンプン臭う法案や、以前の自公政権の時のように、明らかに国民の目線とずれている法案の審議拒否ならまだしも、返済猶予法案なんて、一部の市場関係者や金融機関の関係者以外で、この法案に反対する人はそんなにいないと思いますし、銀行も回し者以外でこの法案に目くじら立てて反対する人はそんなに多くないと思いますがね・・・・・・・
そもそもこの法案に反対することは、中小零細企業よりは財務官僚や銀行の味方かのような印象を持たれるのに、惨敗した自公がとる行動としては、忌憚なく言って下手糞だなと思います。
むしろ内容なんか、当初亀井金融大臣が言っていたときと比較すれば、メチャクチャ銀行など金融機関にとってはソフトランディングできるような内容になっていて、むしろ自公にとっては、この程度の内容であれば問題ないと思いますがいかがなんでしょうね。
さらにインフルエンザ法案にも審議拒否叫び
審議拒否もセンスがないと、馬鹿じゃなかろかと思われるだけで良いことないのに・・・・・
自公の政治家ってセンスないですね。
最近自民党の政治家の顔を見ると、私の先入観が強いのかも知れませんが、人相悪く見えませんか?
まさに時代劇の悪代官ずらしているように見えて仕方ありません。 

   

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2009-11-19 14:21:54

新政権、いろいろ批判されていますが・・・

テーマ:日々のことから
11月19日
行政刷新会議の事業仕分けが行なわれていますが、予想はしていたものの、国の無駄遣いがどんどん出てきていますね。
特に何の仕事をしているのか分からない官僚OB出身の嘱託扱いの参事なんかの給料は年収1200万円なんですね。
今までは正規雇用じゃなく嘱託だから公開されていず、隠れ天下りだって。
何百億、何千億、何兆円と言う埋蔵金が発掘されることも本当に期待しますが、額が大きすぎて分かりにくいところがありますが、
必要か不要か分からないような仕事をする元官僚に年収1200万円。おまけにこの人たちの年金は1銭の狂いもないとのこと。
これはJAL厚遇の年金問題などとは比較できない位、社会感情を逆なでするし、ムカつきませんか?
いろいろ批判する人がいるけど、今回の民主党に一番期待したのは、国の無駄遣いを暴くこと。
実際、この5日間だけで1.4兆円の無駄が分かり、新しい政策の財源になるとのこと。
もし、自民党政権のままだったら、この先どうなっていたのか怖くなってしまいますね。
私はいろいろ批判があるようですが、本当に政権交代があってよかったと感じています。
まじで徹底的にやって欲しいと思いますね。

自民党も復活を期すなら、このような無駄遣いを容認してきた責任を痛感して総括ぐらいしてくれないと、ごじゃごじゃ民主党政権を批判しても説得力なんか全くないと思いませんか?
2009-11-18 12:47:33

いつも運行時間に違和感を感じる新宿の動く歩道

テーマ:携帯から
11月18日
よく西新宿で打ち合わせをするので、よく利用する新宿駅西口から西新宿の高層ビル街まで続く動く歩道ですが、運行時間にいつも違和感を感じます。
新宿駅西口から西新宿までは午後6時まで。逆方向は午後7時までで、運行を止める時間が早過ぎると思いませんか?
東京に住んでいらっしゃる方なら分かると思いますが、西新宿は今や都内屈指のビシネス街になっていますし、飲食店舗や京王プラザやヒルトンなどシティホテルもいくつもあって、立派な街になっています。
特にシティホテルは新宿駅ではなく西新宿に集まっていて、午後6時以降、この動く歩道が運行していれば利用する人は多いはずで、事実運行している昼間よりむしろ運行していない時間の方が人通りは多いぐらいです。
歩けばいいじゃないかと言う方もいるかも知れないけれど、歩くには少し距離があるし、荷物があったりお年寄りや障害を持つ方にとっては、動く歩道が利用できるかできないかで西新宿への利便性は大きく変わります。
なぜせっかくある動く歩道の運行時間が6時までかと言うと、聞いたわけじゃないけれど西新宿にある都庁の時間に合わせてるからとしか思えず、実にもったいないと思いますね。
新宿と西新宿双方への人の流れをスムーズにすれば経済効果も上がると思うのですが・・・
思うように資金調達ができない方へ-091117_173144.jpg
2009-11-17 14:59:20

融資と出資のバランス

テーマ:資金調達
11月16日
今日はよくある資金調達で問題になる話です。

ご存知のように債務超過企業に銀行は融資を原則しません。
債務超過とはこれもご存知のように、純資産の部がマイナスになっている状態を指しますが、今回相談があった会社のバランスシートを見ると、確かに純資産の部が赤字にはなっていないのですが、問題は借入額と比較した純資産の部の額が小さいことと、資産の内容が問題です。

よく見てみると、純資産の額と、資産の中の無形固定資産の営業権とソフトウェアの額と、繰延資産の額など、絶対的価値が明確ではなく、流動性のある資産とは言えない資産の額の合計と、純資産の部の合計額がほぼ同じで、これではバランスシート上では黒字でも、実質上は、純資産が赤字と判断されます。
さらに、純資産の部の10倍以上の借入金があって、これらの状況を総合的に判断すれば実質的には債務超過を起こしているとみなされるので、この会社に融資をする銀行は原則ありません。
まだ可能性のある緊急融資制度(セーフティー融資)も枠いっぱい使っているので、この状況だと本当に現状のままでは厳しいと言うよりは新たな融資はNGです。

打開する方向としては、この会社の場合、かなり新規性のある技術があるようなので、よくご案内する、中小企業新規事業活動促進法の承認企業となってチャレンジ融資を狙うのが残された方法だと判断します。
しかしながら、いくら中小企業新規事業活動促進法の承認企業になっても、少なくとも増資をして純資産の部を最低倍ぐらいにすることが最低条件になります。倍にしても実質的な自己資本比率は10%行かないので、できれば3倍以上にすることが新たな融資を受けるためには必要だと判断します。

こういう話をすると、ほとんどのこのような状況になっている経営者は、そんな増資をする資金があれば融資は受けないと、失礼ながら、思考停止になってしまうのですが、ここでの判断が成功する経営者となかなか成功できない経営者の分岐点になっていると思います。

そもそも、融資は受ければ受けるほど財務内容は悪くなることを理解していない経営者が多く、本当は、融資を受けた額と同額の資本増強をしていかないと、次ぎの融資を受けることは難しくなる大原則を忘れているように感じることが多いですね。
まさに今日お話をしている会社の経営者も、この基本中の基本ともいえることを忘れているから、どこの銀行からも融資を受けることができなくなってしまうのです。
このことは、今みたいに銀行が中小企業融資に熱心でない状況でない正常な時でも同じことが言えます。
これは中小企業も大企業も関係のない大原則で、融資と出資は資金調達の両輪の輪であって、出資がでかくなることは素晴しいことで問題ありませんが、融資を受けるのなら出資も受けて、常にバランスをとっていかないと、収支を受けた以上、財務内容は落ちて、融資の額が大きければ大きいほど、財務内容は比例して悪化することを、ぜひ忘れないでいただきたいと、このような案件を見るたびに思います。
本当にこのような会社が多いので、ぜひご理解して欲しいと思います。
2009-11-15 14:58:46

最近めったとない百貨店の明るめ目の話

テーマ:日々のことから
11月15日
大阪の元そごう本店が、大丸に売却され、大丸心斎橋店の北館としてオープンされました。
最近の百貨店の話題は、売れないとか、赤字だとか、弊店だとか暗い話ばかりでしたが、
まだ結果が出たわけではありませんが、最近の百貨店の話題としては明るい話ですね。
おまけに開店した当日は朝から行列ができたとか、まあ結局のところ割安感のある掘り出し物狙いのことだと思いますが、
景気の良い話で嬉しいですね。

この大丸の北館としてオープンした建物は、ご存知のようにそごうの元本店で、一度そごうが破綻した後閉館されたのですが、
そごうがセブン&アイのグループとして再建した後、そごうの象徴として新築された店舗です。
そして、以前も書きましたが、私の故郷は、このそごうや大丸に程近い旧名鰻谷、現在は西心斎橋と言う地名のところですから、
昔のそごうと大丸は故郷の故郷みたいなところで、本当に懐かしいところです。

確かに、隣同士並んでいますが、大丸は良く流行っていましたが、そごうはさっぱりで、
そごうに行って今日は混んでるなと思ったら、大丸の定休日でしたね。
でも、私の子供の頃の感覚では、大好きだった鉄道模型は大丸より、当時のそごうははるかに品揃えが良くて、
ほぼ毎日そごうの鉄道模型売場には入り浸っていましたね。
まあ、マイナーな鉄道模型だけが優位ポイントでは百貨店としては儲からないのは当然ですが、
でも、そんな売れていないそごうでも、感覚よりは後で調べるとけっこうな売上を上げていて、
この売上の秘密は外商の売上が大きかったからだと後で分かりました。

その後ご存知のように大学を出て高島屋に就職した私は、たまたま管理部門に配属され、
百貨店の数字の部分を知ることになるわけですが、
とにもかくにも昭和40年代後半の百貨店といえば三越で、
今は三越の親会社みたいな存在になった伊勢丹と比較すれば、
主力店の、三越日本橋店と伊勢丹新宿店では、
全体の売上高でも、ほとんどの月で三越が勝っていましたが、
なんと言っても、商品券の売上と外商の売上の違いは大きかったと記憶しています。
私が勤めていた高島屋は、ちょうど三越と伊勢丹の中間ぐらいの感じで、
三越と伊勢丹ほどの差はなかったものの、とにかく三越の強さはぴか一でした。
でも、商品券と外商が強いと言う事は、包装紙の価値が高いのであって、つまり贈答が三越の強みであって、
純然たる個人買いは、当時でも伊勢丹のほうがセンスが良いと決して三越が本当に強いわけではなかったのだと思います。
包装紙の価値に胡坐を書いた三越と、個人消費に重きを置いた伊勢丹がその後圧倒的な差がつくのは、ご存知の通りです。

その後、いろんなスキャンダルや放漫経営で三越は弱体化してしまうのですが、
百貨店のビジネスモデルはまだ陳腐化しているわけではないと信じている私ですが、
でも、商品券は良いとして、外商に売上や収益を頼っているところは小売業としては問題だと思いますね。
確かに、外商販売でも小売の延長線上にある取引である場合もありますが、
ややもすると、数字作りに利用されたり、本来の百貨店の商売とは異質な、まるで総合商社のようなものまで販売するようなこともあって、
外商の数字は、確かに百貨店の力ではあるけれど、対面販売による魅力的な売場の力で販売される部分が少ないから、
この部分の売上に頼ることは、百貨店の基本である魅力的な売場と対面サービスが疎かになる傾向があって、
正直、今の三越の不振は、外商販売に頼り、売場作りを軽視したつけが一つの原因ではないかと思います。

本当に今は消費者の懐が寒いし、多種多様な競争相手が百貨店を取り囲んでいるし、難しい経営を余儀なくされるのは理解しますが、
いつまでも、ユニクロの快進撃が続くとは思っていないので、このことは後日詳しく書きたいと思いますが、
多分、日本国内でのユニクロの頂点は今で、完全なオーバーストア現象が始まっている気がします。
まあ、わずか2年弱しか在籍しなかったのですが、百貨店は好きだし、やはり勤務した高島屋には頑張って欲しいと思うので、
今回の大丸の話題が百貨店業界全体の明るいイメージを与えてくれたら良いなと思いました。
2009-11-14 14:24:07

建築事務所の窮状

テーマ:資金調達
11月14日

仕事柄、建築事務所とも仕事が多いのですが、某一級建築事務所と不動産仲介の話で久しぶりにゆっくり話をすることができました。
腹を割った話をしていくうちに、その経営環境の悪さは思っていた以上でびっくりしましたね。
確かに、今回の不動産バブル破裂で、仕事が少なくなり、顧客のマンションデベなどが業績を落としたり破綻する中で、
設計料の未収が多くて大変だろうとは思っていましたが、現在はもっと大変な状況になっているとのこと。
私はそろそろ安価な土地も出てきているし、売れる物件の在庫も減ってきているし、破綻したマンションデベの中でも再建が決まって新しい事業ができるところも出てきているから、
設計事務所もそれなりに仕事が増えているのではないかと思っていたのです。
ところが、新しい事業は始まってきてはいるものの、新しい事業体のマンションにしろ商社にしろ建築会社にしろ、設計はほぼそれぞれの自社内に取り込み、
外部の設計事務所には、ことマンション事業と言うカテゴリーでは仕事自体がほとんど回って来ないらしいのです。
だから私が打ち合わせに行った建築事務所も、そこそこの業態があり有力な取引先を持っているのに、半年前と比較すると、恐ろしく活気がなく、
話をした幹部である知人も、その窮状はどうしようもないレベルに達していると言う感じでしたね。
もちろん設計事務所と一口に言っても、今日話したのはマンションデベが主な取引先の設計事務所の話ですから、様々な業態の設計事務所があるから、
設計事務所=厳しい、と言うわけではないでしょうが、ただ、この種のいわゆるサービスを提供するビジネスモデルの会社は、どちらかと言うと、今みたいに無担保ローンに銀行が積極的ではない時期は資金調達がしにくいので、今後破綻する設計事務所が増えるかもしれないと、正直なところ感じました。
2009-11-13 14:01:29

JALの年金削減処理について

テーマ:日々のことから
11月13日
JAL問題について、新政権はすごく実行性のある処理をしていて支持しますが、
社員やOBの年金の削減問題については、ものすごく慎重ですね。
やはり財産権を侵害する懸念について、新政権にとって何か大きな問題があるのか、少し疑問を感じますね。

今日も西松JAL社長がOBに年金削減について協力を求めたみたいですが、
少しでもJALの社内について知っているものにとって見れば、
OBから馬鹿にされて嫌われている西松社長の言うことを、OBが聞くわけがなく、
何かセレモニー的な印象を受けましたね。

私が短気で癇癪もちなのかもしれませんが、
私が前原大臣なら、資産査定して大幅な債務超過が分かった段階で、
間違いなく法的整理を速やかにすると思います。
例のGMやクライスラーのような処理です。
そうしないと、やはり民主党は労働組合に弱いのかと、余計な詮索されるだけじゃなく、
今みたいな雇用情勢が極めて悪い時に、いくら公共的な存在のJALであっても、
今のような処理をするだけでも不公平感を感じさせるのに、
まして、厚遇の企業年金を公的資金で守るなんて、有り得ないことだと感じます。

今までのJALの改革は、いつも組合が大きなネックになっていたのは常識で、
こんな今月末にも100億円の資金ショートを起こしそうな情勢で、
企業年金に反対する非常識なOBたちをなぜ守る必要があるのか、
特に私みたいに、資金調達のサポートを業としているものにとってみれば、
普通の企業が破綻することがどういうものかを見ているに、何を甘えていやがるんだと、正直怒りを覚えてしまいます。

本当に今月末にも資金ショートを起こさんとしている今、
年金削減の話し合いを社長がOBとスタートするなんて、えらく悠長な話だとすごく違和感を感じました。

でも、なんか今日の動きを見ていると、逆に法的整理に決着しそう気配も感じるのですが、
いずれにしても毎日飛行機を飛ばしているのだから、社員が業務に集中できる状況を早急にして安全運行を確保することが何よりも大切で、
年金減額の特別立法も良いけれど、法的整理の方が明確で良いと思いますが、いかが思われますか?
2009-11-12 17:00:10

読者の方からのメッセージから 投資家の探し方

テーマ:資金調達
11月12日
少し前に個人投資家の話をしましたが、読者の方から投資家を探す方法を教えて欲しいとのメッセージをいただきました。
ご本人に返信しようと思いましたが、メッセージなど、受信を拒否設定されているので、この場を借りて返信に替えさせていただきたいと思います。

読者の方からのご質問の論旨は次ぎの通りです。
①自身の人脈から資金調達することは、知り合いからお金を借りることにはならないか?
②投資家の見つけ方を教えて欲しい。

個人投資家で投資したいけど良い案件がないかと広く情報発信している人はめったにいないから、我々のような仕事でもしていない限り、なかなか積極的な個人投資家を見つけることは難しいのが現状です。だから、弊社にもよくご相談が来るわけですが、我々が関係する投資家、これは個人にしても法人にしても、デフォルトに対して保全がしっかりしていない案件にはお金を出すことはありません。特に、起業資金や運転資金など、不動産担保を取るような目に見えた保全ができないから、弊社のようなコンサル会社を通じて投資家に打診しても、融資の根本である経営者の力量や人格や性格が投資家サイドから見れば分からないし、何よりも無担保融資のよりどころになる信頼構築が全くできていないから判断のしようがないので投資することはありません。
そこで、特にこれから起業するような、将来どのようなことになるのか分からないケースでは、経営者ご自身と信頼関係にある人脈を頼る以外に方法はありません。
ここでお話したいことは、今日のご相談にもあるように、『自身の人脈から資金調達することは、知り合いからお金を借りることにはならないか?』という意識をまず変えていただく必要があります。
確かに自身お知り合いから資金調達をするのは楽しい話ではないかも知れませんし、信用に傷がつくと思う方もいらっしゃるかもしれません。でもその考え方自身が起業する方にとっては駄目なことだと言いたいですね。つまり起業して事業を発展させることは並大抵の覚悟ではできません。だから、もし今起業しようと思い、様々な条件で、第三者である、例えば日本政策金融公庫の旧国金や信用保証協会の創業支援金で調達できないとか、担保となるモノを差し出すか、あるいはVCなどから調達できる実績や具現性の高い計画や経営者にそれなりの投資しても大丈夫と思えるような経歴がなければ、第三者からの資金調達はありえないということをまず強く認識していただきたいと思うのです。ですから、起業するための資金調達は、旧国金など金融機関やVCなどから調達しにくい状況があるのなら、自己資金と自身の知り合いからの調達以外に選択肢はないことを、くどいようですが強く認識して欲しいのです。
ですから、もし自身お知り合いからは絶対に無理と思うのなら、国金や保証協会の保証による資金が使えるように、2年ほどかけて、これらの金融機関から調達できる、まずは収入を申告して条件整備するとか、商工会議所や商工会からの推薦をもらうマル経融資制度が利用できるように勉強会に参加するとか、いずれにしても、今日ご相談いただいた読者の方の場合だと、まず条件整備から入らないと、第三者からの調達は無理なので、もし、すぐに起業と言うことであれば、資金が自己資金内に納まるように事業モデルを変更するか、自身の親族やお知り合いから調達する以外にないと認識いただき、いつどのように起業するかを判断をしていただければと思います。
なお、自身の親族やお知り合いからの調達方法はどうすれば良いのかと言う話については、これと言った特効薬的なノウハウはなく、ともかく、私が見てきた知り合いからの資金調達の上手い方は生まれつきの才能かも知れませんが、何よりも熱意と心臓の強さと好かれる性格、そして憎めない人格と信頼感、そして上手く言えませんが敢えて言うのなら人間的魅力を作ることが、資金調達の達人になれる必須条件だと思います。
知り合いからお金を借りることは・・・・と言われる方が多いのですが、あのソニーだって企業時代盛田昭氏と言う、とても自己調達の達人がいたからと言われていて、決して珍しい話ではありません。
調達の種類は融資以外にも出資とか社債とかで受ける方法がありますが、もちろん寸借的な、ある時払いの催促なしのような話ではなく、目論見書や事業計画をちゃんと作ることは大切ですが、でも何よりも、自身の人脈からの調達は、起業する方の信用と人間的魅力がまず第一です。ご質問いただいた回答になっていないかもしれませんが、投資家の見つけ方は、起業する事業内容が確かなものであることも重要ですが、何よりもあの人なら応援してあげたいという信用と人間的魅力を作る不断の努力が大切だとしか言えません。あとは、投資家が投資しても良いかと思えるような事業計画の策定の表現方法、そして、お金を集める方法、つまり、融資なのか、社債なのか、出資なのかを決めて、投資家への金利や配当等の条件も明解に提示することが大切だと思います。
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