皆さま、おはようございます!
陸羽東線・立小路(たちこうじ)駅です!
昭和34年に開業した単式ホーム1本だけの駅でした。
以前にもブログで書きましたが、昭和30年代半ばに
陸羽東線では停留所タイプの駅を数多く開業させておりまして、
その背景には、ゴーストップ運行に有利な気動車の導入がありまして、
これによって列車は大増発され、
併せて平坦地に数多くの新駅が開業したそうですよ。
ちなみに以前のブログで書きました東長沢駅ですが、
こちらは開業日も一緒、駅構造もうりふたつの双子駅だったりします。
余談ですけど、日本で一番初めに国鉄のガソリンカーが運行されたのは、
仙台駅-塩釜駅(のちの塩釜港駅)だったのって、ご存知です?
キハニ5000と呼ばれる2軸単車による運行だったのですが、
運行開始直後にトラブルが頻発して、
むしろ、まともに運行される日の方が少なかったとか。
仙台地区でのガソリンカーの運行は
国鉄にとってよほどの黒歴史だったようでして、
公式には、大垣地区が最初の運行区間とされているみたいですね。
苗穂工場では、廃車体を復元したキハニ5000が保存されておりますが、
掲げられた「仙台‐塩竈」のサボにも注目ですよ。
そんなことで、仙台地区は
話を立小路駅に戻しますが、
駅名の由来にもなっている立小路地区の住居数は
今も昔も40戸ほどなんですって。
例えるなら、1棟の高層マンションのために
新駅を造った…みたいな感じなのかしら?
赤倉温泉駅からも1,8キロしか離れていないところに
こんな新駅が出来るとは、まさにTHE・国鉄って感じです。
陸羽東線でよく見かけるタイプの陸羽東線仕様の待合室、
クマちゃんのぬいぐるみは良しとして、
そのお人形ちゃんはなぜここにいらっしゃるのかしら?
自分、キューピー人形とかその類がすごく苦手なんですよ。
マヨネーズは大好きなくせにね。
立小路地区は微増ながら住宅地は広がってきているようです。
開業当時の国鉄に先見性があったということなのかな?
とは言いながらも、辺り一面田んぼで覆われている立小路駅。
縦型の駅名標の下にある山のマーク、
宮城ではゆるキャラ「むすび丸」が付くんですけど、このマークは何なのかしら?
「おいしい山形」というキャッチコピーとべろ出してる山がいるんですけど。
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立小路駅(平成26年5月25日)
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