皆さま、おはようございます!
陸羽東線・大堀(おおほり)駅です!
山形県の東北部、宮城県との県境にある最上町に位置する、
国道47号線に面した場所にある駅でした。
起点・終点駅を除き25の駅がある陸羽東線ですが、
駅員配置駅はわずかに4駅、大半が無人駅なのですよ。
そのほとんどが統一規格の簡易駅舎に建て替えられた
(もしくは最初から駅舎はなかった)のですが、大堀駅はひと味違いますぜ☆
ログハウス風の駅舎というよりは、
むしろ、ログハウスに駅ホームがくっ付いちゃったという感じです。
かなり本格的ですね。
としょしつ(図書室)まであるときた!
2つある入り口のうち、左側が図書室のようです。
時間はたっぷりありますので、ちょっとだけ読書でもしましょうか。
そんな気持ちで図書室に入ろうとしたんですが…
壊されちゃったの?
いやいや、壊されたのではなくて、よく見ると外されたっぽいです。
…ということは、図書室は閉鎖されちゃったんでしょうかね?
見ないで、と言われると見たくなる、
触らないで、と言われると触りたくなる、
灯りを点けないで、と言われると点けたくなっちゃう(なんのこっちゃ)、
図書室に入るなと言われると入りたくなる、
これが心情というものです。
ここまで来て図書室に入れないのとてもは悔しいですが、
仕方がありませんので、駅舎の中を覗いてみることにしました。
何のための2つのドアだったんざんしょ?
これって、読む本は各自で用意しろってことですかね?
レンタルスペースとか、そんな感じの場所なのかしら。
それとも、マックにあるWiFi設備みたいなもんか。
駅舎に対してのツッコミはこのぐらいにしまして…
大堀駅は昭和24年に開業した駅でした。
開業当時は駅員配置駅だったようですが、
昭和46年の貨物取扱の中止とともに無人駅化されたようです。
こちらは現在の大堀駅のホーム、単式ホーム1本だけの棒線構造ですよ。
大堀駅の、現在の駅舎になる前の木造駅舎が見たくて、
ホームと駅舎の間にかなり広めのスペースが取られてまして、
ひょっとすると将来的には、貨物の取り扱いや
列車の行き違いが計画されていたのかもしれませんね。
現在はその場所に駅舎が移され、
最後に、大堀駅にこんなパネルが挙げられてましたっけ。
図書室の扉を開けたくて
一生懸命にドアノブを探していた大人の姿、
絶対に子供たちに見てほしくない姿だわ…。
このパネルを見て、思わずそんなことを思っちゃいました。
まぁ世の中、反面教師ってこともあるから、いいのかな?
陸羽東線
↑(小牛田駅)
大堀駅(平成26年5月25日)
↓(新庄駅)