皆さま、おはようございます!

 

仙台駅と新庄駅を結ぶリゾート列車・リゾートみのり号

指定席券だけで乗れる快速列車なので、よく利用してました。

陸羽東線の、宮城県と山形県の県境辺りに、車窓から

駅前に蒸気機関車が保存されている駅が見られるのですよ。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d1017a/中山平温泉駅

自分が旅する時は、いつも悪天候…

 

今回は、そんな駅のことを書きたいと思います。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10170/中山平温泉駅

陸羽東線・中山平温泉(なかやまだいらおんせん)駅です!

陸羽東線が全通した昭和6年に開業した駅でした。

 

中山平温泉郷のど真ん中にある中山平温泉駅、

もともとは「中山平」という駅名でしたが、

平成9年3月に現在の駅名に改称されたんですって。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10171/中山平温泉駅

駅前には、観光客の送迎や貨物輸送の荷役で賑わっていた頃を彷彿させる、

広めの広場があります。

かつては当駅始発着の列車も運行されていたようですが、

昭和58年の陸羽東線CTC化によって

折り返し駅がお隣の堺田駅に変更され、合わせて無人駅化、

現在のちっちゃな駅舎に変わってしまったとか。

 

味もそっけもない感じの中山平温泉駅の駅舎でしたが、

平成23年に催された

宮城ディスティネーション・キャンペーンのタイミングに改装、

なかなか居心地の良い室内に変わってましたよ。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10172/中山平温泉駅

 

現在は棒線駅化されてしまった中山平温泉駅ですが、

本線ホームの反対側には保線用車両の留置線がありました。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10173/中山平温泉駅歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10177/中山平温泉駅

先にも書いた通り、

中山平温泉駅は昭和58年以前は列車の行き違いが出来る構造でして、

このホームも島式ホームだったのです。

 

ホームの先端から見えるY字分岐の遺構やホームの形状も、

その面影をしっかりと残しておりましたよ。

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d01075/中山平温泉駅歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10174/中山平温泉駅

 

そうそう、冒頭に書いた駅前の蒸気機関車ですが、

かつての貨物ホームの上に保存されているんですね。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10178/中山平温泉駅

 

ちなみに保存されている蒸気機関車がこちらでした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10179/中山平温泉駅

C58 356号機。

生涯のほとんどを盛岡機関区で活躍したカマで、

主に釜石線や山田線で運用されたんだそうです。

のちに小牛田区に転属され、晩年を陸羽東線で過ごしたんだとか。

剥がれ落ちた灯火類や退色した車体がなんとも痛々しい感じで。

 

同じ時期に製造されたC58の中には

354号機(利府森郷公園)や365号機(仙台新幹線総合車両センター)など、

近所に保存されているものも多いのです。

そういえば秩父鉄道のパレオエクスプレスで運行中の363号機、

あれこそが生涯を陸羽東線で過ごしたカマだったのですよね。

最近はリバイバル運行でD51がよく走りますが、

C58の姿も見たみたいと思う次第。

 

温泉目当てで鳴子温泉駅に下車する方も多いですが、

風情という点では中山平温泉駅も、いい勝負だと思いますよ。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d10176/中山平温泉駅


訪問駅リスト(JR線)

陸羽東線  

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↓(新庄駅)


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