これまで生きてきた

人生の振り返りをしています。

 

 



少し間が空きました。


前回からの続きです^^


▶︎人生の振り返り(25歳)





 
精神病院から退院後
ずっと通っていた心療内科を受診
 
 
入院中の投薬治療のことを伝えると
すぐに薬を変えることになりました。
 
 
 
パキシルという抗うつ薬から
セロクエルという抗精神薬へ

 
 
 
パキシルの副作用には
離脱症状というものがありました。
 
医師からは
「2週間は日常生活を送れない状態になります」
 
と説明を受け
それでも変えた方がいいということでした。
 
 


パキシルの断薬は
長い期間をかけ徐々に減らしていくのですが

最大量の服用から一気にやめたので
本当に動けなくなりました。
 


 
そして、とにかく喉が渇き
1日に6~8ℓの水を飲んでいました。

 
身体は脈打ち
耳鳴りがひどく

電気が走っているかのようなビリビリ感
自分の身体ではないような感覚…

 
トイレは這っていき
それ以外は布団から動けず…



 
とにかく辛くて
またパキシルを飲めば
治まるかもしれないけど
 
動けなくて、病院にも行けなくて
耐えるしかない状態が続きました。
 
 


 
幻聴のようなものもはじまりました。


窓の外のベランダに誰かコワイ人がいて
ドンドン!とガラスを叩き
割って入ってきそうな勢いでコワくて…
 
 
布団をかぶって
一晩怯えることもありました。
 


 
 
2週間が過ぎたころ
少しずつ身体が動くようになり
 
ご飯を食べたりお風呂に入ることが
できるようになってきました。
 

脈を打つような感覚や痺れなどは
かなり長く続きました…


 

気分面では、イライラや落ち込みが激しく
上がったり下がったり

激しすぎて振り切れそうなときには
過呼吸を起こすようになります。

 
 
 
 
この頃から、少し異変が見られ
解離性同一性障害があらわれてきました。
 
 
 
 
解離性同一性障害とは
 
多重人格のことです。


 
 
身体に2人以上の人格が存在する状態。

衝撃的な出来事やトラウマなどの経験を
受け止めることができない心が
辛さや痛みを別に切り離し
その感情が人格を持ち動き出すのです。
 
 
 


薬の離脱症状からか
新しいお薬の影響なのか
キッカケは分からないのですが
 
幼少期に体験したことや
辛い出来事などが原因だそうです。



 
私は、トラウマや辛い経験を
子どもの心では受け止めることができず
 
切り離すことで
なんとか過ごしていたみたいです。
 
 


 
ひどい過呼吸を起こすと
まるで別人かのような
人格に変わりました。
 
 



私の場合は
4つの人格があり

 
①主人格(私)
②男性(強い人)
③女の子(ダメな子)
④黒いやつ(闇)
 

名前もあったように思いますが
忘れてしまいました…
 
 

 
②の男性の時には
服装も男性のモノを身につけ
ぶかぶかの靴を履いていたり
 
気が付いた時には
口にピアスが開いていました。
 
 
③の時には
大雨の中、家を飛び出し
さまようこともありました。
 
 

 
「違う人に感じるんだけど、記憶ある?」

 
と言われたのを機に
ノートに記録をつけるようになり
それぞれの人格を知ることができました。
 
 
 
今、振り返ってみると
本当にこんなことが起こるんだなと
自分でも不思議な感覚になります。
 
 


この時のことを詳しく書くと長くなるので
4年前に病気を振り返っていた時の
ブログをリンクしておきます。



同じような解離性障害の方やご家族の方など
参考にしていただけたら幸いです。


 

 
この時期、私は全く育児ができなくて
妹や近くで支えてくれたママ友達が
大事に長男を育ててくれていました。
 
 

仕事もできない状況だったので
生活保護を受け生活し
 
精神障害者2級の認定をうけ
障害者手帳を交付されました。
 



こんな状況で…
私は生きる価値があるのだろうか…


これ以上、落ちることのないところまで落ち
自己嫌悪に陥りました。




 
それでも、どこかで
長男の存在が支えとなり
 
早く迎えに行ってあげないと

という気持ちが
病気と向き合う力になっていきました。
 
 



この時期の写真がないので、夏の日の空の写真☁️




 
うつ病から
抗うつ薬の影響で
躁鬱のようになり
 
衝動性を押さえることができず
自傷行為を繰り返し
 
投薬切り換えで
断薬の辛さを味わい
 
過呼吸や
解離性同一性障害を経験
 
 
24~26歳は
人生のどん底で
廃人のような時期でした。
 
 
 


生きることが辛くて…
死にたくて…

だけど、どうやっても
自分では死にきれなくて…
 
 
もう生きるしかなくて


でも、生きるなら
こんな生き方は辛すぎる



どれだけ抵抗しても
どれだけ否定しても
どうにもならなくて…



苦しみ尽くして
もうやめようと思った



どうせ生きるなら
もっと違う生き方をしたい




自分の意識が変わった瞬間でした。







 

【これまでの振り返り】

 

 

1歳半で妹が生まれ

その少し後に母が姿を消した0~2歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12599393390.html

 

 

母の実家、長野で

おじいちゃんとおばあちゃんに育てられた3~4歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12601763905.html

 

 

父の実家に引き取られ、保育園に通った5~6歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12603427917.html

 

 

父が再婚し、お母さんができた7~9歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12605189745.html

 

 

お母さんが家を出ていき

大きな喪失感に襲われた10~11歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12606005328.html

 

 

父子家庭になった12〜13歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12607239314.html

 

 

家と学校のギャップに苦しむ13〜14歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12607665324.html

 

 
 

トラウマの14歳(アメンバー限定記事)

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12608557735.html

 

 

生きることが辛かった14〜15歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12608651679.html

 

 

 

 

アルバイトをはじめた16〜17歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12609830233.html

 

 

 

生涯の友ができた17〜18歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12610086407.html

 

 
 
家を出て働いた19〜20歳
未婚の母になった21歳
はじめて育児が大変だった22〜23歳
 

人の心はどのように成長するのか?
エリクソンの発達心理学動画です^^