これまで生きてきた

人生の振り返りをしています。





 

24歳でうつ病になり

投薬治療を続けていました。

 



なかなか良くならず

次第にお薬の量は増えていきます。

 



 

当時、SSRIのパキシルと

安定剤のデパスを服用

 

SSRIとは、セロトニンの再吸収に作用することで

うつや不安を改善するという働きがあります。

 

 

 

心療内科にかかり10カ月が経つ頃には

最大の量が処方されていたと思います。

 

 

 

当時は、よく分かっていなかったのですが

私には副作用が強い薬でした。

 

 


喉の渇きがあり

1日に4リットルは水を飲んでいたり

 

 

手は、いつも震えていて


どこか意識がもうろうと

寝ているのか起きているのか

よく分からない状態。

 


 

うつ状態や不安からは

抜け出せてきたのですが

 

その代わりに

衝動性が増しました。

 

 



 

とにかくイライラが激しく

モノに当たったり

子どもを叩いてしまったり

 

自己嫌悪に陥っては

自分のことを傷つけました。

 

 

 

止めたくても

止まらなくて…

 

 

 

 


 

私の中に生まれた

恨みや憎しみの感情が

 

どんどん大きくなって

心は深く病んでいきました…

 


 


 

父を憎み

母を恨み

 

そんな2人からできた自分は

とても汚れているようで

 

生きる価値も見出せなくて…


 

 

この身体の中を流れる血を

全部、抜いてしまいたい…

 



辛くて…


苦しくて…

 

 

憎しみを込めて

自分の手首を切りました




不思議と痛みはなく

飲み込まれそうなどうしようもない感情から

ハッと戻れるような気がしました。


自傷行為のはじまりです。



 

 

 

私が不幸であることが

あの二人への復讐。

 

 

 

どうして私が…

 

なんでこんなに苦しいのか…

 

 

 


 

今ならわかります。

 



私は、大切にしてほしかった

愛してほしかった


 

ただ、名前を読んで

笑ってくれるだけでいい


 

そんな笑顔を見て


「お父さん、お母さん大好き」


そう言いたかったんだと。



しかし、当時は

何も分からなくて苦しみました。

 



 


 

母に捨てられ

父には暴力を


好きでいたいのに

好きでいられない…




 

当時は、本当に

なんで生まれてきたのか分からなくて

 

 

生きている事が辛くて…



 

もう自分なんて

どうでもいいや…

 


なにもかもが

どうでもよくなって

 


自暴自棄に。







 

 

 

一緒に住んでいた人とも暮らせず

置手紙をして何も言わず引っ越し。

 

 

また息子との2人暮らし

 

 

生活をするお金も必要だけど

普通には働けなくて

夜の仕事を探しました。


 


 

どうせ働くなら

北新地にしよう

 

 

北新地のラウンジで

働くことにしました。

  


 

 

近くに住むシングルのお友達と

協力しながら夜は子どもを預け合い。

 

 

 

パキシルやデパスの服用で

意識もうろうな傾眠状態。

 


その状態で、お酒を飲むと

 

 

記憶が飛びました。

 

 

※本当に危険なのでやらないでください

 



 

 

どうやって家に帰ってきたのか

どうやって子育てしていたのか

 

この時期の記憶は

ほとんどありません。

 



 

 

でも、苦しい感情からは

逃れらるようで


 

恨みや憎しみの感情で苦しむのなら

もう死んだように生きよう

 

 

自分には、そうするしかない

 

そう思っていました。

 

 





新地では、それからの自分の人生に関わる

色んな人との出逢いがありました。

 

 

そのことも書こうかとも思ったのですが

記憶が曖昧だったり


自分のことだけではなくなってくるので

またアメンバー記事で書くことにします。

 

 




 

死んだように生きようと思ったけど

夜の仕事も頑張ろとしてしまったり

 


泣きたいのに、怒ったり



辛いのに、笑おうとしたり





心も身体もチグハグで

もう自分が自分じゃないようで




どうしようもない

衝動に駆られて


どんどん破壊的になっていきました。

 

 

 



 

 

死んだように生きよう

 

そう、思ったけど

 

それも難しくて…

 

 

 

このどうしようもない葛藤から

逃れることができなくて

 

何がしたくて

 

どう生きていいか分からなくて

 

 

 


もう、いいや…


 

疲れてしまった…




もう、休みたい

 

 

 


 

何かがプツンと

切れてしまったかのように


 

もうなにもかも

 

どうでもよくなって

 

 

 

もうすべてを終わりにしたくて

 

 


ある日、たくさんの薬を

ビールで飲みました。

 

 

 


身体が、グランと

大きく脈打ち

 

だんだん意識がもうろうと…

 

 


 


 

もう、これでおわりだ…


 

 

 

そう思った時

 

息子の顔がよぎりました。




!!

 

 

 

あの子は、どうなるんだろう

 

 

 

妹の悲しむ顔や

みぃちゃん(シングルママ)の顔

 

 

次々、浮かんで

涙が止まらなくて。


 

 

助けてほしい

 

 

こんな私だけど

助けて

 

 

 

だんだんと薬は効いて

意識が遠くなっていきます…

 

 




 
 
 

 

【これまでの振り返り】

 

 

1歳半で妹が生まれ

その少し後に母が姿を消した0~2歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12599393390.html

 

 

母の実家、長野で

おじいちゃんとおばあちゃんに育てられた3~4歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12601763905.html

 

 

父の実家に引き取られ、保育園に通った5~6歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12603427917.html

 

 

父が再婚し、お母さんができた7~9歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12605189745.html

 

 

お母さんが家を出ていき

大きな喪失感に襲われた10~11歳⇩

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12606005328.html

 


父子家庭になった12〜13歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12607239314.html

 

 

家と学校のギャップに苦しむ13〜14歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12607665324.html



トラウマの14歳(アメンバー限定記事)

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12608557735.html



生きることが辛かった14〜15歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12608651679.html


 

アルバイトをはじめた16〜17歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12609830233.html



生涯の友ができた17〜18歳

https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12610086407.html



家を出て働いた19〜20歳
未婚の母になった21歳
はじめて育児が大変だった22〜23歳