辛く苦しかった中学時代を終え
高校になります。
勉強が好きではなかった私は
選べる範囲で制服のかわいい学校にしました。
当時、コギャル、アムラー
ルーズソックス、プリクラ全盛期。（笑）
中学校は、セーラー服だったので
高校は、ブレザー制服の学校へ。
高校生になった私は
やりたかったことがありました。
アルバイトです。
本当にお金がない中学生時代
月にお小遣い2000円で
1カ月過ごさないといけなくて
食べるものに困まっていました。
学校用品が必要な時には
階段下にかけられていた黒板に
「ノートを買いたいので200円お願いします」と書くと
お金が置いてあるというシステムでした。
自分でお金を稼いで
食べ物に困らない生活をしたい。
アルバイトができる年になり
一生懸命働きました。
初めてのアルバイトは
「シャロン」という
ステーキハウスレストランの厨房
父の勧めでした。
当時、父はオフィス街のお店に
勤めていたので、週末は定休日。
週末だけ、鉄板焼きのシェフとして
働いているお店だったので
面接をしてもらいました。
小学生の振り返りで登場した
友達のあやも誘って
一緒にアルバイトを始めました。
厨房で、お子さまランチを作ったり
から揚げやポテトを揚げたり
サラダを作ったり。
父は、和食の料理人だったので
洋食をあまり食べたことがなく
目の前のエビフライやハンバーグに
テンションが上がりました。
バイト終わりには
「まかない」という楽しみな時間もでき
いろんなものを食べれる喜び感じました。
キッチンでの仕事は
すごく楽しかったです。
どうやったら
キレイに盛り付けられるか
どうやったら
はやくオーダーをこなせるか
いつも考え
お子さまランチが入れば
このお子さまランチ
どんな子が食べるのかな？
お父さんとお母さんと来てるのかな？
運ばれてきたら喜んでくれるかな？
とワクワクしながら作りました。
父は、横のスペースで
ステーキ用の肉を切ったり
野菜を盛り付け
お客様の前で
ステーキを焼いていました。
今から振り返ると
よく一緒に働いていたなと思いますが
仕事をしている時の父は好きでした。
この時、シャロンの店長から
「リンゴのタルトを焼いてみろ。
おいしかったら認めてやる。」
みたいなことを言われ
今、振り返ると
なんで？と思うけど
「よし！店長に認めれるように
おいしいリンゴのタルトを焼くぞ！」
と家で何回も何回も試行し
リンゴのタルトを作っては
お店に持っていきました。
この時使っていたタルト型は
今でも使っています^ ^
思い出せないのは
妹のこと。
高校一年生だった時
妹は、中学三年生
学校は行ってなかったと思います。
卒業式は行ったのかな？
私がバイトの時は
家で一人で待っていたんだろうな
当時は、スマホもゲームもなかったのに
何をして過ごしていたんだろう…
大人になって聞いても
本人も覚えてないと話していました。
中学卒業後
妹は、進学せず
住み込みで理容室に
働くことになりました。
もっと妹のことみてあげたらよかった…
今、振り返ると
そのことばかり思います。
高校2年生になると
いろんなことが変わりました。
妹が家を出て
父と二人暮らしになったり
父は、仕事や辞めて
自分でお店を開いたり
アルバイトが変わったり
彼氏ができたりしました。
次は、シャトレーゼというケーキ屋さんで
アルバイトを始めました。
これまで、ケーキも
あまり食べたことが無かったので
これまたテンション上がりました。（笑）
終わってから
ロス廃棄のケーキを
みんなで食べて
甘すぎて気分が悪くなるという
幸せな体験もしました。
父が始めたお店は
最寄り駅の横にある
横丁という名のついた
路地の中にありました。
カウンターだけの小さなお店。
(割烹料理の居酒屋みたいな感じかな)
ケーキ屋さんはまかないがないので
父の始めたお店にいって
夜ご飯を食べるというスタイルになり
これがまた
嫌な時間で…
思春期の反抗的な気持ちとの葛藤。
でも、やっぱり怖いから従って
ご飯を食べに行ってました。
父の作る料理は
本当においしくて
本物の味を食べれたのは
すごくいい経験だったと思います。
私にとっての
おふくろの味は
父の作る「土手焼き」でした。
父は、カウンターの中で仕事して
私は、カウンターの端っこでごはん。
口下手な父とは会話も続かず…
いつ帰ろうか…
ソワソワしながらタイミングをみて
「そろそろ帰る」と
切り出すのにドキドキして
それだけで疲れていました…
10代の私は、常に
怒られるんじゃないかと
ビクビクし
相手の顔色を伺うスキルが
どんどん磨かれていきました。
今でもそんな風に心が動きます
根深いですね…
この頃から
少し異変がありました。
家に帰り、自分の部屋で座ると
そのままの状態で2～3時間経っている
みたいなことが
よくありました。
当時は、またボーっとしてた
くらいにしか思っていなかったのですが
これが、のちに
「離人症」というものだったことを
ずいぶん後になってから
知ることになります。
現実の世界が色あせて見えたり
前のことを思い出そうとすると
昔の映画フイルムのような白黒の映像で
ザーッと黒いものが動き
いつも現実から少し離れた場所で
膜に覆われフワフワと浮きながら
自分を見下ろすような感覚の世界を
生きていました。
この時は、痛みや苦しみなどはなく
そういった感覚が自分の中からなくなり
感じなくなっていたように思います。
子どもだった私は
みんながそうなんだと思っていました。
それが普通なんだと。
この時から精神疾患を
発症していたことになります。
高校生になったのに
学校のことは、何も書かなかったですね^^;
次は、高校生らしい
青春時代のことを書こうと思います。
うつ/不安・パニック/HSP/アドルとチルドレン
４つのテーマで企画しています。
【8月のスケジュール】
心理学1DAY講座
8月8日（土）10:00～15:00
KOKO心理学スクール（神戸御影）
8月18日（火）10:00～15:00【残席3】
オンライン講座（Zoom）
講座詳細➣
オンライン限定講座
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8月25日（火）10:00～12:00
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https://www.youtube.com/channel/UC_oSyH70g8QQELWb8L0UPbQ
✾プロフィール✾
https://ameblo.jp/yuko-5888/entry-12248425088.html
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