人間にとって一番つらいことは
自分の気持ちが分からない事です。
「自分の気持ちが分かる」とは
ただ単に
「悲しい」とか
「寂しい」とか
「悔しい」とか
言葉で表現できる「それ」ではなくて
言葉で表現できない
心に感じる感覚
この「感覚を感じる事」です。
とにかく
自分を自分だと思わない事。
自分の事は分かっている
自分の気持ちは分かっている
と自分を侮ってはいけません。
自分とはまさに迷宮です。
世界の全ては自分の心で出来ています。
自分の事が本当に分かっていれば
もう、すでに
世界は意のままになってるんです。
自分の事が分かってないから
世界がハチャメチャなんです。
自分が知るべきことは
宇宙の不思議ではなくて
自分の事なんです
自分の気持ちが分からないと
わけのわからないエネルギーが
自分の中でモヤモヤし続けて
不快感を感じます。
人はこの不快感の事を
「つらい」と表現します。
でも実際は
「つらい」ではなくて「不快感」です。
＊本来の自分とズレてそのように感じる
これは
「どこかがかゆいのに
どこがかゆいのか分からなくて辛い」
というのと同じです。
どこがかゆいのかは分からないけど
どこかがかゆいから・・・と思って
あちこち掻きむしっても
全然すっきりしない。
どこがかゆいのか？が分かって
そこを搔けない限り
「かゆい」という事は分かっていても
適当に搔いてもすっきりしないんです。
それと同じように・・・
例えば「寂しさ」であれば
「寂しい」が分かっても
それがどんな寂しさなのか？
その寂しさを感じることが出来ない限り
すっきりしないんです。
なので
「吐き出しは基本です」
とお話しています。
自分の心が全て分かっていて
どんな感情も全て素直に
「その感覚そのまま」を
心に感じることが出来たら
私たちは絶対に
「つらい」とは感じません。
どんな感情も
「気持ちいい」としか感じません。
「痒い」と感じた瞬間に
痒い場所を搔けたら気持ちいいです。
「痒い」と感じた瞬間に
痒い場所が搔けないとつらいです。
感情も一緒なんです。
怒りでも、悲しみでも、孤独でも
感じた瞬間に
その感覚をそのまま感じられたら
「心地いい」と感じるんです
だから
「つらい（不快感）」と感じるうちは
自分はまだ自分の気持ちを
分かっていないようだ
と思っていいでしょう
そして
自分の気持ちを探してください。
もう、分かっているはずのその気持ちを
探して、見つけて、感じてください。
これは
一種の宝探しゲームです。
自分の心の奥底が感じている感情を
自分が感じることが出来ればクリア！！
そういうゲームです。
自分の気持ちが何なのかが分からなくて
または
自分の気持ちを感じることを恐れて
外に救いを求める人がたくさんいます。
でも
救いは外には無くて。
自分が自分の気持ちを見つけて
それを感じることが出来たら
その瞬間に救われるのですが
宝物はここではないどこかにあると思って
自分の中を探す前に
外に飛び出してしまうんです。
「アルケミスト」
少年が宝物（財宝）を探して旅をします。
でも最後に分かったことは
宝物は自分の家の庭に埋まっている
という事でした。
ただし
だからと言って旅が無駄だった
という事ではありません
その旅によって少年は財宝だけでなく
沢山の知識や、最愛の人や
「前兆を信じて進む」というスキルを
得ることが出来ました。
だから
外に探しに行ってはいけない
という事ではありません。
つまり・・・・
自分の気持ちを見つけるために
・旅行に出かける
・漫画や映画を読む、観る
・セラピーを受けに行く
などなどの行動を起こすのはいいんです。
ただ
誰かに自分の気持ちを見つけてもらおう
誰かにこの気持ちを何とかしてもらおう
誰かや何かを得ることで
この気持ちを消し去ろう
と思っても
そこに救いは無い、という事です。
自分の宝物（気持ち）は
自分でしか見つけることはできないし
自分にしか感じることはできない。
だから
自分を救う事が出来るのは自分だけ
なんです。
そんで
自分の世界は自分の心で出来てるんです。
自分の心を把握して
自分の心をチョイチョイやることで
あなたはあなたの世界を
意のままに創造できるんです。
自分の気持ちを感じてしまったら
なんかもう、暗黒世界に飲み込まれて
もう二度と明るい気分には
なれないかもしれない…
とか
とんでもない気分になって
とんでもない現実を
創造してしまうかもしれない…
と、自分の気持ちを感じることを
怖れている人もいます。
「感じたら嫌な気分になる」
「嫌な気分になったら嫌な事が起きる」
という恐れが強いんです。
でも
「痒い所を搔いたら気持ちいい」
とお話ししました。
悲しい気持ちを「悲しい」と感じたら
「気持ちいい」んです。
「気持ちいい」という事は
「気持ちいい」んです。
さてここで問題です
「気持ちいい」というエネルギーは
「嫌な出来事」を創造できるでしょうか？
ヒントです。
「気持ちいい」というエネルギーは
「気持ちいい」と感じる現実しか
創造することはできません。
さて
「気持ちいい」というエネルギーは
「嫌な出来事」を創造できるでしょうか？
そしてもう一つ。
これです。
感じようが感じまいが、出てます。
感じたら嫌な事が起きるのではなくて
もう、しっかり引き寄せてます。
さらに
自分が自分の気持ちを無視すると
他人も自分の気持ちを無視します
「私の気持ちを分かってほしい」
と思う時。
それは
自分の中の自分が自分に言っている事だ
という事を思い出してください。
自分が自分の気持ちを感じるようになると
必ず自分の気持ちを分かってくれる人が
現れます。
世界が自分にやさしくなります。
だからやっぱり
自分を救えるのは自分だけなんです
子どもが癇癪を起すのはなぜでしょうか？
「自分で自分の気持ちが分からないから」
です。
心の中に発生したエネルギーの
消費方法がわからなくて
エネルギーが爆発しちゃって
「癇癪」という形で出ます。
だからお勉強をしたりして
エネルギーの使い方を学ぶんです。
（感情の表現の仕方）
勉強するのはね
いい大学に入るためではありません。
大学に意味は無い。
自分の心が世界を作ってるんです。
自分の心を制したものが
自分の世界を制するんです。
そんで
「心の闇に飲み込まれる」というのは
これと同じなんです。
「自分の感情が分からないから」
飲み込まれちゃうんです。
自分の感情が分からない表現できない
だから
「わーーッ！！！」
ってなるんです。
そういう性格とはではない。
自分で分かるようになれば
感情に飲み込まれるとか
感情に振り回されるとか
感情がアレでいたたまれなくなるとか
そういうことは一切起きなくなります
だから
やるしかないんです。
自分で自分の感情を感じて
いい感じに発散できるようになるしかない。
これは
いきなり上手にできる・・・・・・
という事は稀でしょう
殆どの人はいろいろ、まぁ、アレです。
「中二病」と呼ばれるものがありますが
そこは、もう、通過儀礼です。
自分で毎回振り返る。
これを忘れず
自分の心が現実になっています。
仮面を被ることでやり過ごせている
と思っていることは
実は全然やり過ごせていなくて
しっかり現実に反映されています
これから
本当に、顕著に出てきます。
私の感覚では
・自分の気持ちを感じ取る事が出来る
・それを素直に受け入れることが出来る
・その感覚を感じることが出来る
・そう感じる自分を赦すことが出来る
という事が
日に日に重要度を増している
という感じです
だから
「自分の気持ちが分かる事」
ごまかさず、目を背けず、見る。
わけわからなくても感じてみようとする。
あのね、怖くないですから
感じてみたら
「なんだこんなもんか(´・ω・｀)」
と思うでしょう。
もちろん、感じたことで
悲しい、悔しい、ムカつく等の
ネガティブな感情が溢れる場合もある。
けど
それ、感じて昇華しなかったら
一生あり続けるんです。
一生自分の波動を下げ続けるんです。
だから
マキロンをシュッとするのと一緒。
ジェットコースターに乗るのと一緒。
一瞬のスリルを味わって
消費しましょう。
そして
一度見ちゃえばもう、次からが楽です。
どんどん楽になります。
自分の気持ち・・・・・・
意識して、感じましょう
自分の気持ちが分からない
というのは
実は誰もが抱えるもので。
みんな自分の気持ちを感じるために
様々な刺激を求めています。
私が漫画を読むのはその一つ。
人が
旅行に行くもの、音楽を聴くのも
人に会うのも、映画を観るのも
自分の気持ちを感じるためなんです。
「日記を書く」というのもそう。
形になっていなくていいから
ただの出来事の報告でもいいから
なんでもいいから書いてみる。
それもまた
自分を知る一つの方法です。
「分かんないんだもん！！」
と癇癪を起してもいいでしょう。
それも「気持ちの一つ」です。
大事なのは
感じようとすること
自分に寄り添おうとすることです
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