Spotifyのフォロワー数から人気や知名度、音楽シーンを考えてみる - 後編 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
前編を未読の方は是非こちらから↓
 
 
 
 
ってことで、早速続きからいきましょう。
 
まずは『ポップパンク』記事でも触れた、
 
この2大(ポップ)パンクヒーロー!
 
 
14,206,714 Green Day
10,948,234 Blink-182
 
Green Day はさすが過ぎる。
ブリンクはTom 脱退はあっても
ここ数年、精力的に活動もしてて数字伸びたかな?
それでもGreen Day には勝てないってのがね。
数字的にはTwenty One Pilots にわずかに及ばずの
約1,400万だけど、パンクロッカーの夢そのもの
って感じがしますよねGreen Day は。
 
 
じゃあ、本来のパンクスが好むような
速さが売りのガチなパンクバンドはというと?
 
 
8,153,283 The Offspring
1,151,383 Bad Religion
   948,855 Rancid
   858,261 NOFX
   850,374 Pennywise
 
ここにオフスプを入れるのはどうかと思いましたが
やっぱ入れたらこうなりますよね。笑
Green Day/Blink-182 の方に入れた方が良かったか。
とはいえ、そのオフスプを抜けば
インテリパンクスBad Religion 強し!
 
しかし80万超えがトップクラスのボーダー
って考えると、良くも悪くもPUNKだな、と。
前編から挙げてきた数字と比べると少ないけど
そもそもPUNKはコアな音楽なんだ、と。
その代わり、リスナーを掴んで離しませんからね。
 
 
(ポップ)パンクなヘッドライナー級を上げましたが
じゃあ、この次の世代はというと?お馴染み
 
 
4,413,195 Simple Plan
2,544,335 Yellowcard
1,436,866 New Found Glory
   460,063 Four Year Strong
 
キャリア的にはこのあたりかな、と。
YCは解散してしまいましたけどね。
こうして並べると、
やっぱみんな大好きSimple Plan って強いんだなー
って思いますね。
100万を優に超えるNFGもさすがです。
この中だと若干コア寄りになりはするけど
FYSも今やベテラン、45万超えは十分でしょう。
 
さらにもう少し世代を下げてみると…
 
 
3,323,366 All Time Low
3,003,138 We The Kings
1,810,945 Mayday Parade
   432,842 The Wonder Years
   360,932 Every Avenue
   315,575 The Academy Is...
   214,055 Hit The Lights
     83,497 Set Your Goals
     39,096 Firework
     23,060 A Loss For Words
 
踏ん張り世代の00年代前半世代。
この世代は完全にATLが勝ち抜けましたね。
少し上にFOBという大出世バンドがいますが
この世代は、次の苦しい世代の時も、
休まず活動を続けたバンドが多いんです。
ATL然り、TWY然り、MP然り。
それが数字にも表れている気がしますね。
元々の知名度もあったんだろうけど、
少ないところは、やはり止まってしまったバンドが多い。
 
 
 
398,362 The Summer Set
373,201 Chunk! No, Captain Chunk!
216,939 We Are The In Crowd
156,421 Hey Monday
136,966 Man Overboard
  30,554 Handguns
 
そして、不遇の00年代後半世代。
活動が止まってるバンドの多いことよw
不遇というか、このへんで
一旦ポップパンクブームが止まったんですよね。
故に、休止や解散してるバンドが前世代より多い。
 
ポップパンクが苦境だったこの00年代、
逆に大いに躍進していたのが、Rise Records
Fearless Records のメタルコア/ポスコアバンド
 
 
 
2,025,737 Asking Alexandria
1,278,207 Of Mice & Men
1,061,572 Motionless In White
   830,310 Memphis May Fire
   794,569 Crown The Empire
   790,335 We Came As Romans
   603,979 Blessthefall
   576,026 The Word Alive
   471,566 Miss May I
 
 
とはいえ、やはりこの世代はAAがトップでしょうね。
この時期のRise はOMM / MMF / CTE / MMI
Fearless はMIW / BTF / TWA、WCARはEqual Vision
しかしコレ面白いのが、多少なりとも
音楽性を変えていったバンドが上位にいるってこと。
ホントはこのへんにBMTHも入ると思いますが
彼らこそ、音楽性をガラッと変えて、突き抜けましたから。
この頃と音楽性を変えてないバンドは、
更にこの下にゴロゴロいるんですよね。
 
ただ、気になるのはTWAに今もまだ
Luke Holland がいたらもう少し増えてたのかね?っていう。
CTEにDave がいたら? OMMにAustin がいたら?
WCARにKyle が生きてたら…?
逆にAAはDanny 復帰ではなく、Denis のままだったら
もう少し数字は下だったのか?とかね。
 
 
ではこのへんの世代に影響を与えていたと思われる
少し前のスクリーモ世代は?
 
 
 
1,624,766 The Used
1,034,416 Story Of The Year
   489,654 Saosin
   239,623 Finch
 
予想通りにThe Used が強いですね。
次いでSOTYもしっかり100万超えてて何より。
Finch は活動にしろ、メンバーにしろ、グダグダしすぎなのがな…
そのへんちゃんとしてればSaosin くらい
余裕で超えられると思うんですけどねぇ。
 
 
世代を戻して00年代には、メタルコア/ポスコアとは別に
Djent系のバンドもSumerian Records から続々と。
 
 
386,878 After The Buriel
384,800 Periphery
257,121 Animals As Leaders
249,270 Born Of Osiris
227,198 Vail Of Maya
 
オタクの音楽はさすがに少数だなw
って言ってもポップパンク下位より遥かに多いけど。
演奏が上手いだの、テクニックが凄いだの、
そんなのは一般人にはどうでもいいことですしね。
ぶっちゃけテク云々はオレもわからん←
そういえば、ペリが過去盤配信してないのは
日本版だけなのか?北米版もなのか?
Sumerian が権利持ってて、出せないとか?
 
 
ってのはさておき。
いよいよ、ここからは10年代に突入。
まさにストリーミング世代のニューカマーたち
ジャンルは無関係に挙げてみましょう。
 
 
 
1,374,487 Neck Deep
1,345,604 Set It Off
1,073,894 PVRIS
   831,631 The Story So Far
   681,460 State Champs
   590,346 Waterparks
   582,827 FEVER 333
   489,389 The Interrupters
   471,014 Issues
 
厳密には10年代に入る前から活動してるバンドもいますが
名が売れ始め、出始めてきたのが10年代ってことで。
復調したPOP PUNKシーンの今を牽引してるのは
Neck Deep を筆頭に、The Story So Far State Champs
間違いなくこの3バンドでしょう。
ステチャンはもう少し多いかと思ったけど。笑
 
Set It Off がNDと同レベルで好調。
彼らは今、ワールドツアー中だからってのも
大いに後押ししてるかもしれませんね。
 
この世代の象徴的に爆発したPVRIS もしっかり100万超え。
WaterparksFEVER 333 と更なる新人も好調。
(スカ)パンクシーンにはThe Interrupters が風を吹かせる。
 
そしてバンドは多いけど、ピークを過ぎた感のある
ポスコア/メタルコアシーンはここでは奮わず。
この世代はIssues がヒットした感があるけど、
そのIssues が50万以下ってのが低迷感あるなぁ…
新譜が出て、どこまで伸びるかなと。
 
 
これ以外の若手たちも少し挙げてみましょうか。
まずはPOP PUNKシーン。
 
 
 
546,549 With Confidence
444,756 Real Friends
384,538 Boston Manor
300,312 Stand Atlantic
286,011 Knuckle Puck
264,270 As It Is
228,997 Trophy Eyes
211,770 Trash Boat
198,060 Roam
 
やっぱりその世代その世代、"このバンド"がいれば
シーンが活気づく!
っていう牽引してくれる存在は必須ですね。
POP PUNKシーンは↑に挙げた3バンドがいて。
そこに追随する形でWith Confidence がいます。
伸び率でいうとStand Atlantic キてますね!
しかし、このへんになってくると
音楽性がPOP PUNK一辺倒でなくなってきてる。
それで伸ばしたバンドもいれば、
伸び悩んだバンドもいることでしょう。
As It Is なんかは古き良きポスコア化が裏目に出たか?
 
 
 
116,536 Between You & Me
111,079 We Were Sharks
107,792 Belmont
100,589 Eat Your Heart Out
  99,220 Sleep On It
  94,621 Boys of Fall
  87,291 Masked Intruder
  41,993 Youth Fountain
  15,458 As December Falls
 
さらにその下の世代だったり、未だにちょっと
芽が出てなかったりなバンドがこのへん。
やっぱこのへんのバンドにも期待です。
 
こうして見てみると、POP PUNKシーンは
00年代後期に比べたらホント持ち直したと思いますよ。
Neck Deep / The Story So Far / State Champs
を3本柱として、もっと活気づいて欲しいですね。
 
 
 
11,082,327 CHVRCHES
  1,603,426 Against The Current
 
↑にはPVRIS を挙げましたが、このへんのシーンも
PVRIS / Against The Current / CHVRCHES
で、今は3本柱な気がしますね。
3バンドともしっかり100万超えしていて、
フロントウーマンのバンドを牽引する存在に。
と、思って並べてみたものの、
CHVRCHES は完全に桁が違ったわ…
 
 
 
811,364 From Ashes To New
218,001 Sylar
  85,923 Cane Hill
  34,250 BackWordz
  27,014 Lotus Eater
 
個人的に推したい新世代のニューメタルバンド。
Cane Hill がこんなに少ないと思わなかったし
FATNがこんなに多いとは思わなかった。
レーベルの違いなのか何なのか…
FATNのいるEleven Seven Papa Roach とかいますしね。
この中でいちばん推したいBackWordz
新譜の制作に取りかかったみたいだし、
完成を楽しみに、期待して待ちたいですね。
 
 
そして、バンドの数は多いけど
頭打ち感のあるポスコア/メタルコアシーン
 
 
 
1,267,951 Beartooth
   863,679 Ice Nine Kills
   716,251 Wage War
   689,239 While She Sleeps
   346,197 Too Close To Touch
   319,935 Bad Omens
   219,596 Polaris
   132,131 Our Hollow, Our Home
     14,958 From Sorrow To Serenity
 
昨今のシーンを見てると、このへんのバンドが
よく名前を見聞きするバンドかな、と。
その中だとBeartooth が頭ひとつ抜けてる。
既存のメタルコアとはちと違う感じですが。
 
 
 
113,293 LANDMVRKS
  93,854 Awake At Last
  93,270 Siamese
  80,455 If I Were You
  74,102 Awaken I Am
  60,066 Holding Absence
  30,822 SHREZZERS
360,228 Polyphia
354,277 Chon
 
更なる若手や知名度にかけるバンド、
少し音楽性に変化を加えたバンド、
このへんはPOP PUNK同様、頑張ってほしいですね。
 
そして、インストの注目株2バンドを。
さすがにこのへんは30万超えとさすが。
先に出したDjent系のバンドの上位と同レベルに。
 
 
そして、最後に忘れちゃいけない日本勢。
ここまでの海外バンドを踏まえて、
じゃあ日本のバンドはどこまでフォロワーがいるのか。
 
 
 
627,405 MAN WITH A MISSION
266,421 Fear, and Loathing in Las Vegas
266,384 coldrain
171,394 Survive Said The Prophet
129,457 Crossfaith
110,021 Crystal Lake
  64,531 SiM
  56,149 a crowd of rebellion
  38,290 HER NAME IN BLOOD
 
 
海外と比べると、数字的にはさすがに劣りまくりですが、
やっぱラウド勢はクオリティ的に海外に負けてないんよ。
先日、SBTWのba/ビトクさんはこんなツイートをし
 
 
自分もしましたが、いいねの数もかなり伸びた。
そしてコチラも先日の生配信で、CLのメンバーが
 
(53分過ぎくらい)
 
今年のTRUE NORTHオーディションのレベルの高さを語ってます。
YDもライブめっちゃ良かった!しか言ってないしねw
それだけ全体的なレベルが上がってきてるんでしょう。
小規模な来日ながら、そうした来日公演で
共演した海外バンドからも、日本のアングラシーンのバンドは
レベルが高いということを度々言われています。
悔しいかな、こういうところが以前の記事でも書いた
ポップパンクシーンが遥かに劣るところなんだよなぁ…
国内ポップパンクシーンなんて、ここ数年で
ようやくバンドが出てきた
って感じもするし、しょうがない気もしますがね。
成熟度というか、シーンとしてもまだ若いんですよ。
 
 
まぁ、そんなことは置いといて。
この数字で面白いのが、ある種の
 
逆転現象
 
が、起きているということ。
日本国内での人気や知名度、動員数などでは
この面子の中では上位のハズのSiMが、
下から数えた方が早いくらい下位に。
coldrainサバプロが、Spotifyのフォロワー数で言えば
SiMの約3~4倍です。
サバプロは言ってもアジア圏内だけど、
coldrainは昨今の海外活動の結果かね。
 
その点で言えば、こちらも海外公演は減ったとはいえ
CROSSFAITHがこの程度しかないのが面白いな。
これが『ZION』とか出してた頃は
どれくらいだったのか気になるなぁ。
やっぱ"リスナーは正直"って結果なのかね?
 
海外公演と言えば、エキスポ系とかでも
海外でライブしてるMWAMは、そこでしっかり
客を掴んできてるのか、この中では圧倒的。
 
海外活動ならば、今まさにCrystal Lake
射程圏内に捉えてるCFを抜くのも時間の問題じゃね?
何より喜ばしいのが、ここに載せたバンド
『このバンドを聴いてる人が他に聴いてるバンド』
の中で、CLだけが海外メタルコア祭りだったこと。
CLを聴いてるリスナーは、今まさに外国のリスナーが多く、
それだけ海外メタルコアを聴いてる人が多いという
何よりの証です。
これはフォロワー数が増えても継続して欲しいなぁ。
 
最新verのSpotifyでは、アーティストページを見た時に
近場の直近のライブスケジュールも出るようになってます。
これが今まさに海外でもツアーしてるバンドには
大きなプラス要素にもなりますね。
 
あと、やっぱり勿体ないのがHNIB
日本でさえも不遇感が拭えないバンドだし
最近のコメディ要素の強いMVや
筋肉キャラのIkepy、そして名(迷)言製造機のTJ
音楽的にはめちゃくちゃ硬派なのに
コミックバンドかってくらい、笑いの要素があるw
それはそれでいいんだけどさぁ…w
上手いことやれば、海外メタラーからも
絶対に気に入られる漢臭さ溢れるマッチョサウンドなのに…
音楽性だけなら、coldrainより、CFより、CLより
遥かに海外ウケ良さそうなのにね。
もったいないわー(。-ω-)-3
 
ってのを見た上で、5月に初見だった
 

 
FAITHのこの数字って、やっぱ驚愕なワケですよ。
若手の国内ポップパンク、メタルコア含め
多くても数千程度のそのへんを圧倒するこの数値は
一体どこから出てきたのか。
やっぱ1回どこぞの海外メディアにでも
取り上げられたのかな?
 
 
 
 
 
と、字数制限のお陰様で
 
前編/後編とお送りするハメになってしまいましたが。
 
いかがだったでしょうか?
 
サブスク全盛を迎えつつある現代の音楽シーンで
 
各バンド、どれだけフォロワーを獲得できているのか
 
ってのを調べてみました。
 
自分が使ってるのがSpotifyだったので、
 
Spotify上での数値を載せましたが、
 
これがApple MusicやAmazon Musicになると
 
多少は数値も変わるかもしれませんが(特に国内バンド)
 
 
そして、フォロワーを獲得するには当然
 
人気や知名度が、その背景にあるワケですが
 
その人気や知名度を獲得するには、
 
所属レーベルであったり、新譜リリースだったり、
 
フェスへの出演、ライブスケジュールなどなど、
 
楽曲云々だけでなく、バンドの活動自体も
 
非常に大きく関わってくるものなのかと感じました。
 
新譜がリリースされれば、ライブがあれば、
 
リスナーは音源を聴くでしょうしね。
 
逆にそれがなければ、聴く機会も減る。
 
 
そういった活動と共に、
 
こうしてちゃんとサブスクに音源を配信すること。
 
それが何より大事な要素だと思いましたね。
 
 
ストリーミングでアルバム1周聴くよりも、
 
CDで1枚購入した方が、利益は上になる。
 
それは確かにそうかもしれない。
 
でもCDは買った1枚しか利益にはなりません。
 
どこぞの国民的アイドル様()みたいに
 
ファンが複数枚買うとかなら話は別ですが。
 
でも、ストリーミング再生の場合、
 
聴いた分だけバンドに利益が還元されるのなら、
 
100回、1,000回、10,000回…
 
こちらが聴く回数には制限はないんですよね。
 
各サービスで還元率も違うだろうし、厳密にはわかりませんが
 
どのツールを使おうが、繰り返し聴いていれば
 
同じアルバム1枚でも、CD1枚より利益が出る可能性がある
 
ってのが、ストリーミングの魅力なのでは?
 
なんてのも、このサービスを使い始めてから、
 
この記事を書きながら思ったことですけどね。
 
 
自分だって、Spotifyを使う前は
 
年間100枚以上、CDを買っていました。
 
今の経済状況、生活環境的に
 
年間100枚以上CDを買う生活には戻れないだけで。
 
だからフィジカル派も、ストリーミング派も
 
どちらも否定はしません。
 
どちらも、自分が好きなバンドを
 
サポートするツールには変わらないワケですしね。
 
 
ただ、フィジカルだろうとストリーミングだろうと
 
バンドがいなくなった後では意味がない。
 
バンドがしっかり活動してる時に、
 
バンドが喜ぶサポートをしてあげないとね。
 
後悔先に立たず
 
休止や解散の報に残念に思う前に
 
しっかりサポートするようにしましょう。
 
何度も何度も、ここで口を酸っぱくして言ってることです。
 
 
是非、"無駄な後悔"のない選択を。
 
 
 
 
 
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