リスナーのサポートによってバンドは活動を続けられる、って何度言えばリスナーに伝わるのか。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

少し前に話題になってましたが

京都の誇る()フェスが中止になったおかげで

馬鹿がUSJでやらかした

 

みたいですね。

馬鹿は場所・地域問わないんだなぁと改めて。

可哀想なのはUSJにいた一般客と10-FEETかな。

こういう阿呆共って

・ハロウィンで浮かれる馬鹿
・サッカー代表戦で騒ぐ馬鹿


と、完全に同類の人種ですよねぇ…

ホント、最近の日本人って頭悪すぎない?

こういう連中の倫理観ってどうなってんだろうか…

国としてもヤバイけど、人もヤバくない?日本…

国も、人も、

良くない方向に向かってるとしか思えないんだけど。

どうも、トトです。



さて、今日のネタは

そういった昨今の現代人の音楽に対する

接し方

とでも言いましょうか。

大作戦馬鹿共がやらかしたことは

もちろん看過できるものではないし、

 

当の本人連中が、事の重大さに気付いてない感じも

 

ホント救えねーなってところではありますが、

彼らはちゃんとチケット代を払って、

ちゃんと現地まで赴いていますよね。

そこだけは、これから挙げる人たちよりも

よっぽど称賛されることです。

 

他に称賛されるようなことは何ひとつないですけど。

しかし、そんな連中にすら劣るのは一体どんなか?

まぁ、これまでに何度もネタにしてきた人種ですが

また、そういったことを書かせるニュースがあったので

 

久々にヘヴィな話題を持ってきましょうかね。

 

というか、ヘヴィになるようなネタが

 

昨今の音楽シーンでは定期的に出てくるから仕方ない。

 

これも音楽シーン低迷が招いたことですから。

 

では、いきましょう。

 

 

 

MastodonのギタリストBill Kelliherが、現在の音楽業界の状況について「これが続けば、アーティストは消えていくだろう」と語る(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)


MastodonのギタリストBill Kelliherがポッドキャスト番組「Let There Be Talk」に出演し。音楽ストリーミングのロイヤリティの少なさに言及し、現在の音楽業界の状況について「これが続けば、アーティストは消えていくだろう」と語りました。


現時点での音楽ストリーミングサービスのアーティストへのロイヤリティは、1,000回再生につきApple Music$12Spotify$7.50YouTube$1.50となっており、アーティストが音楽で稼ぐためには到底良い条件とは言えません。


「みんながラジオで聞いている曲たちの裏にはたくさんの人がいるんだ。僕に話せるのは、僕のジャンルと僕たちの仕事を知っている人たちのことだけなんだけど、僕たちがアルバムを作る時、レコード会社は僕たちにお金を渡すんだ。彼らは「君たちが作るアルバムのコストは$575,000はかかるから、$600,000用意したよ。」と言う。そしてそのお金はレコード会社に返済しなければならなくて、僕たちの音楽を所有するのは彼らなんだ。


そしてKelliherは「1000年生きることができて、もし日がな一日Spotifyを流し続けたら、おそらく稼ぎは数千ドルだ。」と続けます。「金を稼ぐ唯一の方法はツアーに出て、ツアーをして、ツアーをして、ツアーをし続けることなんだよ。


さらにツアーにかかるコストもバカにならないとKelliherは話します。


「たくさんの人が「なぜあなたたちのTシャツは$50なの?」と言う。会場がその場で20〜30%を持っていくんだよ。だから僕たちのTシャツは$50だけど、僕たちが手にするのは$30だ。でも後でその$30をマネージメント、弁護士、税金、すべてに振り分けなきゃいけないんだ。それにツアーバスを1ヶ月借りるのに$60,000かかるんだよ。ありえないよ…」

 

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ほぼ全文載せてしまった。


なんとも世知辛い世の中になりましたね。


ユーザー、リスナーに対し


より広く音楽を聴きやすい環境が整ってきたと思えば


それがメインストリームになると


バンドの収入がどんどん減少していく……


リスナー、バンド共にwin winになるには


果たしてどうなっていくのが音楽シーンとして良いんでしょうか?

 


Mastodon レベルのバンドでもこういう状況に陥っている。


Mastodon なら仮に音源が売れなくなったとしても


おそらくライブで稼ぐことはできると思います。


金を稼ぐ唯一の方法はツアーに出て、ツアーをして、ツアーをして、ツアーをし続けることなんだよ


と、今回の主役であるBill も答えを出していますしね。


しかし、


「たくさんの人が「なぜあなたたちのTシャツは$50なの?」と言う。会場がその場で20〜30%を持っていくんだよ。だから僕たちのTシャツは$50だけど、僕たちが手にするのは$30だ。でも後でその$30をマネージメント、弁護士、税金、すべてに振り分けなきゃいけないんだ。それにツアーバスを1ヶ月借りるのに$60,000かかるんだよ。ありえないよ…」


ライブ、ツアーをするにも当然、お金はかかるということ。


また日本と同じように、海外もそうなのか


音楽に対して、以前よりも金を払うことが少なくなった現代において


音源やマーチの値段にイチャモン付けるヤツがいる事実。


これに対しても、↑でBill が答えを出してますが


そういう部分まで理解しようとする音楽リスナー


現代ではあまりに少なすぎる気がしますが


それも大きな問題です。

 


今まで、こうしたシーンの裏側っていう部分は


ほとんどリスナーには明かされてこなかったことだと思います。


だから、そういった裏事情をリスナーが知らない、


わからなかったのは、むしろ仕方のないことでしょう。


しかし、こうして現代の音楽シーンは


ある程度のレベルのバンドでも収入減に悩まされ、


バンドに限らず、音楽シーンに身を置く多くの人が


こういった裏側の情報や事情を明かして、


ファンやリスナーに理解を求めています。


その都度、自分もここで記事を書いてきました↓

 

 

TWILIGHT RECORDS - 国内有数のインディーレーベルに何が起きていたのか

 

Warped Tourの創始者Kevinはなぜパンクを諦めないのか?日本のKevinは何処に…

 

Gene Simmons(KISS)「ロックって死んでね?死んでるな」

 

好きなバンドをサポートするのに無料か有料かで難癖つけるヤツって、ホントにそのバンド好きなの?

 

PeripheryのMisha激白!バンドは儲からない… Mishaの伝えたいこととは?

 

クリエイティブマン社長 清水氏のインタビューに見る、日本の音楽業界の杜撰さ面倒臭さ

 

Peirpheryが自主レーベル設立!ある程度の人気・知名度があれば、自主制作の方が良くない?

 


このへんとか"まさに"な記事ですが。

 

儲からなくても活動を続ける方法は?的なものの答えは

 

PeripheryMisha の記事がひとつの答えを出しています。


こうして、自分たちの好きなバンドや、そのメンバー


好きなバンドを呼んでくれるツアーの主催などが


こういった情報を出してくれていても、


知らぬ存ぜぬを貫くリスナーは非常に多いです。


これだけの情報化社会、


もちろん情報の取捨選択をするのはとても大事ですが


知るべき情報まで捨ててしまっては意味がない。

 


情報を得るのに事欠かないTwitterを始めとする各種SNS


自分が前回書いたPOP PUNKに対する記事もそうですが


RTやいいねをしただけでわかった気になっていないだろうか?


自分の中では過去最高に拡散されたものですが


あのRT/いいねをしてくれた中のどれだけの人が


内容をちゃんと読んで、理解して、自分で考え、


じゃあ今後自分はどうしていくのか?どうしていけばいいのか?


ってことまで考えてくれたのか。


そこがいちばん気になるところではあります。

 

 


昔はバンドの休止や解散なんて


そのほとんどが海外の専売特許みたいなものだったのに


その音楽シーンの低迷によって、


バンドの休止や解散なんて国内外問わずになってますよね。


最近もまた、解散を発表したLast famous teller


vo.Uさんがツイートしてました。


 

沢山の人から"ファイナルは絶対行くよ!"って、連絡を頂きます。

 

今や、こういうことを平気でメンバーに言う連中もいます。

 

その言葉を、バンドが手放しで喜ぶと思ったら大間違いだわ。

 

だから解散すんだよバンドが


ここ数年で、休止や解散が決まったバンドに対して


最後だから行く!


って人はどれだけいたでしょうかね。


Uさんにメッセージを送った人のどれだけが


"ファイナルは絶対行くよ!"


ではなく


"ファイナルも絶対行くよ!"


と言えるんでしょうか。


一文字しか違わないけど、意味は大きく違います。


その意味すらわからない人は小学生からやり直せですが、


全員が後者のようなことを言える人だったとしたら


Uさんもわざわざこんなツイートしない気がします。

 

"ファイナルは絶対行くよ!"


って言う人が"沢山いた"んですもんね。


言われた側の気持ちを考えるとやるせなさでいっぱいになる。

 

 

 

自分の好きなバンドが来日するしないに関してもそう。


こういった裏事情を昨今、よく出してくれる一人が


Realizing Media / CYCLAMEN今西さんですよね。



こんなんでバンドがホイホイ来日できるかって話。


こういった面を上手く工面して


何とかバンドの来日の夢を叶えてあげたい、

ファンの期待に応えてあげたい、


と、動いてくれているのがRealizing Mediaであったり


RNR TOURSであったり、Evokenであったり、MHz FESTであったり


KICK ROCK INVATIONであったり、ICE GRILL$であったりっていう


こういった小さなチームやレーベルたちなんでしょう。


にも関わらず、過去には



こういうヤツがいたり、


IMG_20161209_032316454.png


こういうヤツがいたり……


馬鹿しかいねーのかて。


来日の布石である第一のものが国内盤やマーチであり、


実際来日したらライブに行くこと自体がサポートに繋がる。


にも関わらず、こういった現状は今も続いているんだと思います。


あのねぇ…


Creativemanとか、Smashとか、クソH.I.P.とか


さっき挙げた小さいところよりも遥かにでかい


大手が呼んでるんじゃないんですよ?


こういった小さいところまで潰してしまったら


ホントに海外のバンドなんて来日しなくなりますよ?


それでも呼んでくれる人たちがいるのに


ファンやリスナーがそれに応えないでどうしますか。


毎度毎度、この手の記事を書くときは


書いてる間にどんどんイライラしてきてしょうがない。

 


最近、日本のライブハウスの現状について


一石を投じた人がいましたよね。



自分の記事なんかの何百倍もバズっていたし、


ライブハウスの関係者や、


果てはバンドマンまでこの問題に触れていたので、


目にした人も多いでしょう。


こういったことを考える"キッカケ"を与えてくれる人も


今の時代、本当に貴重な存在だと思います。


これをね、RTやいいねをするだけじゃなく


じゃあ自分たちには何ができるか


ってのを考えるだけでも、全然違うと思います。

 

そういったキッカケを与える為に


自分もブログを書いているって部分もありますし、

 

今西さんはこういったことも言っています。

 

 

今西さんのいう"ツイート"が、

 

自分の中では"』というブログ"なんです。

 

自分の書いた記事が、多くの人を動かせるなんて思ってません。


でも、何もしないでいたら


RTしてるだけで終わってる人と変わらない。


書かないでいたらそれまでですが、


書くことで目にする人、読んでくれる人はいるワケで。


そこから先は自分がどうこうするより


読んでくれた人がどう考えるか、ってところに帰結します。


何か少しでも、こういったキッカケを与えられたなら


それだけで自分がこうして筆を執った意味があるってもんです。

 

何度も何度も同じ内容、同じ結論のものになろうが、

 

どうして自分がこういった記事を書いているのか。

 

こういったことが何度も何度も起こっているからだし

 

Bill 然り、今西さん然り、IG然り、KRI然り、解散するバンド然り、

 

何度も何度も、警鐘を鳴らしている人たちがいるからです。

 

言わないで済むなら言いたくないし、言わなくていい。

 

でも、言わないとバンドの活動に支障が出るレベルまで来てるから

 

言わざるを得ないんでしょ?

 

それをファンやリスナーであるこちら側が

 

理解を示さないでどうするよ?

 

 

 

商売、仕事として考えるなら

 

音楽は夢や希望を与えるものなのかもしれないけど、

 

その夢や希望を与えてもらうのは私たちリスナーであって、

 

夢を与える側のバンドたち本人としてみれば

 

音源を作ることも、ライブをすることも、


活動を続けること自体が現実なんです。

 

活動を続けていくからこそ


・もっと大きなステージに立ちたい
・海外のフェスに出たい、海外でライブしたい

・好きなバンドを自分たちが呼びたい

・自分たちが主催するフェスをやりたい ...etc


という、バンド自身の夢や希望も持てるでしょうが


活動を続けること自体は他でもない現実なんですよね。

 

 

 

 

ここまで書いてきた通り、

 

現代人の音楽に対する接し方を見ていると

 

バンドが休止や解散をしても

 

本当の意味で、悲しみ怒り、それまでの活動をねぎらう

 

っていうのは、今の時代、限りなく少ないのかもしれません。

 

そういうリスナーのスタンスもそうだし、

 

こんなにも休止や解散が珍しいものではなくなったシーンじゃね…

 

だからこそ、本当に好きなバンドがいるなら

 

バンドが1年でも長く、1ヶ月でも長く、1日でも長く

 

活動できるように、私たちリスナーが

 

ちゃんとサポートしていく以外に道はないんじゃないでしょうか?

 

活動が止まったあとに後悔するくらいなら

 

後悔しないように、普段からちゃんとサポートすること。

 

少なくとも、自分はそう思います。

 

 

しかし、今回のユニバ大作戦馬鹿も


無断キャンセル馬鹿も、活動終了に群がる馬鹿も、


こんなのは本当に"ごく一部"の馬鹿なんですよね。


大半の人は、ちゃんとしてると思うんです。


ちゃんとしてるから話題にならないだけで。


現代って、馬鹿ほど目立ちたがりで


馬鹿ほど自己顕示欲の塊、承認欲求強すぎで、


馬鹿ほど周りの迷惑考えられない連中ばかりなので


そういうのが悪目立ちしてるだけなんですよ、きっと。


故に、これもいつも言ってることですが


こういう連中を反面教師にして、自分はこうはなるまい、と

 

自分ができる精一杯のサポートをして、

 

バンドやシーンを支える人が一人でも多く、増えることを望みます。

 

 

 

 

 

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