音楽ストリーミングサービスに踏み出せない4つの理由。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

(なんでもnews実況まとめ)

 

今回の記事を書くにあたり、

 

SpotifyのCMを貼り付けようかと思ったのに

 

明らかにこのことが原因か、SpotifyJPのアカウントの中から

 

HNIBの曲が使われている"メタル編"のみがなくなってました

 

何やってんだよ、こんな大事な時期に…

 

せっかくメジャーデビューもして、

 

ヨーロッパツアーから無事帰国、

 

年明けにはバンドのアニバーサリーも含めた

 

ツアーのファイナルシリーズも控えてんのに。

 

オレも行くつもりだったのに!

 

そして案の定、ライブは中止

 

バンドもしばらく活動自粛となりました。

 

色んな擁護・批判が飛び交ってますが

 

少なくとも"日本では"違法なので逮捕は当然なんですが。

 

擁護してる人たち(主にバンドマン)が

 

早く戻ってこい!待ってるから!

 

的な意見が多いし、ごもっともなんだけど

 

やめよう!やってるヤツら今すぐやめろ!

 

って意見が少なすぎるのが気持ち悪いな…と。

 

言わないってことは、言ってる連中もやってるんちゃうんか…

 

と、疑いの目で見てしまいますよね。

 

ホントさ…

 

ただでさえ日本の音楽シーンなんかクソで、低迷してる時に

 

そこに拍車をかけるようなことだけはしないでいただきたい。

 

今回はそれがHNIBってことが、本当に残念でならないわ…

 

最近、ヤク厨関連の逮捕とかすごく増えてるけど

 

この際、一斉検挙してくれ。

 

疑いのある阿呆共は全員しょっ引いてくれよ。

 

 

気を取り直して

 

 

 

 

 


今や世界で最大最強のストリーミングツール

Spotifyが、ようやく日本に上陸して

2ヶ月が経過しましたね。

ライトユーザーから、コアな音楽リスナーまで網羅できるほど

ラインナップの豊富さはさすがと言ったところじゃないでしょうか。

ウチのブログに来てくれる人たちの中にも

既に使用者もいるんじゃないかと思います。

が、

未だに自分は手を出していません。

ストリーミングサービスに関しては

今まで何度か記事を書いていますが、

そこで書いていた理由はもちろん、

Spotifyが日本上陸したことで

改めて、その理由を考えてみました。

まずはコレ






ミュージシャンへの収入減(収入源)

ストリーミングを渋っている最大の理由がコレです。
このブログでも何度も取り上げてきたことだし、
ストリーミングが主要になることにより、
楽曲を提供してるミュージシャンへの収入は
激減するんじゃないか?
と、ずっと言われていますよね。
ユーザーやリスナーにとっては便利なツールかもしれませんが
楽曲提供側としたら死活問題です。
Spotifyのwikiにはこんなことも載っています↓

従来のCDによる音楽販売や、先行する音楽配信サービスであるiTunesのビジネスモデルを脅かすサービスとして注目を集めている。
一方で、Spotifyをはじめとする定額配信サービスの普及はアーティストの収入低下につながることが懸念されており、アメリカの人気ロックバンドであるメタリカはSpotifyに楽曲を提供してからアルバムの売上が35パーセント落ちたとしている。トム・ヨークもソロ作品とアトムス・フォー・ピースの作品をSpotifyから引き上げており「このシステムでは弱小レーベルや新人アーティストに十分な報酬が入らない」と批判している。ほかにもキング・クリムゾンなどが未だSpotifyのストリーミング・サービスへの音源提供を拒んでいる


海外では、こういった売れに売れまくってる人たちが
小さなレーベルや新人アーティストのことを考えてくれるのが素晴らしいと思うわ。
アルバムの売上が35%減って相当だよなぁ…
海外でもコレだけの結果が出てる中、日本はもっと危ないんじゃ…
と思わずにはいられません。
この現状を考えると、やはりストリーミングに手を出しづらいです。

ただ、色々と調べてみると

Spotify(ストリーミング)の方が稼げる!

という記事も少ないながらも見かけたので、

真実はどちらか、ミュージシャンのみにしかわかりませんが。
かつてはバンドの解散や休止など、海外が専売特許みたいなとこもあったけど
近年は日本でもそれが顕著に現れてきています。
もちろん、収入面だけが原因ではないかもしれないけど
収入面が原因のひとつに数えられる可能性は十分にあるかと。
だから、やっぱり"現物"を買って、サポートしたいよね。
自分の好きなバンドが、少しでも長く活動できるようにさ。



Spotifyを推し進めるJoy Oppositeアダム
気に入ったバンドがいたら、CDを買おう!
と言ってます。
使い方としては、Spotifyで試聴、
気に入ったらフィジカル購入って感じですかね。
仮に自分がストリーミングサービスを使い出したとしても
こういった使い方をするでしょう。

 

 



"現物"があることへの安心感

今や何でも"データ化"の時代ですよ。
でも、データなんか壊れてしまえば一巻の終わり。
バックアップを取ってなかったらもはや救いようがありません。
バックアップを取っていたHDDやSDカードが壊れたら?
…もう考えたくないですね。
データだと手軽な分、管理するのは大変な気もします。
そういった観点から見ても、
やはり"現物"があることへの安心感って計り知れないと思うんです。
たとえ話をしましょう。


iTunes Storeで購入した曲(アルバム)がある。
iTunes壊れた!バックアップ用のファイルもダメだ!
HDDは?ダメだー!こいつも壊れてる!
サルベージするか?…にしてもどのソフト使う?
てか、そもそもちゃんとサルベージできるのか?
サルベージできても、ファイルが破損してたら…
もう考えたくなry

 

もちろん、PCやHDD、ソフトウェアも

普通に使ってれば、そんなに簡単に壊れるものでもないんですが。

こんなの、iTunesで買ったアルバムの"現物"持ってたら解決じゃん。

ケースに入っていて、目に見えてるものを
わざとでないにしろ、壊すこともなかなか難しくないですか?

そう考えると保存、管理もデータより遥かに楽です。

しかも現物のものって、出す側も凝る人は凝ると思うんだ。
ディスクの盤面デザイン、ジャケットのデザイン、
ジャケットの中身のデザイン、ライナーノーツ付ける付けない、
英詞なら日本語訳付ける付けない、
ハードケースにする?紙ジャケにする?…etc

やっぱり作った人の気持ちが込められてるというかさ。
データだと、アートワークすら

ただの画像データになってしまいますしね。
オマケに言うなら、"音楽CD"って
音楽を生業にしてる人たちの、努力の結晶自分たちの集大成
だったりもするワケじゃない。
仮に自分がミュージシャンだとしても、
やっぱデータより現物持ってくれてる人のが嬉しいよ。
今みたいな時代なら尚更。


その音楽家たちの結晶に、本人たちのサインだってもらえる。
音楽やってる人、それが好きな人双方にとって
こんなに嬉しいことはないでしょう。
Tシャツとかのグッズよりも嬉しいと思う。
ストリーミングやデータではまず出来ないことでしょうしね。






使用媒体

意外と重要なのがこの問題。
自分が今、使用しているプレイヤーは
iPod classic(160GB)、
それに付随してPCにはiTunes
そして自宅にはiPodが接続できるスピーカー
以上3点、もちろん中心となるのはiPod classic。
しかしご存知の通り、大容量HDD内臓が売りのiPod classicに
ネットワーク機能なんてありません。

それでも現状、容量が足りていない為

容量増設の改造】も、考えのひとつとしてありますが

用意しないといけないものもあり、

何よりバキバキ言いながら解体するのが恐すぎて…←
故に、自分がストリーミングサービスを使うとしたら
新たにそれ用の媒体を購入しないといけない。
少なくとも、どちらにせよ数万円はしますよねぇ…

スマホで使えばいいじゃん

なんて声が聞こえてきそうですが、
これは完全に個人的な考えなんですが
あくまでスマホの主要用途は「連絡手段」の為のツールであり

決して「音楽再生」用のツールじゃないんですよ。
LINE、メール、電話…etc の連絡手段用のものであるのに
音楽再生、その他の機能を使い、
いざ連絡手段を使いたいとなった時に電池が切れてたら
元も子もないじゃないですか。
初期スマホ、初期iPhoneじゃないんだから、
バカみたいにバッテリーの保ちが悪いとかではないんですが
電話(連絡)は電話(連絡)、音楽は音楽で分けて使いたい人なのです。

加えて言うなら、今までiPod(iTunes)にインポートした曲はどうなる?
仮に新たな媒体を入手したとして、それがApple製品
iPod Totchで、Apple Music(iTunes)を使うなら互換性も取れるかもしれない。
(実際はどうなのか知らんが)
しかし、そうじゃなく全く関連性のないものだったら?
今まで集めた25,000曲以上のものはどうなる?
また0から集め直し?
ごめん、さすがにそれは面倒くさすぎる…

 


 

 


楽曲ごとの再生回数

さすがにこの機能がないとは思えないが、
色々調べてみたけど、配信してるアーティストを
再生してる人全員?のトータル回数が出てるものは
画像もよく見かけたんだが、
個人で再生してる方の再生回数のデータや画像が
なかなか見つからなかった。
もちろん、ただ使うだけなら何の問題もない機能なんだけど
仮にも、年末には"再生回数"を元にアルバムランキング出してますんで…
個人的にはそれがなきゃ困る。
あるよね?見れるよね?教えてえろい人←
ただ、それがあるとして、2台持ちになったら

集計するのが面倒になるのは目に見えてるけど……




以上、大きく分けて4つでしょうか。

細かくすれば他にもあるんですが、

さすがにそこまで行くと、使わない理由としても弱いので割愛。



待望の日本上陸をしたSpotify

充実してるのは洋楽のようで、

もし自分が使うならSpotifyを使うでしょう。

しかし、無料版だとスキップに回数制限あるとか、

オフライン再生できないとか、間に(音声)広告ぶっ込まれるとか、

それ以前にシャッフル再生がデフォって何だよ…

使うなら有料会員必須なのは当然として、

こんなの無料で使って何が良いんだ…


しかし、ストリーミングサービスが流行ることで

販売よりも先に淘汰される気がするのは

レンタル だよね…

レンタルもシーンとって必ずしもプラスなだけではないけど

ストリーミングがあれば、その代わりは十分務まるしなぁ。


自分が時代に取り残されてるのは百も承知。

 

言ってることが馬鹿らしいことも百も承知です。

いや、でも便利だとは思います > ストリーミング

 

ライトユーザーにとっては尚のこと。


むしろそこの客層を取り入れるのが肝だとも思います。

しかし、(日本の)ライトユーザーが

そこから色んな音楽に触れていくのか?

って部分は疑問しかないです。

 

コアなリスナーは、ストリーミング云々関係なく

 

フィジカルからそういうことしてるでしょうし。


アダムが言うように

とりあえず聴いてみて、そこから広がりを持たせる、

本当に気に入ったものはフィジカルで購入する、

ってことをする人、できる人が、

果たしてライトユーザーの中からどれだけ出てくるのか

何でもかんでも

海外で良いとされるもの、流行っているものを

安易に取り入れる"だけ"な日本はホントどうしたものやら…

取り入れて、上手く日本用にシフトしないと

 

もしくは、使ってる側が頭使って賢い使い方をしないと

意味はない気もしますけどねぇ。

日本用にシフトしてもダメになるのもあるけど。

そういうのを業界人が上手くやらないと

定着もしないし、流行りもしないし、

それで食っていこうとしてる人の助けにもならない。

このSpotify上陸が、果たして日本にどれだけ浸透するんでしょうかね。

これからの動向にも注目ですね。



最後に

この記事を書くにあたり調べたサイト(主にSpotify関連)と

関連性のある自分の過去記事へのリンクを貼っておきます。

自分も読んでて面白いなって思った記事もあったし、

あー、これなら使ってみたいかも

と、思わせてくれるような記事もありました。

『俺、まちがってねぇよな?』 というサイトは

実際にバンドマンの方が書いているようなので

バンドマンならではの視点から見た記事も多数あり

非常に興味深かったです。

何にせよ、

まだストリーミングサービスを使っていない人、

これから使おうと思っている人、

そんな人たちの参考になれば幸いです。



あ、それとこんな自分にオススメの

ストリーミングサービスプラン、使い方があったら

是非ともご教授願いたいです。

よろしくどうぞ<(_ _)>






参考・関連記事
Spotify】(wikipedia)

Spotify 使用法・使用感編
Spotifyの始め方、使い方[初めての音楽ストリーミング]】(俺、まちがってねぇよな?)


Spotifyとは何?オフラインでも使える?使い方と料金について!】(モヤモヤしてみる?)

Spotifyを「Apple Music」や「AWA」と使い比べて気が付いた本当の魅力とは?】(GetNavi)

洋楽好きにおすすめのSpotifyと最近の音楽配信サービスまとめ】(ウェブと食べ物と趣味のこと)

[曲数&使用感チェック!]Spotifyの曲数どうよ?一足先に招待コード使って確かめるぞ!】(デジテクノート2)


ストリーミング 収入編
Spotifyはオワコン ミュージシャン的には】(俺、まちがってねぇよな?)

音楽ストリーミング「Spotify」はどうやって音楽業界に貢献しているのか?】(GIGAZINE)

音楽アーティストが得る収入は、1再生あたり0.16円。Apple Music、AWA、LINE Music、Spotify……定額制ストリーミング配信時代に突入】(Swingin' Thi)

SpotifyとPandoraが普及するとレーベルやアーティストが2倍、儲かる理由】(Musicman-NET)

ミュージシャンにお金を払う いちばんの方法】(dkbl)


過去記事からの参照
配信? CD? どちらで買う?
日本国内での、ストリーミングサービスの今後や如何に
新たな音源・音楽の発掘術
死んだ… のではなく、殺された
"音楽離れ"って若者だけじゃないけど…
無料ツールは日本の音楽シーンにどんな影響を与えているのか
影響力のある人物はいる。しかし、何故音楽が広がらないのか?
業界は本当に国内音楽のことを考えているのか?