海外メディアに取り上げられた国内2バンドの最新作。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


PTPに関する記事も上げ、

お次はレビュー記事いきましょう。

今回は国内バンドを一気に2つ。

リリース日は1日違いの11/29・30

配信限定が功を奏したか、1日早くリリースした

こちらのバンドからいきましょう。





ALTERNATIVE MEDICINE『ALT-MED』
01. You're My Fear, My Dear
02. The Way
03. Box Logo
04. The Great Escape feat. Ben Barlow (Neck Deep)
05. Iiwake
06. Where's Your Other Shoe?
07. Kiss Me, Miss Me
08. Irritated feat. Ryan Scott Graham (State Champs/Speak Low If You Speak Love)
09. Let It Die ~No, I Won't~
10. Push
11. Feeling Sorry
12. Heart Out



遅いよ!!!!!
もー、どんだけ待ったと思ってんのよー
と、待ちに待ったオルメディの2ndフル作
満を持してのリリースです\(^o^)/
今回は配信限定ってのが至極残念ではあるが
理由はちゃんとあると思ってます。

まず、最初に↑に載せたように
KRIやIGでのライブで数多くの海外バンドとの
共演した経験のあるオルメディ。
今回の収録曲の中から、Neck DeepBen とfeat した
"The Great Escape"は海外でも軽く話題になり、
本家APにも取り上げられました。
そしてState ChampsRyan ともfeatした"Irritated"
そういった海外バンドメンバーとのfeatも相まって
より多くの海外の人たちに早く聴かせたい
という思いがあったからだろうと思う。

で、そんな海外にも推し進める『ALT-MED
ある種のセルフタイトルアルバムとも言える作品の中身は…
先述の豪華featをした2曲は言うに及ばず。
USのThe Moms とのスプリット作に収録された
"Kiss Me, Miss Me"、"Feeling Sorry"の2曲も収録。
MVになっている"You're My Fear, My Dear"と
"The Way"もオルメディらしさ全開の
ポップでキャッチーさが光る良曲です。
先日のSIO公演の時に会場に来ていたリエティにそのことを伝えると
『それが私たちです!』と力強く言ってくれた。
実際、これを朝の出勤時に聴いた時
まぁ、心地良かったこと。
朝、散歩中、何ならデートの待ち合わせにも
そんなシチュエーションにピッタリな気も。
今作には日本詞も多く使われており、
底抜けのキャッチーさはそこにも裏付けされてるのかも。
そんな全日本詞で送る"Iiwake"は
今作で個人的に最初にキタ曲でした。
キャッチーさの中に、ほんのりエモーショナルさが見え
まさに日本人好みの曲に仕上がってるなと。

自分の中では『和製We Are The In Crowd』なオルメディ。
(肝心の本家WATICは休止中だが…(。-∀-)苦笑)
今まではPOP PUNK感も強かったけど、
今作… いや、果てはThe Moms とのスプリット作から
POP PUNKはしつつも、POWER POP、POP ROCK的な面も
強くなってきているなぁと感じた。
年明けにはリリースツアーと称して
ステチャンのRyan のソロプロジェクト、
Speak Low If You Speak Love を引き連れてきます。
しかも、Speak Low~のフルバンドセットは
日本初じゃないかな?
日程的にも、2017年のライブ初めは
ALTERNATIVE MEDICINE/Speak Low If You Speak Love
になりそうです\(^o^)/




お次は

フラゲ日はオルメディリリース日と同じながら

本来のリリース日は1日遅れた30日

オルメディからジャンルもまるっきり変わって

日本の誇るメタルコア、4枚目となるフル作





Crystal Lake『True North』
01. Alpha
02. Omega
03. Hatred
04. Metro
05. True North
06. Breathe Deep
07. Black And Blue feat. JESSE (RIZE/The BONEZ)
08. Six Feet Under
09. Walk On Water
10. Waves


リリース前には
Good CharlotteJoel が取り仕切るマネージメント会社
MDDNと契約】し、前作『The Sign』に続き、
Artery Recordings から海外リリースも決定しました。
昨年からどんどん海外への幅を広げている
数少ない国内バンドですね。
それでも海外ツアーへ漕ぎ出さないのは
やっぱメンバーがなかなか固定されないからなのかなぁ…
そこだけがホントに残念すぎる。
早いとこ海外ツアーしてほしいし、
海外のファンも待ってるのにね。

さて、そんな話題のバンド最新作ですが…
なんか落ち着いてしまったなぁ
って感じの第一印象でした。
てか、リリース前に発表した
"Omega"と"Six Feet Under"が期待を煽りすぎたんだよな(。-∀-)笑
この2曲みたいのがあと2曲…

いや、あと1曲でもあればなぁ。
どっかのバンドみたく、クリーン導入曲、
果ては全曲クリーンもあったりするけど
思いの外悪くなかったの確かだし収穫だけども。
リリース直前に発表した"Black And Blue"
もう、これはJESSE様様に尽きる。
やっぱJESSEかっこいいな。
こうして違うバンドでfeatしても存在感バッチリ。
作風が全体的に落ち着いてるのと、
ここでラップが強いJESSEを呼んだってのも
世の"ニューメタリバイバル"を少しは意識したのかな
という気もする。

今作も良作ではあるし、海外ウケもしそうではあるけど
『The Sign』超えはないな、と。個人的には。
ツアーには参戦決まってるし、
今作の曲がライブでどう化けるかが見物です。





と、そんな最新作2枚のレビューでした。

年間アルバムランキングに名を連ねるかどうかは

リリース時期的に厳しい気もするけど、

希望があるとすれば"国内バンド"だということ。

海外と比べると聴いてるバンドの数も、

単純な再生回数も少ないので

そこに付け入るスキがあれば

ギリギリTOP 10入りも夢じゃない!(σ・Д・)σ


今回この2枚を選んだのは

リリース日が近かったのはもちろん


12 up-and-coming bands from Japan you need to know (知っておくべき日本のバンド12選)(Alternative Press)


本家APの記事に、この2バンドが取り上げられた!

ってのもあるからです。

ネット時代になったことへの利点の1つですね。

国問わず、色んな音楽が聴きやすくなったのは。


そして国内のAPでも、年末恒例となった


AP READERS POLL 2016

の投票の募集が始まっています。

自分は始まってすぐに送りましたが笑

日本だけのクソみたいなメディアには決して作れない

良きランキング、1年のまとめに

是非ぜひ、自分の思う良きライブ、良きバンドを

挙げてみてはどうでしょう?( ´∀`)b

では、本日はこれにて。