Pay money To my Pain - 俺の痛みに金を払え [無期限活動休止] | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


 
【解】Broke up Bands【散】のテーマで

今年1年、これまで11のバンドを綴ってきました。
 



シーンから姿を消してしまったバンドに焦点を当て
 
バンドがシーンから消えても音源は残る
 
その音源と共にバンドを紹介していく記事、です。

第1弾は、昨年解散してしまったFACTについて書きました↓
 
FACT - 国内に於いては言葉通り"唯一無二"の存在
 
今年の年始はFACT、そしたら年末はこのバンドで〆る以外にない。

 

 

 

Pay money To my Pain
俺の痛みに金を払え

 

 

FACTと同様、国内ラウドシーンの先駆けとして
 
類稀な曲とライブを誇ったバンド。
 
2012年12月30日
 
vo.Kの急逝により、翌年
 
Kの1周忌となる2013年12月30日に
 
Pay money To my Painとしてのラストライブ

From here to somewhere】をもって活動休止。

テーマは「解散」としているが

PTPは正式には解散ではなく、活動休止
 
だがKは他界し、メンバーも
 
Kがいないなら、このバンドは"ない"んだ
 
と明言してることからも
 
今後、シーンに再び現れることはないだろうが故に
 
このテーマで取り上げさせてもらった。
 
 
それでは早速、PTPの"痛み(曲)"を紹介していこう。
 
と、その前にひとつ。


いつも曲ごとのリンク先は

バンドやレーベル、その他諸々
 
"オフィシャルチャンネル"のものを貼り付けるようにしてはいる。

しかしPTPの場合は、確認されているMVの数に比べ

公式チャンネルそのものがUPしてるMVが少なすぎる

故に、不本意だが

公式以外でUPされているVIDEOのリンクも

今回はいくつか貼ってあります。

曲紹介もしないでバンドの記事なんて書けるかよ
 
ってのをご理解いただきたい。
 
以前は一般アカウントでMVを上げてた人もいたろう。
 
今、YouTube上にはないMVも
 
過去にYouTubeで見たことは間違いなく記憶にある。

もちろん、違法アップロードは決して褒められたことではないが

公式が上げない以上、一般垢の方にリンクを貼るのを許して欲しい。





Drop of INK』 (2006)
 - Black sheep
 - Against the pill [LIVE]
 
PTPのデビューシングル
このシングルにはあと1曲、ラストライブのタイトルにもなった
"From here to somewhere"が収録されている。
ベスト以外では、このシングルにしか収録されていない。
基本的にはアルバム紹介をしていく中、敢えてシングルを挙げたのは
やはりFrom~の存在が大きい。
 
シングルは他に『Writing in the diary』『Pictures』がある。
『Writing in the diary』には、MV曲のOut of my hands
ライブでは欠かせないAnxietyが収録されている。
『Pictures』は言わずもがなだ。
しかし、個人的に好きな"Butterfly soars"は
From~と同じく、ベスト盤以外は『Pictures』にしか収録されていない。
こうしたシングルのカップリング曲に至るまで
良曲揃いなのがPTPの強みだ。




Another day comes』 (2007)
 - Another day comes
 - Home [LIVE]
 
そしてこれがPTPの記念すべきデビューアルバム。
タイトル曲となる"Another day comes"の名曲っぷりはもちろん
泣かせるバラードの"Home"
それだけでは終わらない、フロアのカオス化必須の
"Paralyzed ocean"や"The sun, love and myself"等
1枚目からPTP節炸裂のアルバムとなっています。




after you wake up』 (2009)
 - Same as you are

収録楽曲は全9曲と、フルアルバムにしては
若干足りない感もある2nd album
しかし、MV曲となった"Same as you are"を始め、
PTPの名の一部を冠する"Place to pay"
タイアップであり、初の配信限定曲となった"Bury"や
サッカーゲームのウィイレ2010には"The answer is not TV"を提供、
ライブでは激しい縦ノリを見せる"Here I'm singing"等
十分聴き応えのある1枚になってると思う。




Remember the name』 (2011)
 - This Life [LIVE]
 - Weight of my pride
 - Deprogrammer
 - Greed
 - Pictures
 - Dilemma[LIVE]
 
おそらく、PTPのアルバムの中でいちばん人気というか
最も知名度が高いアルバムだと思われる3rd album
かく言う自分も"Deprogrammer"からPTPに入ったクチなので。
1曲目の"This life"から最後の"dilemma"まで
ガッツリPTPを味わえる作品となっている。
その頭と締めの2曲がバラードだってのもまた良い。
↑でリンク貼ったのはもちろん、それ以外でも名曲が多い。
"Weight of my pride"を始め、ライブではフロアブチ上げ必須の
"13 monster"、"Atheist"、"Greed"
OUTBURNでcoldrainがカバーし、号泣するほどの涙を誘った"Pictures"
そんな名曲揃いの中でも、自分が激推ししたいのが"Gift"
シャウトこそないものの、PTPの持ち味であるエモーショナルさ全開で
テンポも良い名曲。
PTPに限らず、カラオケに配信されてるラウド系バンドの曲の中で
非常に歌いやすいのも良い。
確かFrom~の予習の際に一気に気に入って
ライブ当日はまぁ… Giftで泣いたよね。
個人的には、ベストがなかったらこのアルバムがベスト
ってくらいに名盤だと思う。
 
そんなこのアルバムから、先ほども言ったように
OUTBURN初年度の2013では
SiMが"Weight of my pride"を、
coldrainが"Pictures"をそれぞれカバーした。
どっちも現場で聴いた時は涙したなぁ…
SiM / coldrain、Pay money To my Painカバー 未公開LIVE映像




Breakfast』 (2012)
 - Sweetest vengeance
 
そして、こちらがベスト盤。
LIVE-40-の為にそれまでの楽曲全部揃えたけど
これを買った理由として
リンク貼った新曲の"Sweetest vengeance"と
"Innocent in a silent room"があったのはもちろん
初回限定盤には、そのLIVE-40-のライブBDが付いてたから。
そして当然、ベスト盤と言われるだけの
収録楽曲のラインナップ。
1枚1枚集めるのが億劫だという人には
これ1枚渡しておけば十分事足りるほど。
いや、もちろん後々ちゃんと全部集めて欲しい。
世の中、ベスト盤だけでは語りつくせない良曲、名曲が
それぞれのアルバムに詰まってるんです。




gene』 (2013)
 - Rain

そして残念ながら、ラストアルバムとなってしまった4th
制作途中でKが他界してしまった為、収録曲の約半分は
豪華ゲストボーカルを迎えて完成まで漕ぎ着けたが
これを全曲、Kが歌っていたらどれだけのアルバムになっていたか…
ってのは、どうしても考えてしまうよね。
そんな中でも、やっぱり外せないのは"Rain"
これに尽きる。
From~でコレが流れた時には号泣でした。
それまで音源を何度聴いても、MVを何度見ても
涙なんてホントに流れなかった。
元来、曲聴いて泣くとかそんなにない人なので。
でも、これをあの最後のライブで、
ライブ会場で聴いた時の破壊力の凄さよ。
 
FACTの『KTHEAT』もそうだったけど
まだまだいけるのにこれで最後になっちゃうのか…感が半端ない。
もっともっと、Kが歌うPTPが聴きたかった…
 
と思ったら、From~から1年後の2014.12.29
未発表音源となる【Room #103】が公開された。
PTPリスナーの涙を誘う楽曲だったのは言うまでもなく。
 
そして昨年末
Kの3度目となる命日には
"Relive"という未公開音源が1日限定でYouTubeにUPされた。
まだ全然制作途中感のある"デモ音源"って感じの曲だったが
新たに発表されたKの肉声入りの動画・音源に
ファンは大いに喜び、再び涙したことだろう。
 
 
 

 

そして、今年

Pay money To my PainCOMPLETE BOX

がリリースされますね。

 

既存のリスナーにも、新規リスナーにももってこいの豪華仕様。

 

これひとつで、けっこうな情報を知れることでしょう。

 

 


 
"Pay money To my Pain"という名前の由来について
 
Kは曲作りをする際

その時に思っている不満怒りを詰め込む。

故に曲作りは苦痛そのもので、物凄く"痛み"を伴う。
 
その痛みが形となったものが「CD

Kにとっては"痛み"と"CD()"が同義である為、
 
pay money to my pain (俺の痛みに金を払え)
 
すげぇ痛い思いをはき出した物に対して、
お前らはCDを買ってるんだっていう俺なりの壁。
こっから先は入ってくんなよ


という思いから付けた名前だそう。

しかし、これは結成当時の話らしく

その時は大嫌いだったファンも、後は大好きになったようで。
 
"ファンとの壁"は自分でぶっ壊したみたい。

と、いうことだそう。


PTPは、ラウドモッシュダイブ御用達の曲もあるけど
 
エモーショナルで聴かせる曲もハイクオリティ。
 
FACTにもエモーショナルな曲はあるけど
 
やっぱFACTは速曲暴れ曲のイメージのが強いからね。
 
そういう点から見ても、

やっぱりPTPの後継は、coldrainなんだなぁって思う。
 
「バトンは引き継いだ。受け取った」
 
って、休止してからはしきりに言ってたからな。

1月の【VENA JAPAN TOUR】も

静と動が入り混じる、ホンットに良いライブだった。
 
 
最初に貼った
 
From~の時のライブレポでも言ったけど
 
自分はホントにPTPを知るのが遅すぎた。
 
故に、生涯で3度しかPTPのライブに行けなかった。
 
これはホントに後悔以外の何ものでもない。
 
でも、その3度が
 
Devilock Final
LIVE -40-
Fron here to somewhere
 
どれもアルバム発のツアーではないものの

3つとも、特別な意味のあったライブだったようにも思う。

そこに行けただけでも、
 
いや、あのとんでもない倍率のFrom~に行けただけでも
 
良かったとは思う。

 

チケットを当ててくれた友達には感謝してもしきれない。
 
それでも、今この時にまだPTPが存続してたら
 
今の音楽シーン、ラウドシーンはどうなっていたんだろう
 
と、思わずにはいられない。
 
 
FACTのように、メンバー全員が存命でないばかりか
 
フロントマンが他界してしまったし
 
メンバーも明言していることから
 
FACT以上に、奇跡再結成再始動なんてのは
 
今後、間違いなくないだろう。

でも、こうしてPTPの音は今後も残り、
 
後継者たるバンドだっている。
 
そういったものを広く世に示していくこと
 
長く長く残し続けていくことが
 
Pay money To my Pain
 
K

心惹かれ、救われてきた人たちが

取るべき道なんじゃないだろうか?

そんな風に思います。



 

 

参考資料・参考記事
Pay money To my Pain - Voice From Friends】(オフィシャルHP)
Pay money To my Pain ラウドロックシーンに遺した"遺伝子"の秘密】(音楽ナタリー)
PTPボーカルのKが死去…苦難だったこれまでの闘病生活】(NAVER)

PTP インタビュー『Breakfast』リリース】(激ロック)
『gene』リリース時 ロングインタビュー】(激ロック)

音楽と痛み Pay money To my Pain】(地下室TIMES)

2012 LIVE REPO 1st. Pay money To my Pain -LIVE 40-
2012 LIVE REPO 7th. DEVILOCK NIGHT THE FINAL
2013 LIVE REPO 36th. Pay money To my Pain ~ From here to somewhere
2013 LIVE REPO 6th. MONSTER ENERGY OUTBURN TOUR 2013
coldrain好きにオススメするバンド11選
Pay money To my Pain好きにオススメするバンド13選
 

 

 

 


この記事、当初はFACT記事の翌月

今年の2月にUPするつもりでいました。

でも、PTPのこと書くなら12月だよな…
Kがこの世を去った月でもあるし


と思い、今月まで持ち越しました。

ホントは命日に上げるってことも考えたけど

ホントにド年末は、ブログも1年のまとめに入ってしまうし

今年の内に、多くの人に、多くのPTP好きな人に、

この記事を読んでもらいたかったって意味も込めて

命日と言わず、それよりも割と早めに上げました。

という、この記事をUPする際の裏話でした。
 

 

 

ついでに余談。

 

 

 

【解】Broke up Bands【散】

 

と、今年から新たなテーマを設けて

 

解散や活動休止してしまったバンドに焦点をあてた記事を

 

月1ペースで、計12バンドずつ書いてきました。

 

本来、こんな記事なんて書かないに越したことはない。

 

でも、今の音楽シーンの現状として

 

世界も、日本ですらも、解散や休止するバンドが後を絶たない。

 

だからって、解散したら「はい、オシマイ」

 

それじゃあまりにも寂しすぎる。

 

第1回を飾ったFACTの時から言ってきた。

 

シーンからいなくなったとしても

           バンドの音楽は残り続ける

 

良い音楽は、バンドがいなくなっても尚、後世に残っていく。

 

そういったことを知らずに終わってしまうにはあまりに勿体ない。

 

そういう人たちが、どんなキッカケででもここに辿り着いて、

 

いなくなってしまったけどこんなに良いバンド、良い音楽があったんだな

 

と、知ってもらえたら幸いです。

 

そういったことを目的として書いてきたテーマ

 

【解】 Brokeup bands 【散】

 

です。

 


もう一方のテーマ

 

【推】 Recommend 【薦】

 

解散バンドの記事と同じく、今年から始めたテーマ記事。

 

解散バンドだけ挙げるんじゃなくて、じゃあ

 

そのバンドが好きだった人が次に何を聴けばいいのか?

 

と、いうところからスタートしました。

 

故に1月は、こちらもFACTを元にした記事から始めたんです。

 

もちろん、解散したバンドだけではなく

 

現行のバンドをもとに記事を書くのも本来の役目のひとつ。

 

好きなバンドひとつだけじゃなくて、

 

好きなバンドが好きなバンド、影響を受けたバンドも聴けば

 

もっと音楽が楽しめるんじゃないか、ってのがキッカケです。

 

もっと色んなバンド、色んな音楽を知ってほしい

 

って、ところから始まったのがこっちのテーマです。

 

記事の内容的にも、モチベーション的にも、

 

解散バンドの方よりも気軽に書けたし

 

このバンドにはこのバンドをー……と

 

ラインナップを考えるだけでも楽しかったです。

 

実際にそこから新たなバンドにハマってくれる人とかもいて

 

そうして感謝の言葉をいただけるのが本当に嬉しかった。

 

このテーマで記事を書いて良かった、と心の底から思えます。


ネットに広まったものはもう消せない。

 

そこを逆手に取った部分もあります。

 

このアカウントの、このブログ自体を削除しなければ

 

ここで書いた記事自体は残っていく。

 

あぁ、あとはアメーバ自体がなくならない限りは、か笑

 

そうして、ふとしたキッカケに立ち寄ってくれた人の音楽ライフに

 

少しでもプラスになればいいなと。

 

と、まぁこうして新たにこのテーマで記事を書こうと思った経緯でした。

 

 

このテーマで記事を書くのも年内最後なので

 

やり始めようと思ったキッカケを少し語らせてもらいました。

 

それでは。